「最近中国アニメは凄いと聞くけど、日本は超えられてしまうのかな…?」
「中国アニメと日本アニメを比較したとき、アニメ好きのみんなはどう思っているのかな?」
中国のアニメ・漫画市場は2021年に2,400億元(約4兆円強)※1を超え、2025年には『ナタ 魔童の大暴れ』が興行収入3,100億円※2を突破。アニメ映画として、世界歴代1位を記録したことでも話題になりました。
※1 参考:ジェトロ(日本貿易振興機構)
※2 参考:東京新聞
こうしたニュースを見ると、現在中国アニメが急速に進化していて、今後日本アニメを超えるのではないか、すでに超えているのではないかと気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では10~70代の男女(196名)を対象に実施したアンケートをもとに、中国アニメは日本を超えるかに関する意見を紹介していきます。本記事を読めば、中国アニメと日本アニメの違いやそれぞれの強み・弱みが分かるので、ぜひチェックしてみてください。
【196人に聞いた】中国アニメは日本を超えるか?

すでに超えている(1票)
要点・要約
日本は法的には自由度が高いにもかかわらず、若手アニメーターを使い潰して自滅し、結果的に中国企業にいいように扱われている。本気で改善を目指すなら、まずは適正な報酬・休息・労務管理の徹底から始めたほうがいい。
「すでに超えている」を選んだ理由
- 残念ながら、クオリティの面ではもう比べようがありません。しかし中国は表現の規制がなかなか厳しい国で、キャラクターやシナリオにお上から”細かい注文”が入ったり、国威発揚のための注文が入ったりすることがよくあります。ゆえに自由を求めて中国人アニメーターや中国人クリエーターが、日本をはじめ海外に逃げるケースがあるのもまた事実。つまり法規制の面では日本のほうがずっと有利なのですが、そんな中で若いアニメーターを使い潰して自滅し、今や中国の会社にいいように使われているのが日本のアニメ界の現状です。もし改善を本気で望むのなら、十分な報酬と休息を約束し、それを実現するための労務管理をすることから始めるべき(30代男性)
超える(9票)
要点・要約
近年中国アニメはディズニーや日本アニメの長所を吸収し、資金力や技術力を背景に急速に進化している。『羅小黒戦記』など高品質な作品も登場し、表現や物語の完成度も向上。一方で、日本は低予算・長時間労働などの問題で、人材流出やなり手不足が深刻化。現状のままでは中国が日本を追い抜く可能性がある。
「超える」を選んだ理由
- ここ最近の中国産アニメは、日本のアニメだけでなくディズニーやピクサーなどの良い部分を吸収して再構築した感じで、クオリティーは急激に上がってきていると感じます。特に『羅小黒戦記』というアニメは素晴らしかったです(40代男性)
- 以前から比べると、中国アニメもアニメーションやストーリーの不自然さがなくなってきましたし、日本のアニメ制作会社の中でも中国系の方々の名前が増えてきました。その方々が自国に技術を持ち帰り発展させていくと考えると、数の力で日本は超えられるでしょう。日本は長時間労働、給料も安いと聞いたことがあります。若い人たちはそのような環境を好まない傾向にあり、なり手不足でアニメ業界自体が先細りしていきそうです(40代女性)
- 圧倒的な資金力と最新技術を中国が持っていることが、中国アニメの進化を根本から支えていると感じます。中国古来の歴史や神話をもとにした独自の世界観を持つアニメが国内外で高く評価されていると思います。日本のアニメ業界は人手不足、資金不足に悩んでいる面があると感じられます。中国アニメはいずれ日本アニメを超えて世界に台頭するのではないかと思います(20代女性)
- 中国が国策でアニメ制作に予算を投じて、優秀な人材を引き抜き、また育てていけば、超えると思います。しかし、超える前に予算が尽きてきたら、あるいは日本のアニメ界の労働環境が良くなったら、中国アニメは衰退すると思います(50代男性)
- 日本では近年になりサブカルチャーへの予算が削減される傾向にあり、著名な名作であっても低予算で制作することが余儀なくされています。一方、中国では国を挙げた施策に加えて国内外からの投資もあり、潤滑な予算で制作できる環境になっています。さらに中国独特の文化やセンスが加わり、これまでになかったハイクオリティな作品が世界を席巻しつつあります(50代男性)
- エンドクレジットなどを見ていると中国の方の名前をよく見かけるし、日本はアニメにお金をかけない傾向にあるから(30代男性)
- 近年、中国のアニメは日本のアニメをよく研究していて格段にレベルが上がっているし、中国は予算や人材が豊富で、その点では日本は太刀打ちできないと感じるので(40代男性)
- 中国の技術力はかなりあり、中国人には勤勉さもあるので、ワーク・ライフ・バランスの考え方が高まった日本のアニメは中国に逆転されると思う(30代男性)
- 日本が変わらず粗製濫造のアニメを出し続けていたら間違いなく超えられると思います(30代男性)
どちらかというと超える(33票)
要点・要約
中国アニメは資金力や3DCGなどの技術発展、国の支援を背景に急成長している。『羅小黒戦記』『万聖街』など高品質な作品も増え、日本で学んだ世代や若手の台頭で制作力が向上。一方で、日本は低賃金や人材流出など課題が多く停滞気味。表現規制は残るが、総合力では中国が日本を追い抜く可能性が高い。
「どちらかというと超える」を選んだ理由
- 日本のアニメーション制作技術は凄いが、中国はCG制作周りの発展が凄く、制作工程の短縮化が1番進みやすいのではと思う。その分、日本のリッチな表現をティザー(=作品の情報を断片的に公開して期待感を煽る予告映像)やOP/ED以外にも盛り込めるようになっているので、視聴体験としては30分アニメというより映画に近づいていくのではないかと。また、アニメーション技術だけでなく、原作についても日本は枯渇しかけているように感じる。動きがなくても成立するような話(なろう系/日常系など)が増えているように思う。反して、中国はアニメのために原作書き下ろしを行ったり、小説から話を持ってくるので、うまくバランスが取れるようになれば、一本一本の質は勝てるようになるのでは(30代男性)
- 『万聖街』というアニメを見たときに、最初は日本のアニメだと思うくらいのクオリティで驚きました。物語も面白いですが、日本でも馴染み深い多種多様なキャラクターが魅力的で、もちろん声優さんも日本で活躍されている方たちだったので、続きが気になって探したときに中国アニメだと知ったため、こうやって中国アニメが増えていくのかなと感じました(30代女性)
- 2つの世代の躍進により、同等かそれ以上になると思う。1つ目は日本で学んでいた世代。実際の制作現場や専門などで学んだ世代が頭角を見せている。2つ目はテックリテラシーが高い比較的若い世代。技術や技法などのin/output、いずれも優れている(20代男性)
- 資金力と市場規模、3DCGやリアルタイム技術の導入、配信基盤の強さで成長速度が速い。神話や武侠など独自題材も厚い。一方で検閲など表現の制約は課題だが、短・中期は拮抗、長期的には優位に立つ可能性が高いと考える(20代男性)
- 日本アニメはここ10年でアイデアが枯渇しマンネリ化が激しく、アニメーターの労働環境も一向に改善しないため、業界全体が停滞している。一方で中国アニメは予算があり、アニメーション技術も日本から学んだアニメーターが活躍し、物語の内容もパターン化している日本アニメと比べると新鮮に見える。加えて、日本のアニメオタクがよく揶揄するような”検閲”も、隠喩的な表現方法を使うことであまり問題にはなっていない。評価の高い作品もいくつか出てきており、現状では中国アニメは日本アニメよりも勢いがあると思える(30代女性)
- 3Dアニメの面では、すでに日本アニメの数歩先を歩いていると思います。2Dでも製作体制が整ってきているのか、10年前よりも作画枚数が増えて動きが滑らかになってきていると思います(30代男性)
- アニメにしても映画にしても日本よりも多額のお金を投資できるため、将来的には日本のアニメを超える作品ができると思います。ただし技術的には超えるかもしれませんが、シナリオや作品の構成力については何とも言えないと思います(40代男性)
- ここ数年ヒットしているアニメが日本には少ない気がします。制作技術はまだ日本のほうがあると思いますが、中国もこの先技術を上げてきたりグッズの制作など幅広く世界に発信していくのではないかと思いました(30代女性)
- ストーリーや脚本についてはある程度思想統制されているため超えるかどうかは難しいですが、日本よりも資金を大量に投資できるため技術的には超えると思っています(50代男性)
- どのような要素を見て超えるといえるのかは曖昧だが、人口の分母が中国のほうが圧倒的に大きい分、超える部分が現れてもおかしくはないと思う(40代男性)
- 何といっても視聴する数が多いので、それに応えようとしてクオリティーが上がっていく。日本とはそこが1番大きな違い。技術など日本人から吸い上げて、いくらでもあげることができるから(50代男性)
- まず、一つの作品にかけられる予算が桁違いだと感じています。ニッチなアニメでない限り、予算はクオリティに直結すると思います。また、最近では日本のアニメのエンドクレジットに中国の方の名前がすごく増えたと感じています。技術を持った中国の方が増えて、日本人が減っているのだと思います。すでにスケールでは中国アニメは日本アニメを超えていて、クオリティでも超えるのも時間の問題だと思います(40代男性)
- 圧倒的な人口の差があり、才能を持った人が現れる母数が日本より多いと思います。また、近年の中国のAI技術などがアニメ制作に大きな影響を与えると思いました(30代男性)
- 映像的には日本アニメと遜色ないと感じるが、内容的には演出が冗長だったり脚本が万人受けしないようなものが多いと感じる。良い演出家・脚本家次第では日本アニメを超えてもおかしくない段階にいると思う(30代男性)
- 最近の中国漫画が日本の漫画よりも面白いと感じることが多くなってきたため、いずれアニメ化するとなると越えるのではないかなと思っています。絵やイラストは普通ですが、話の内容がありきたりだけど面白いのと無料で読めるところが増えているのが関係するのかなと思いました(20代男性)
- 徐々にクオリティが上がってきているし、日本のアニメーションは今後労働力が不足して徐々に衰退すると思うから(40代男性)
- 少し前に中国アニメを見たが、まだ日本には及ばないが、当時より出来が良くなっているから(30代男性)
- 制作環境などの実態はよく知らないが、実際に自分が見た感覚ではつい最近まで日本の90年代以前のような作画や演出だったように思っていたが、最近では今の日本と同等のものになっており、手による作画も3DCGもクオリティのかなり高いものが多くなっているように思う(30代男性)
- 中国アニメは、日本アニメの表現力を吸収しながら急速に成長している。市場規模も圧倒的で、国の支援体制も整っているので、世界的影響力の面では日本を超える可能性が高いと思う(30代男性)
- 中国が配信しているスマホアプリゲームを見ていると、キャラクターデザインのクオリティの高さを感じるため、アニメもどんどん進化していくと感じる(30代女性)
- 中国の市場規模の大きさは日本の数倍とされており、優秀な人材が集っているため。最近の作品でいうと、『羅小黒戦記』はクオリティーも高く、一部では日本の作品を凌駕したと考えられる(40代男性)
- 中国は歴史や伝統が長いので、それだけアニメに関する題材も豊富でキャラクターの多様さを活用できると思います。特に歴史もののアニメには期待しています。技術の発展も著しいので、国が力を入れたら世界で通用するアニメ大国になりそうです(50代男性)
- 超える・超えないの基準や定義をどうするかにもよるが、中国人好みのストーリーなどはやがて中国人が作り出すと思うが、日本人好みのは日本人しか作れないと思う。だが、そのときには中国人の人口が多いので、世界的な売上で見れば、中国アニメの数字が大きくなると思う(30代女性)
- 日本アニメに比べるとまだまだ技術の低さは感じますが、その技術もここ数年でかなり縮まっていますし、やはり市場規模が中国はとても大きく日本の比ではないので、そのうち技術が追いつかれ、さらには抜かされる可能性があり、超えると思います(40代男性)
- 日本で学んだ技術などを活かして広めるのは、中国という国では政策的にも金銭的にも得意だと考えるので、超えていくと感じます(30代女性)
- 日本で放送されている最近のアニメ番組で、中国アニメがあったりするため(20代女性)
- 日本のアニメーターの給料と中国のアニメーターの給料にはかなりの差があると聞いたことがあります。そのため有能な日本のアニメーターは中国に引き抜きにあうこともあると思い、日本のアニメクオリティは下がる可能性が高いと思いました (30代女性)
- 日本のアニメにも中国のスタッフが多く参加しているし、いずれ彼らが中国でアニメを作ったらクオリティーの高いアニメを作る可能性は十分にあると思う(40代男性)
- 日本のアニメを視聴して育った世代が多く、AI分野における人材育成が日本よりも進んでいるので、追い越される可能性があると思う(40代男性)
- 日本のように働き方改革が進められていない現状では、中国が日本のアニメのクオリティを研究し、改革を重ねていきそうだから(60代女性)
- 売り上げだけでいえば、すでにいくつかは超えている。ただし、日本人に受けるアニメは今のところほぼなし。おそらくこれからもないと思う(40代男性)
- 綺麗に動くし、作画もレベルが上がっていると思うからです。超えるのも近いと感じます(30代女性)
- 日本国内だけを見ると中国アニメは広がらないと思いますが、世界的に見ると人口差を考えると中国が圧倒的に思えます。あと日本はアニメに力を入れていると言うけど、アニメーターなどの製作者さんの待遇面がいい印象がないブラックイメージを変えない限り未来はないと思える(50代男性)
どちらかというと超えない(96票)
要点・要約
技術や体制では、中国が資金力や3DCGで急伸。一方で、物語の多様性や作家性、声優・脚本・演出、原作の厚みなど、総合力では日本が優位。中国には検閲による表現制約もあり、現状は部分的に拮抗、総合では日本優勢。ただし、日本の労務改善が遅れれば、逆転する可能性も考えられる。
「どちらかというと超えない」を選んだ理由
- 何を持ってして日本アニメを超えると定義するか、という点が難しいところだと思いますが、作品の良さや人気といった観点では中国が日本のアニメを超えるのはなかなか難しいのではないか、と感じます。一方で、アニメ作品を作る上での制作体制やスピード、労働環境といった観点では、現時点ですでに中国のほうが優れている可能性もあるのではないかとも感じます。しかしながら、作品を作る体制が良くても、根本的に面白いと視聴者が感じるアニメでないと、世界的な需要は見込めません。日本のアニメが面白いと世界で受け入れられているのは、日本の風土、環境、文化、といった土壌が大いに関係しているのではないかと思います(40代女性)
- たしかに中国アニメの作画クオリティや資金力は目覚ましく、技術面では日本に肉薄していると感じます。しかし、日本アニメの強みは、長年培われてきたストーリーテリングの多様性や、キャラクターの細やかな心理描写にあると考えています。クリエイターの独創性や作家性が尊重される文化的な土壌は、一朝一夕で築けるものではありません。技術で追いつくことはできても、心に深く響く物語を生み出す総合力では、日本の優位性はまだ揺るがないと思います(30代男性)
- 結論からいうと、まだ超えていないと思います。なぜかといえば、中国産のアニメはバリエーションが少なく、幅広い年代や性別に対応している作品が少ないからです。この点は中国当局の規制もあるため、超えられない問題として今後も残り続けるのではないでしょうか。でもアニメーターへの待遇や育成といったものは中国のほうが良い面もあるので、これからそれが日本の制作現場にどう影響していくのかなとは思っています(50代女性)
- 中国アニメは近年、映像技術や作画レベルが大きく進化していますが、物語構成やキャラクター描写の深さでは日本アニメにまだ一日の長があると感じます。日本のアニメは長年培われた演出技術と脚本力、そして世界的なファン層があり、作品ごとに人間の心情を繊細に描く強みがあります。一方、中国アニメは映像の美しさや迫力に優れるものの、まだ文化的背景や物語表現において日本的な完成度には届いていない印象です(10代男性)
- 中国のアニメを以前視聴したことがありますが、途中で見るのをやめてしまいました。ストーリーは悪くなかったのですが、アニメーションや音楽などが物足りなく感じてしまいました。日本のアニメは長い歴史もあり、声優やアニメーションの質は他国と比べてかなり高いと思います。日本のアニメ制作はこだわりも強く、時間をかけて作られているので超えるのは難しいと思います(30代女性)
- 正直なところ、超える・超えないよりも、アニメのベクトルが違うような気がします。私が見たことがある範囲内ですが、日本のアニメは子どもの心に訴えかけるような心を動かすタイプのものが多く、中国のアニメは技術の高さや最先端な表現方法などより発展的な力を見せるタイプのものが多いと思います。もちろんそれらは共存することもあるとは思いますが、基本的に比較対象にはならない。ただ世界での評価は、日本アニメのほうがまだ圧倒的に高いと思うので、そういったブランド価値から考えて日本のほうが有利と判断しました(40代男性)
- 2024年に配信された『百妖譜(ひゃくようふ)』はかなり高い水準まで綺麗なアニメに仕上がっていますが、どちらかというとまだ超えてないと感じます(30代男性)
- 昔の中国アニメからすると、飛躍的によくなったと思います。びっくりしました。絵も動きも音楽もとてもよかったです。海外のものをよく研究されたのだと思います。ただ、重い作品や心の機微に触れるような作品は生み出しにくいのではと思います。国の考え方に沿わないものは規制の対象になるので、たとえ歴史ものを題材にしても人の深い悲しみやそこから這い上がっていくような感動のあるものは、どうしても作れないから。そういうものに触れない、ファンタジーやかわいい作品の路線しか作っていけないように思えます。外国人が中国の歴史を学んで、そこから想像で作る作品『キングダム』のようなものは生まれにくいと思います(50代女性)
- AIなども進んでいるからか、映像は華やかな部分が多いが、日本の作品のような人間味あるキャラクターはあまりいない(30代女性)
- 多様なジャンルを見てきたわけではないので、中国アニメの狭い範囲での感じになってしまっていますが、『羅小黒戦記』『フェ~レンザイ -神さまの日常-』を見た限りでは独特な世界観は感じますが、文化が違う感じが伝わってきて、嫌ではないのですが、すべてをすっと共感できるまでにはいかなかった経験からです(60代女性
- アニメーションの技術は日本を超えるかもしれませんが、長い歴史を持つ日本アニメのジャンルの多さやキャラクターの個性を超えるものはなかなか生まれないと思います(30代女性)
- CGの技術的な部分では、すでに日本と同格か、あるいは上をいっているかもしれません。しかしアニメや漫画、小説ラノベで大切なのは作画技術ではなくネタです。日本のサブカルチャー分野は世界有数の市場で、豊富な原作を生み出す土壌があります。画の上手さだけなら日本人を超える絵師が中華圏にも出現するかもしれませんが、日本アニメを超えることはないでしょう。日本で悪政が続き、アニメ文化が衰退すれば別ですが(50代男性)
- アニメーションの動きや技術などは超える可能性はありますが、話の内容によっては国からの強めの制約(検閲)がかかってしまう恐れがあるので、そのせいでもう一つのところで終わってしまうように思います(50代男性)
- 日本アニメの歴史が長く人気のシリーズも多いため、中国がこれらのアニメを超えるのは難しいと思うから(30代男性)
- 少子化と過酷な労働環境で働き手が減っている日本よりスタッフの人数が多く、キャラクターの見た目やアニメーションの作画などは非常にクオリティが上がってきているが、脚本の質や話の展開が悪いので、目の肥えた日本人に受け入れられるまではまだ時間がかかりそうだ(40代男性)
- アニメは絵が重要だと思います。どれだけ内容が面白くても絵が惹きつけられるようなものではなかったら売れない気がします。中国の方が作った絵が売れない、というわけではないです。世界で流行る日本のアニメは日本で生まれ育った人が描いたものだと思うので、日本人の感性によって作られたものといえると思います。感性を真似することは中国で生まれ育った人にはできないと思うので、どちらかというと超えないを選びました。ただ結局のところ、売れるものは売れるし、売れないものは売れないので、たまたまいま中国のアニメが流行っていないだけなのかもしれません(20代女性)
- アニメ業界は作家や生産体制などの環境が厳しいといわれていますが、絶対的に日本人作者のスキルの質が高く、やっつけ仕事の中国産とは比較にならないと思います(60代女性)
- アニメ制作にかけられる資金力は中国のほうがあるが、日本は逆に中国よりもかけられる資金は少ないが、制作者のクオリティが飛び抜けて高いこともあって、まだまだ日本アニメのクオリティは中国アニメのクオリティよりも優秀だからです(40代男性)
- ある特定のジャンルに絞れば、中国アニメが超える部分はあると思う。ただ、アニメ作品の定義を作ったのが日本アニメまたはディズニーだと考えており、その意味で中国アニメが日本アニメを超えるにはパラダイムシフトが起きない限り、定義の範疇に収まり、超えられないと思う(30代男性)
- イラスト面でいえば、中国が勝っていると思う。しかし、ストーリーや技術などジブリ映画のクオリティを出せるのは日本だけ。もしできても日本と同じクオリティで超えることは不可能だと思う(10代女性)
- オリジナリティを感じられないし、どこかのパクリのように感じられる(40代女性)
- お金をたくさんかけられるみたいで、日本の下請けとかしてるから、日本風に書いているけど、やっぱりストーリーなど奥深い点では、マネができないので、見ていてつまらないと思うことが多い(40代男性)
- クオリティの高さは目覚ましく、予算や制作体制なども潤沢であろうと想定され、一定以上の作品は作られると想定される。が、政治体制からストーリー表現の幅が制限されることが想定され、クリエイティブに枷がかけられてしまうと想定する(30代男性)
- クオリティやストーリー性が日本のほうが高いと感じるので、超えられるとは思わない(20代女性)
- ストーリーやキャラ設定の緻密さが日本アニメのほうが圧倒的に高く、まだまだ日本アニメは高い壁だと感じたからです(30代男性)
- そもそも日本のアニメというのがあって、それを目指して頑張っている。でも、師匠を超えるにはそれなりに時間がかかるもの。まだまだこれからなのでは(40代女性)
- どちらも素敵だと思いますが、個人的には日本のアニメのほうが映像も繊細で滑らかに見える気がします。日本のアニメしか観たことがなかったのですが、先日初めて中国のアニメを観てみましたが、かなりクオリティも高く、また日本とは違う良さが見れてよかったです(20代女性)
- 何を持ってして超えるかというのもあるのですが、市場規模でいうと中国のアニメ市場はすぐに日本を超えていくでしょうね。中国は大きく国民が多いですから、一度大きく盛り上がると日本では超えることはできないでしょう。アニメのクオリティでいうと、まだ日本は負けていません。最近の中国産アニメはどんどんクオリティが上がってはいますが、内容はつまらなく、映像は人真似の域を出ていません。日本のアニメ会社のほうが素晴らしいものを作れると思っています。しかし、中国が本気を出して人と金をアニメに本気でつぎ込んだ場合、日本はあっという間に追い抜かれてしまうかもしれません(40代男性)
- 中国アニメの認知度がまだまだ低いため、中国アニメが評価されることはないと思う(40代男性)
- やっぱり日本のアニメは面白いし、どこの国のアニメにも負けないと思っているから(30代女性)
- 異世界ものが好きでよく中国アニメを目にすることがあるのですが、綺麗だなと思う反面、演出などがしっくりこないこともあり、やはりジャンルが違うのだなと感じます。私個人としては越える、越えないという感覚ではなく、新しいアニメジャンルが生まれたように思っています。言い方は悪いですが、いい作品を作りたいと思うのと日本アニメを打ち負かすために作るということはイコールではないので、どの作品とはいいませんが、過度な演出がマイナスイメージになっている場合もある気がします(50代女性)
- 映画と同じで、アニメも文化の違いが表現の違いが出てくることになり、洋画と邦画のように日本アニメと中国アニメのようにジャンル分けしていくことになるような気がするため(40代男性)
- 映像では、中国アニメが日本アニメを超えることはあると思う。実際に私が見た中国アニメも現段階で日本と遜色ないレベルだった。しかし、現状の中国は日本に比べて表現や思想の自由が著しく制限されていると思う。やはりアニメは映像よりも話の内容が重要。表現の自由がない状態での制作では中国アニメが日本アニメを超えるのは難しいのではないかと考える(30代女性)
- 映像と作画は本当に綺麗だと思うけれど、ほとんどの作品で世界観の説明がないので、真面目に見ていてもストーリーがよく分からない作品が多いです。あと、ギャグシーンも文化の違いからか笑えないものが多い(30代女性)
- 映像の技術という点であれば、中国の成長も素晴らしいものがあるとは思いますが、日本のアニメーションにおける各分野(映像、音楽、声優など)にはまだ及ばないと感じます(40代女性)
- 映像の技術や美しさの進化は素晴らしいと思うが、ストーリーや話の展開がいまいちわかりにくい。今のところ全体的な完成度は日本のほうが優れていると思う。日本のアニメーターなど、アニメ全般に対する報酬や給与的な仕組みを早く改善する必要があると思う(50代女性)
- 映像面に関しては超える可能性はある。ただ、脚本となると変わってくると思う。どうしても政治介入により制限がかかるので、豊富なジャンルにならない。中国の人は多いのでそこ向け、もしくはプロパガンダがあれば、一部のヒットは生まれると思う。ただそれだけ(40代男性)
- 何を持って超えるのか、売り上げなのか、世界的人気なのか、いろいろとあると思うが、超えないと思う。売上金額では超えると思うが、世界的人気でいうなら超えないと思う(40代男性)
- 絵はマジでめっちゃ綺麗だけど、ストーリーがちょっと微妙な感じがする(20代女性)
- たしかにクオリティ面は向上しており、制作会社のレベルも高くなっていると感じます。しかし、中国では思想の制限が設けられていることから、自由にアニメを作ることができません。結果的に委縮した内容に留まることから、世界で通用する作品は作れないと思います(30代男性)
- 技術の面では超えつつあると感じるし、綺麗なものが多いですが、根底にあるアイデンティティーが脚本に見え隠れして作品に落とし込まれているので、違和感を感じることが多々見受けられます。セリフが日本人はそこでそんな感想は出ないと感じることや行動の意味が相容れないので、作品に集中できません。考えの違いが変わらない限り、世界には受け入れられないと思います(40代女性)
- 技術的な面では日本のアニメと変わらないものを作ることは可能だと思いますが、日本のアニメは常にその上をいくと思います(40代男性)
- 技術的な面は過去にいろいろな例があるので、それを参考にすれば同じぐらいの水準まで行けるとは思いますが、アニメは技術だけでなく、話の内容も重要だと思います。中国の国による表現の規制がある限り、中国のアニメーターは自由にできないことがあるはずなので、それが邪魔となって超えることは難しいと思います(50代男性)
- 国それぞれの伝統、文化があってそれぞれのアニメが制作されていくのだろうけど、優劣つけるとしたらアニメといったら日本のイメージがあるので、どちらかというと超えないを選択した(10代男性)
- 今の段階では同等になってきたとは思います。ストーリーも絵も上手くなってきている(40代女性)
- 最近の中国アニメを見れば、たしかに作画は良いと感じる。アクション作画は臨場感があって良い。しかし肝心の内容となると、やはり先立ってヒットした日本作品の劣化版コピーといった具合で独自性に欠ける。そこがダメな以上、いつまでも日本アニメを超えることはできない(30代男性)
- 作画とかは超えられる余地があると思うが、声優や構成などは日本人を絡ませる必要があると思ったから(20代男性)
- 作画技術やCGのクオリティは、すでに日本に迫るか、超えている作品も多いと感じます。しかし、日本には漫画やライトノベルという膨大な原作のストックがあり、そこから生まれる物語の多様性と独創性が最大の強みです。中国は表現の規制なども影響し、クリエイティブなストーリーテリングの層の厚さで日本を超えるのは、まだ難しいのではないかと感じます(30代男性)
- 作画技術や映像の美しさでは中国アニメもかなり進化していると思いますが、ストーリー性やキャラクターの魅力、作品ごとの個性という点ではまだ日本アニメのほうが優れていると感じます。中国アニメは伸びしろが大きいものの、世界的な影響力やファン層の厚さでは日本にはまだ及ばないと思います(30代女性)
- 私は過去に中国アニメの『西遊記』を見たことがあります。時代的なこともあるかもですが、絵の雰囲気が少し古い感じでした。もし今もその雰囲気が残っているのなら、多種多様でかつ絵の実力がある日本アニメを超えるのは難しいと思います(50代女性)
- 資金がたくさんあるので、その点では超えるかもしれませんが、独特な文化によって、アニメの表現などが制限され、日本のように自由に制作できない気がするので(40代女性)
- 時代ものや神話に関する作品、ピクサーアニメーションもみて楽しく拝見していました。正直なところ、クオリティや内容に驚いた部分も多かったです。しかし、日本のアニメーションの想像力であったり、デザイン性、ストーリーの細さ(伏線の回収など)の面では超えられないのではないかと考えました。何を持って超える、超えないは感覚的な部分もあるとは思いますが、個人の意見としてはどちらかというと超えないのではないかと思います(20代女性)
- 数年前と比べてキャラデザインや作画がはるかに進化したのは間違いないのですが、肝心の内容が日本人受けしないようなものだらけだからです(30代男性)
- 世界的に人気が出る可能性はあると思いますが、日本では人気が出ないと思います(20代男性)
- 制作費を考えると中国のほうが潤沢にあり活用ができるイメージだが、日本アニメは培ってきた文化や空気感が独特であり、日本の伝統ともいえるものなので、視聴数や経済効果の面で勝てることはないのかなと感じた(同じものを複数購入する推し文化など)。漫画や小説に原作があるアニメのほうがとっつきやすいため。日本のアニメは原作があるものがほとんどである(20代女性)
- 正直別のジャンルのように感じるので、超えるとか超えないとかはないと思う。それぞれ別の良さがあるし、作品の方向性も違うので比べる意味を感じないし、求めているものが違う(20代女性)
- 単純なアニメーションの質はすでに並んでいるか、超えているようなものもあるが、政府による検閲によって物語の幅のなさが生まれ、それが弱点になる(30代男性)
- 中国アニメの映像技術や作画は近年とても進化していると思いますが、物語のディテールの深さやキャラの魅力はまだ日本が一枚上手なのかなあと思います。また、映像や画像の細やかかつ繊細な出来栄えも、まだまだ日本のほうが中国を上回っているのではないかと感じます(30代女性)
- 中国アニメの実力は、日本をそう遠からず超えるだろうと予想します。それは中国の教育や、仕事のクオリティなどが非常に高いからです。しかし、完全に日本を超えることがないと感じる理由は、日本のアニメは実力というより、ストーリーが強いと思うからです。日本人の感受性が豊かな国民性ならではのストーリーは、中国では作れないと思います。そのため、ストーリーという面では中国は日本には敵わないと感じるため、日本を超えることはないと回答いたします(20代女性)
- 中国アニメの発展は、目覚ましいものがあります。専門的に勉強できる場所も増えてきて、画力もストーリー性もアップしています。ですが、多様性という観点から見ると、やはり日本のアニメのほうが群を抜いていると思います。また、声優の違いも大きいと思っています。魅力的な声と高度な演技力はやはり日本ならではでないかと感じています(50代女性)
- 中国アニメは映像や技術面ではかなり進化していると思いますが、キャラクターの魅力やストーリー性では、まだ日本アニメのほうが上だと感じます。日本アニメには長い歴史と多様な作品があり、世界中にファンがいるので、すぐに超えるのは難しいと思いました(30代男性)
- 中国アニメは絵のクオリティはそれなりにあると思うが、日本アニメと比べて面白味の本質に欠ける(40代男性)
- 中国アニメは技術や表現力が向上しているものの、日本アニメの持つ独自の魅力や深みにはまだ及ばないと感じています。日本アニメは長い歴史と多様なジャンルがあり、多くのファンに支持されています。そのため、今後の成長に期待しつつも、現時点ではどちらかというと超えないと思います(30代男性)
- 中国アニメは近年急成長していますが、作品の多様性、作画技術、ストーリー構成、そして世界的なファン層の広がりにおいては、日本アニメにまだ及ばないと感じています。特に長年培われた日本のアニメ文化と影響力は簡単には超えられないと思います(50代男性)
- 中国アニメは最近作画もよく細かい作りで人気も高いが、日本の古い時代に作られた神作画アニメには勝てないと思う(10代女性)
- 中国アニメは勢いがありますが、文化的背景やキャラクターの深みの面では、まだ日本アニメを完全に超える段階には達していないと思う(50代女性)
- 中国との文化交流として制作が始まってから30年以上の経ち、現在ではすでに多くの作品で中国の会社が関わっています。しかし、中国独自の作品も日本で放映されていて、人気が出ているものも多くありますが、中国文化からの表現や規制によって表現が文化を知らなければ分からないものが多いため、ハマった人には凄い!となりますが、何となく見てなどの人からは曖昧な表現で何か分からなかったなどと二極化しています。規制があることで表現の幅が狭まると作りたいものや伝えたいことが伝わらない場合があるため、映像としてのレベルは上がるかもしれませんが、どこまで受け入れられるかわからないため(40代女性)
- 中国と日本を比べるのはどうかと思いますが、その国ならではのストーリーや文化や習慣が違うので内容も共感できるのは日本人なら日本アニメだと思います。ですが、中国はトップは例外として 国の人はすごく賢く独特なセンスがあるので、他国の技術をパクらなければ批判されないし、いいアニメになるのではないかと思っています(40代女性)
- 中国におけるアニメ産業は、潤沢な資金を以てして一流の人材を集め、ある一定の水準に達したエンタメを量産することに成功しているとは思います。『魔道祖師』も少しだけ見ましたが、作画が美しくて凄いなと感動したし、『羅小黒戦記』のような大躍進を遂げた作品もあり、今後もおそらく市場規模を拡大して世界に羽ばたいていくと思います。とはいえ、やはりお国柄ゆえ表現規制や検閲という枷から逃れられない。これらが本当の意味での中国アニメの躍進を妨げることになるだろうなと感じている。中国という国からは「これからの時代に求められる、多様性を組み込んだ作品」が出ることはないのだろうと思っています(20代女性)
- 中国のアニメは中国の文化特有の色調や作画で、個人的な好みとして日本のアニメをまだ越えることはできていないのではないかと感じている(20代女性)
- 中国のアニメも素晴らしい作品も多いが、やはり日本の制作会社は力があるため(30代男性)
- 中国の社会主義の政治圧力がある限り、技術的なものが超えることがあっても、表現方法や細かい描写などのディティールが超えることはなさそう(50代女性)
- 中国の場合、下請けという形で日本からアニメの制作の技術などを学んで自分たちの力に取り込んでいますが、問題は中国の場合、中国政府による言論の規制のほか、表現の規制、政府にマイナスになる表現を使えないなど、自由なアニメの表現ができるかという部分が足かせになります。ただ、ファンタジーのような作品は越えてくる可能性があり、思想が入らない作品においては日本を超えてくるかもしれないです(40代男性)
- 中国の代表的なアニメといっても思い浮かぶ作品はないが、キャラクターなどが若年層を中心に人気があるようなので、アニメも注目される可能性はあると思う(60代女性)
- 中国は政府の規制が何についても厳しいので、技術的にはできても、日本のように自由度が高い国の作る内容には及ばないように思う(70代女性)
- 中国は文化面で、国からの統制を受けるお国柄ですので、自由な発想やテーマで作品を作れないという大きなマイナス点があるので、将来的な話では否定はしませんが、今はまだ日本アニメを超えられるとは思えません(50代男性)
- 中国共産党の検閲で、作品の品質が下がり、自由度が低いので、日本アニメを超えないと思います(50代男性)
- 中国人の発想が変わらないと厳しいと思います。中華が世界の中心。自分が中心。作品も何か独りよがりだと感じます(50代男性)
- 超えてほしくないというのが本音。システムと給与面などで日本の技術が流れていることが難点だと思う。日本のものだから超えていないけれど、権利は中国にあるので辛いところ。出来はいいが、日本のアニメ文化のためにもっと評価されて、技術の流失を防がないと乗っ取られる形で超えられてしまうかもしれない。声優の力量は独特ではあるので超えないと信じたい(50代女性)
- 『天官賜福』は中国の独特な世界観(中華風ファンタジーを『西遊記』に近くした感じ)が面白かったし、アニメーションもとても綺麗だった。日本の低予算の量産アニメにはすでに勝っていると思います。しかし、『鬼滅の刃』など十分に予算が取れているアニメに比べると、動きの不自然さ、表情の固さが気になるからです(30代女性)
- 当分は超えないと思います。それは中国で原作となった作品が日本に浸透していないためです。日本の原作は世界的に浸透しているように感じますが(『ドラゴンボール』『ナルト』など)、中国の原作で一般的に浸透している作品がないように感じます。そのため当分は超えないと思います(30代男性)
- 日本で生み出された緻密で練られた内容は、歴史とともに蓄積されたものなので、すぐには超えられない(50代女性)
- 日本のアニメと中国のアニメは思想も違うし、面白さの面でもまったく違うから (40代男性)
- 日本のアニメの技術はとても高いし、ストーリーも繊細なものが多いから(30代女性)
- 日本のアニメはイラストやキャラクターだけでなく、ストーリー性もしっかりしているのが、中国アニメはまだそこまでではないと思う(40代女性)
- 日本のアニメはかなり昔から数多く作成されており、現代のアニメも向上していっているので、その差を埋めるのは難しいから(40代男性)
- 日本のアニメはジブリを代表するように世界的に知名度が高く、絵柄や音楽なども非常に秀逸だと思います。アニメはジブリとディズニーの2強で、中国は現時点では超えていないといえるでしょう。ですが、『時光代理人』など魅力的なアニメが出てきているので、今後中国アニメが日本を超える可能性はないとは言いきれないと思います。個人的には中国アニメは設定や名前が覚えにくいので、日本のアニメのほうが気楽に見れますね(40代女性)
- 日本のアニメは世界でも人気で、『ワンピース』『ドラゴンボール』は子どもから大人まで人気なので、中国は超えられないと思う(20代女性)
- 日本のアニメは歴史が長く、世界的に圧倒的な地位を築いている。これが他国に脅かされることはないと考える(40代女性)
- 日本のほうがアニメに関しては確かな歴史と技術が詰め込まれており、衰えることはないから(30代男性)
- 日本は長年アニメに経験と実績があり、これまで日本に限らず世界中で有名なアニメを作ってきた。それは簡単に変えられない(30代男性)
- 日本人から見たアニメのクオリティーは日本のほうが高いと思いますが、中国人から見たそれはまた違った視点や観点なので、一概には言えないところがあると思います(50代女性)
- 日本人の創作創造の才能は、日本人だからこそだと思うからです。中国の方は真似たり、既存のものを起源に開発することに長けていても、創造の魅力溢れる日本のアニメを作り出せることは難しいのではないでしょうか(50代女性)
- 表現方法の幅という観点において、日本は中国に限らず世界各国と比較したときにアニメ・ゲームなどでの表現に関しては比較的寛容であると思います。日本で発売されたアニメ・ゲームが海外では審査が通らず販売を断念したという事案もあります。日本では規制がかかる心配をせずに制作を行うことができますが、中国ではアニメの表現において政府から規制が入った事案が発生したりなど比較的日本より規制が厳しい実情があり、そういった国の方針が変わらない限りは日本では制作できるが中国では制作できない作品が出てくると思います。表現の幅が広いほど様々なニーズに対応できるので、そういった観点から日本がリードしている現状は変わらないと思います(30代男性)
- 武侠アニメなどは迫力もあり、作画や音楽もよくスケールも大きくクオリティも高いのですが、国家的に規制もあるので、日本のように独特のオリジナリティのある作品が生まれにくく、まだまだ日本アニメを超えるのは難しいと思います(60代男性)
- 某中国アニメを見ましたが、クセが強くほぼCGなので、絵に親近感が湧かなかった。ストーリーも大味で、日本人のような繊細さ、こまやかさ、キャラの人物像の多面性に欠けていた(40代女性)
超えない(57票)
要点・要約
中国アニメは資金力や作画・CG技術で急速に進化している一方で、表現の自由や文化的背景の制約により、物語の深みや感情描写の繊細さでは日本に及ばない。日本は長い歴史の中で培った脚本力や演出、声優表現など総合的な強みを持ち、技術面では中国が迫るものの、感性や文化的厚みの点で依然として優位に立っている。
「超えない」を選んだ理由
- 今クールのアニメにも中国発の作品が参入していると、LINE NEWSの記事にありました。初回を観た作品もありますが、貧乏からの成り上がりものだったり単純でしかないですね。文化レベルが違いすぎるためにストーリーが作れないでしょう。美しさや癒されるといった感情、感性は到底わからないのだと思います。日本のアニメの繊細さ、感性に訴える作品作りは真似できない聖域であると思います(40代女性)
- 資金力やアニメーターの数の多さでは圧倒的なのは中国アニメだと思います。しかし、ストーリーに神話や東西南北を司る神など、中国独特な文化が盛り込まれているなど、日本人には理解が難しいと感じることがあります。また、アニメ自体の数が多いわりに、似たようなストーリーが多いと感じます。でも、資金力やアニメーターの数は圧倒的なので、独創的なストーリーや絵で視聴者を惹きつけたり、人気のポップス歌手の歌をオープニング/エンディング曲にしたり、ちょっとした工夫で大人気アニメが生まれると思います(40代女性)
- 中国アニメが日本アニメを超えない理由は、表現の自由や文化的蓄積の差にある。日本は長年にわたる多様な創作環境とオタク文化の支えがあり、個性や挑戦が尊重される。一方、中国では検閲や商業優先の風潮が強く、創造性や物語の深みが制限されているため、作品の厚みで日本に及ばないと考える(30代男性)
- アニメ制作は制作技術が優れているだけでは良い作品は作れません。発想力、想像力、意外性、ドラマ性など、これらがアニメにとって最も必要とされるからです。中国にもよい作品が多くありますが、全体的な比較をするとまだまだだと思います(40代男性)
- 中国アニメは急速に発展していると思います。作画技術やストーリー性、文化的表現の面でかなり進歩していると思います。特に『羅小黒戦記』『霊籠』などは国際的にも高評価を得ています。しかし、日本アニメは長年の歴史と世界的なファン層、独自の制作体制を持ち、その影響力は依然として大きいと思います。現時点では超えるとは言い難いですが、中国アニメは確実に存在感を高めており、将来的には対等、あるいは分野によっては日本を凌駕する可能性もあります(50代女性)
- アニメのキャラのオリジナリティのレベルが違いすぎる。手塚治虫氏からの漫画文化は我が国の財産である。ストーリーに関しても悪役にもそれなりの情けをかける主人公がいて他の国にはない感性がある(50代男性)
- アニメは日本の文化であり誇りです。発祥です。そこに中国や他の国が勝てるとは思いません(20代女性)
- あまり詳しくはないけど、キャラクターデザインなどはいいものは多いが、どれも日本を真似たものような感じのが多く、オリジナリティーにかける部分が多い(40代男性)
- ストーリーもキャラクターも作画もトータルで日本のほうが全然凄いと思う。中国は作画面でいいところもあるけれど、ストーリーやキャラクターがイマイチな感じなものが多い(40代女性)
- セル画(=かつてアニメ制作で使われていた透明シート(セル)に描かれた絵)時代から発展してきた日本アニメの奥深さとちょっとした工夫や技術の積み重ねには、予算や人材の数だけではどうすることもできないものがあるから(50代男性)
- ネットの世界でも、特に中国のアニメについての話題を見ることがないので、今のところ超されることはないと思います(40代女性)
- やはり根本的な話の内容や絵柄などはまだ物足りなさを感じます(30代女性)
- やはり日本アニメのほうがまだまだクオリティが高く、ノウハウも日本のほうがあるので超えられないと思います(30代女性)
- 映像は綺麗でキャラクターデザインも良くなったが、同じような画風で作品の個性がなくストーリーもつまらないと思う(60代男性)
- 『鬼滅の刃』『チェンソーマン』の海外人気を見るに、ここまで熱狂される作品はまだ中国では出ていないと思うから(30代女性)
- 技術は真似できても、日本人の繊細な感性、創造力やセンスは真似できないと思うので、日本を超えるのは難しいです(30代男性)
- 技術的な面では成長している。しかし内容においては長く深い、歴史と文化に裏打ちされた日本のアニメを超えることは難しい(40代男性)
- 作画などはだいぶクオリティが上がって、日本のアニメ超えるものが出てきたが、ストーリーなどは中国のほうは規制があるせいか、まだ日本には思いついていないと思う(40代男性)
- 私が見た中国のアニメはストーリーは面白かったのですが、繊細な人物の表情や風景などが雑に見え、日本のように細部に渡って細かく描写するのは無理だと思ったから(50代男性)
- 商業上の激しい競争の中から生み出される日本のアニメと違い、中国は国策の思想を守らせるという体制上の制約があると思うから(50代男性)
- 人気のある日本の漫画は結局仲間との繋がりだったり、学ぶものがあったり、日本人の持っている美的誠心のものが多い気がするので、国民性が如実に反映すると思うから(50代女性)
- 制作技術と体制はすでに整っているが、政治的に自由な創作環境がなく、脚本・シナリオのレベルが低い(30代男性)
- 政治体制でいろいろな制約や検閲があるから面白いストーリーが書けない(40代男性)
- 中国アニメのクオリティーも上がってきているとは思うのですが、まだまだ日本も捨てたものではないかと。制作にかける資金力や人員力は数のチカラで及ばない部分もあるかもしれませんが、作り込み感や独自性、世界観の深さといった意味での日本アニメの存在感は、いまだ底が見えない部分が大いにあると思っています(40代男性)
- 中国アニメはクオリティも高く見ていて楽しかったのですが、その後日本のを見ると内容が日本人だからなのかもしれないのですが、日本のアニメは凄いなと思ってしまったからです。私が日本人だから日本のアニメの内容が好きだから、そう思ってるだけかもしれないのですが、日本のアニメのオタク魂は越えられないと思います(30代女性)
- 中国アニメは本国の規制が厳しすぎるので表現に制限があり、そのせいで内容に深みがない(30代男性)
- 中国のアニメは日本のアニメの模倣をしているものが多くオリジナルではない(20代男性)
- 中国のアニメを国内で目にすることがない時点で、まだ世界に進出していないと思うため(30代男性)
- 中国の進化はここ数年凄まじく、これからも期待はできるが、日本がアニメ界でこれまで築き上げてきたものをそう簡単には越えられないと思う(40代男性)
- 中国は日本の真似をする傾向があるので、後手後手ではいつまでたっても日本のアニメを越えることはないと思います(40代男性)
- 中国は表現などの規制が多いので、どんなに作画レベルが上がったとしても、本当に面白い作品は生まれないと思う(40代男性)
- 日本のアニメは世界的に人気で常に流行しているイメージ。そのサブカルチャーを中国アニメが越えることは難しいと感じる(20代女性)
- 日本アニメと異なり、歴史文化をアニメーションに深く落とし込む作品が多く、異国情緒溢れる作品ではあるものの、ワクワク感やドキドキ感は薄く、価値観の違いもあって超えない(40代女性)
- 日本アニメのクオリティは世界でも群を抜いているほど高く内容も面白いので、中国アニメが日本アニメのクオリティを超えるとは到底考えられないです。それだけ日本アニメは中国アニメよりも優れています(40代男性)
- 日本アニメの出来が凄すぎてすばらしいので、中国アニメは日本アニメを超えないと思う(30代男性)
- 日本アニメは長年にわたる制作技術の蓄積と、多様なジャンル・作風を支える文化的背景が強みです。作画や演出、脚本の完成度、声優の表現力など、全体として成熟した作品が多いです。中国アニメも急速に成長していますが、世界的な人気や独自性の面ではまだまだ発展途上だと感じ、日本のアニメに追いつくことはないと思います(20代男性)
- 日本アニメは文化的な力が強く、追い越すにはまだまだ技術力や面白さなどが足りない点が多いと思う(20代男性)
- 日本のアニメのクオリティが高すぎるから。中国は最近アニメに力を入れているそうで、アニメイトなどでもいくつかの作品を見かけるが、日本のアニメの原作の面白さ・制作陣のクオリティの高さを追い抜かすにはまだまだ時間が必要なように思います(40代女性)
- 日本のアニメのパクリやパッとしない内容のものが多い。反日運動が活発なため、絶対に日本では流行らないと思う(20代女性)
- 日本のアニメのように、しっかりした世界観の中にストーリーがあるのではなく、無理やり辻褄を合わせるように、軸がブレている作品が多い(30代女性)
- 日本のアニメの技術は世界トップレベルで、内容も人気のあるものばかりなので、日本のアニメのほうが上だと思います(20代女性)
- 日本のアニメの技術力は、どの国も超えることはできないと思います。中国には中国らしいアニメの世界観があり良いとは思うのですが、日本は作画やアニメの無限大の可能性を感じます(20代女性)
- 日本のアニメは、制作の熱量や情熱が段違いだから。日々進化、成長しているし、中国だけでなく他の国とも段違いでレベルが高いから。もともと日本と中国のアニメの雰囲気や画風(?)の持ち味が違うので、どちらか片方だけが良いというより、それぞれ国の特徴があって両方良いと思う(30代女性)
- 日本のアニメはただ絵が上手とかではなく、発想やキャラクターが個性豊かで、最後まで見たくなるような魅力がある(30代男性)
- 日本のアニメはどんどん面白いのが出てきてしまいます。中国のアニメも好きという人はいるだろうが、日本のアニメには勝てないと思います(20代男性)
- 日本のアニメは絵から内容まですべてが最高です。やっぱりどの作品を見ても超えられることはないと思います(20代女性)
- 日本のアニメは最強。中国は日本のパクリばかりなので、たとえ超えたとしても、それは日本の技術である(20代女性)
- 日本のアニメは数十年にわたり発展してきた豊富な歴史と文化を持っていますが、これに対し、中国アニメは比較的最近の発展であり、まだその独自のアイデンティティを確立しきれていない部分があって、まだまだ受け入れられないと思う(20代男性)
- 日本のアニメは世界中で人気ですし、中国アニメを越すことはない!(30代女性)
- 日本のアニメは繊細で、技術力が高く、日本人の性格である細やかさが作品のところどころに練り込まれていると感じる(20代女性)
- 日本のアニメは中国アニメに比べて、映像・音響技術が高水準であり、クオリティの高い作品が多いから超えられないと言い切れる(20代女性)
- 日本のアニメは日本人特有の気質に支えられて、長年成長を遂げてきたものだと思う(50代男性)
- 日本のアニメは培ってきた歴史と技術が豊富にある。中国の場合、多くはそれをパクって制作されることが多いが、刀鍛冶の技術をパクったからといって高品質なものができないのと同じで、その技術は一朝一夕で得られるものではない(30代男性)
- 日本のサブカル文化はどこの国も真似できないと思う。オタク文化がここまで国自体に根付いているからこそ、日本のアニメや漫画が今あるのだと思う。社会全体からできた文化的な土壌の上に成り立っているものだと思うから、それを他の国が真似たとしても表面をなぞる程度しか模倣できないと思っている(30代男性)
- 日本ほどはクリエーターが育ってない印象がありますし、パクリ文化も横行しているので全然日本を超えていないです(50代男性)
- 表現の自由や文化の厚みにより、日本アニメのほうが魅力が深いと感じるためです(30代女性)
- 明らかに質が劣っていると思う。アニメ映画の興行収入や観客動員数は凄いけど、中国人だけでもかなりの数なので、それは当てにできません。世界的に見ても日本のほうがまだまだ上だと思います(50代男性)
まとめ
「中国アニメは日本を超えるか」というアンケートでは、8割以上の人が「どちらかというと超えない」または「超えない」と回答しました。
ここ数年、中国アニメは技術力や映像美などが飛躍的に進化し、世界的に評価される作品も出てきています。ただ、物語の深みやキャラクターの心理描写、文化的な厚みといった点では、日本アニメの独自性が依然として優勢だと感じる人が多いようです。
一方で、資金力や制作体制などでは中国がすでに優位に立っており、将来的には分野によって日本を超える可能性も指摘されています。
現時点では日本アニメが優勢と見る人が多いものの、中国アニメの成長スピードや表現力の進化には、今後も大いに注目が集まりそうですね。
概要(調査・アンケート)
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査期間 | 2025年10月18日~26日 |
| 調査対象 | 10~70代の男女(196名) |
| 調査対象(年代) | ・10代:4名(約2.0%) ・20代:32名(約16.3%) ・30代:64名(約32.7%) ・40代:55名(約28.0%) ・50代:34名(約17.4%) ・60代:6名(約3.0%) ・70代:1名(約0.5%) |
| 調査対象(性別) | ・男性:107名(約54.5%) ・女性:89名(約45.4%) |
