【100人に聞いた】野球漫画の人気おすすめランキング36選【不朽の名作も】

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「最近、漫画好きから人気が高い野球漫画は?」
「初めて野球漫画を読んでみるけど、どの作品が人気が高くておすすめ?」

これまで数多くの名作を生み出してきた野球漫画。グラウンドに立つ選手たちの汗や涙、勝利への執念を描いた青春の王道ストーリーから、データ分析や心理戦、チームマネジメントといった戦略面に焦点を当てた作品まで、その表現は時代とともに変化しています。

単なるスポーツ漫画にとどまらず、夢を追う情熱や仲間との絆、挫折と再起など、人生そのものを映し出すような人間ドラマとしても多くの人を魅了しています。野球に詳しくなくても、キャラクターたちの努力や葛藤、成長する姿などには胸が熱くなるでしょう。

ただ、野球漫画には数え切れないほどの作品があるため、「どの作品が面白いのか」「自分に合った作品はどれか?」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。また最近人気が高い野球漫画や、野球に疎くても楽しめる漫画を探している人も少なくないはず。

そこで本記事では10~60代の男女(100名)を対象に実施したアンケートをもとに、野球に関する人気おすすめ漫画をランキング形式で紹介していきます(ネタバレなし)。本記事を読めば、今の自分にぴったりな野球漫画が見つかるでしょう。

※本記事に掲載している内容は、記事執筆時点の情報に基づいています。最新情報は各公式サイトにてご確認ください

【100人に聞いた】野球漫画の人気おすすめランキング36選

  • 【1位】『MAJOR』満田拓也
  • 【2位】『タッチ』あだち充/『ドカベン』水島新司
  • 【4位】『ダイヤのA』寺嶋裕二
  • 【5位】『キャプテン』ちばあきお
  • 【6位】『おおきく振りかぶって』ひぐちアサ/『忘却バッテリー』みかわ絵子
  • 【8位】『ROOKIES』森田まさのり
  • 【9位】『ONE OUTS』甲斐谷忍
  • 【10位】『アストロ球団』『ダイヤモンドの功罪』など
  • 【13位】『Dreams』『プレイボール』『逆境ナイン』など

【1位】『MAJOR』満田拓也(13票)

MAJOR
出典:Amazon

概要・あらすじ

プロ野球選手を夢見る少年・本田吾郎が、父と同じプロ野球選手の道を志し、最終的にメジャーリーグの選手となることを目指す本格派ベースボールドラマ。

評価・口コミ・選んだ理由

  • 主人公の吾郎が幼少期からプロ野球選手になるまでの人生を描いた漫画です。単なるスポーツものではなく、努力や挫折、仲間との絆、家族愛といった人間ドラマが丁寧に描かれており、心を動かされます。主人公のどんな困難にも負けない姿勢に勇気をもらい、何かに本気で取り組む大切さを改めて感じました(20代女性)
  • 野球バージョンの俺ツエー系ですが、仲間との関わりや悩みなどもあり、感情移入もしやすいです。また、昔は「主人公強すぎ」と言われてましたが、大谷選手の活躍で現実感も出てきて、今だからこそおすすめできる漫画になったと思います(40代男性)
  • 主人公が小学生・中学生・高校生・プロと進んでいく過程で、チームメイトやライバルと切磋琢磨するところが見どころです。小学生でチームメイトだった子と、大きくなってライバルチームとして対戦したり、ライバルチームだった子がチームメイトになったりするところも面白いです(40代女性)
  • まず、大前提としてストーリーが面白い。自分自身が野球をしていたというのもあり、小さな頃から大好きな漫画だったので選びました。野球漫画にはよくある少し無理だろうという投球術やありえない練習法などではなく、わりと現実的なところというのが読みやすく、面白い所以だと思います(30代男性)
  • 主人公の成長が熱い!幼少期、プロ時代、さらには『MAJOR 2nd』ではその子どもの物語になるので、つい中に入り込みながら夢中で読めます。野球をやったことない人にも、あまり見ない人にもオススメです(30代女性)
  • 最初は私の兄の影響でした。漫画やアニメを見ていて、子どもながらに感動していました。子どもでも大人でも涙腺が緩くなる素晴らしい漫画です(20代女性)
  • お父さんを幼い頃に亡くした本田吾郎の挫折と努力の物語。仲間との絆に注目してほしい(30代女性)
  • 当時、日本人野球選手が大リーグに進出しはじめて、野球漫画が学校の友だちの間で流行っていて流れで読んだ(40代男性)
  • 親子としての愛情や絆から始まり、子どもの成長を読んでいるこちらまで見守っているような気持ちになれたので、感受性が豊かになれ何度も感動しました(40代男性)
  • この作品は野球のサラブレットとして生まれた少年なのに野球が決してうまくないというところから始まるところが新しい漫画だと思うので、それが面白いと感じました(20代男性)
  • 幼少期からプロまでの話数があるので短すぎず、とても面白いのでずっと見れる作品だから(20代男性)
  • やっぱ不朽の名作です!特にどのときもチームメイトたちが良すぎて、推しを決めるのが難しいくらいです(20代女性)
  • 現実ではあり得ない状況やボールの球種などは出てきますが、多くの人間関係などを通じて野球というものがどんなスポーツなのかを知ることができるため(20代女性)

基本情報

著者満田拓也(みつだたくや)
タイトルMAJOR
出版社小学館
発売日1995/1/18
ページ数186ページ
ジャンル野球/学園/少年
受賞・候補歴【受賞】第41回小学館漫画賞(少年部門)
【受賞】第2回サムライジャパン野球文学賞(ベストナイン)
メディアミックステレビアニメ
楽天https://a.r10.to/hFJg3L
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【2位】『タッチ』あだち充(12票)

タッチ
出典:Amazon

概要・あらすじ

努力という言葉に縁のない双子の兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する双子の弟・上杉和也。隣の喫茶店「南風」の一人娘・浅倉南とは幼なじみ。三人を中心に織りなす青春から目が離せなくなる不朽の名作。

評価・口コミ・選んだ理由

  • あだち充さんの名作。これ、ただの高校野球マンガだと思って読んでみたら、いい意味で裏切られるやつです。達也がマウンドに立つときの表情とか、静かな闘志とか、本当にかっこいい。野球がスポーツじゃなくて、感情の表現になっているのが、この作品のすごいところ。野球・恋・家族・喪失…いろんな感情がぎゅっと詰まっていて、読み終わる頃には心がじんわり温かくなる。そんな作品です(40代女性)
  • アニメでも放送されていたし、『タッチ』を読んで高校野球も面白いのかもと興味を持ちました。それから高校野球を観戦するようになりました。高校野球を好きになったきっかけです(40代女性)
  • 高校野球を題材とした、有名なラブコメ漫画作品の一つだと思います。主要人物たちの野球に対する熱量が凄まじいです。大きな目標(甲子園)へと向かっていく姿には、煌びやかな希望や愛情が描かれています。一方で、その背景には血の滲む努力や仲間の死まで描かれております。ドラマチックな内容に、呼吸をする暇もないほど目が離せません。物語の展開や密度を重視した野球漫画が読みたい人に勧めたい作品です(20代男性)
  • 野球漫画=タッチしか思い浮かびません。達也・和也の双子と南の関係性にハラハラし、その後の野球の世界へと展開していき、達也の成長ぶりがいじらしかったです。漫画もアニメも名作じゃないでしょうか(50代女性)
  • 野球自体はまったく興味あるスポーツではありませんでした。これを見てから、少しだけ野球に興味が湧いたのと、切ない気持ちや青春を楽しめる作品だと思います(40代女性)
  • 野球漫画を初めて読んだのがこの作品だった。内容は死んだ双子の弟の代わりに兄が甲子園を目指すという青春もので、何度もアニメ化や実写化されている名作。一度原作の漫画を読む価値はあると思う(40代男性)
  • 青春を強く感じられるテイストで、弟のために甲子園を目指す達也の想いや南との関係性など、いろんな要素が複合的に絡み合っているのでおすすめです(40代男性)
  • 強い友情と恋愛が絡んだ物語。青春を思い出させるような情景が素敵です(20代女性)
  • 前半は高校生の青春ドラマといった感じがあり、後半は甲子園出場に向けて盛り上がっていく場面が主になります。その対比が見事です(50代男性)
  • やはり野球漫画といえば、こちらが思い浮かびます。野球だけでなく恋愛も絡んでいるからこそ読みやすい。ワクワクする(40代女性)
  • 昔の作品ですが、すごくおすすめできる野球漫画だと思います。読みごたえもしっかりあるので、ぜひ読んでいただきたいです(30代男性)
  • 双子の男の子2人が、幼馴染の女の子を好きになる。そのような三角関係の恋愛ストーリーがありつつも、ちゃんと野球を主として扱っている漫画です。とても面白くおすすめの漫画です(40代女性)

基本情報

著者あだち充(あだちみつる)
タイトルタッチ
出版社小学館
発売日2012/10/12
ページ数192ページ
ジャンル野球/ラブコメ
受賞・候補歴【受賞】第28回小学館漫画賞
メディアミックス映画/アニメ
楽天https://a.r10.to/hPl6jQ
Amazonhttps://amzn.to/4q4cVBe

【2位】『ドカベン』水島新司(12票)

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概要・あらすじ

大きな身体と巨大な弁当箱から、「ドカベン」と呼ばれる主人公・山田太郎。神奈川県の明訓高校に入学し、岩鬼や殿馬、里中といった仲間たちとともに、甲子園を目指して活躍する高校野球漫画。

評価・口コミ・選んだ理由

  • 実際の高校野球の仕組み通りにストーリーが進むので現実感があって良い。魔球や必殺技などもなく、恋愛描写などもほぼなく、純粋に野球のストーリーなのも野球好きとしては嬉しい(30代男性)
  • 『ドカベン』は山田太郎という高校生が仲間とともに切磋琢磨して野球を極めていく物語です。練習、仲間とのやり取り、ほのぼのした日常などが繰り広げられます。再放送や父の持っている漫画で知りました。スポーツ漫画といえば、熱血漢の主人公が多いですが、山田太郎はどちらかというと穏やかで優しい顔です。だから、他の野球漫画と差別化できているのだと思います(30代女性)
  • 『ドカベン』の主人公・山田太郎は神奈川・明訓高校のキャッチャーであり、4番を打つ強打者。ピッチャーの里中智とバッテリーを組んでいました。明訓高校は神奈川県大会から勝ち上がり、全国制覇を目指していきますが、全国大会ばかりでなく、神奈川県大会で毎回対戦する学校にも必ずといっていいほど名物選手がいて、神奈川県大会で勝利を積み重ねていくこと自体が、平坦な道のりではありませんでした。だからこそ、明訓高校が1戦1戦勝利を勝ち取っていく姿が、あたかも自分の人生を投影しているかのように映り、私はこの『ドカベン』という作品に当時感銘を受けたのかもしれません(50代男性)
  • 最初は柔道などで野球には関係ない物語が進むが、明訓高校が入ってからの野球物語が特に面白い。山田太郎をはじめ、岩鬼や殿馬、里中など個性あふれるキャラクターが強敵のライバルと戦い、勝ち上がっていく物語は最後まで目が離せず面白かったからです。特に難解な言葉もなく、ストーリーも読みやすいのでおすすめの一冊です(30代男性)
  • 甲子園全国優勝を目指す高校野球部員たちの個性溢れるキャラクターやドラマティックな試合展開が非常に濃密で、野球に疎い人にも野球の楽しさが伝わると思うから。対戦中の選手たちの思考がとてもリアルに描かれているのも特徴的で、監督の采配やバッテリーの配球の組み立て方などは実に参考になる。中でも、フォースプレーとアピールプレーの違いにより本来アウトになるはずのサードランナーの得点が認められてしまう「ルールブックの盲点」のエピソードは、高校野球やプロ野球の試合でも実際に起きたことがあるレアケースとして有名であり、これからプロ野球選手を目指す球児たちにぜひ読んでもらいたい(40代男性)
  • 野球アニメといえば『ドカベン』。最近あまり漫画を見ないからわからないですが、また機会があれば漫画を読みます(30代男性)
  • 主人公の山田太郎が人格者で、癖がなくて読みやすい。ライバルがそれぞれキャラが濃くて面白い。作者が野球に詳しく、ルールなどを巧みに利用したストーリーが楽しい(30代男性)
  • 主人公を中心に様々なキャラクターが特技を生かして活躍するところが面白い。相手チームも憎たらしいと思いきや、限界まで勝利を追い求めプレーする姿勢に心打たれる(30代男性)
  • 野球漫画の金字塔。サッカー漫画が『キャプテン翼』ならば、野球漫画は『ドカベン』でしょう。岩鬼や殿馬、山田、里中などに加えて、多彩な他校の野球部員といったキャラが立っていて、高校野球の魅力を存分に伝えるストーリーが気に入っています(50代男性)
  • 高校野球漫画で、主人公の山田太郎はものすごい打撃のバッターで、読んでいてスカッとする。敵キャラも豊富(40代男性)
  • 『ドカベン』は大甲子園からのプロ野球編で山田太郎が主人公ですが、多数のキャラが魅力的でそれぞれ違うチームで対戦する野球漫画です。明訓高校でチームメイトの里中、山田、岩鬼、殿馬などの対戦がおもしろい。また甲子園で対戦した相手も魅力的で、プロ野球での対戦も面白い(30代男性)
  • 昔読んでいて野球をしていたのもあり、すごく面白くて何とかプレーを再現できないかと頑張ったことがありました。それ以外にもストーリーが面白くてハマっていました(30代男性)

基本情報

著者水島新司(みずしましんじ)
タイトルドカベン
出版社秋田書店
発売日1972/11/1
ページ数215ページ
ジャンル野球
受賞・候補歴
メディアミックス映画/テレビアニメ/ゲーム
楽天https://a.r10.to/hg6z81
Amazonhttps://amzn.to/491de9R

【4位】『ダイヤのA』寺嶋裕二(10票)

ダイヤのA
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概要・あらすじ

全国大会・甲子園出場を目指して成長するピッチャー・沢村栄純。名門野球部・青道高校に入学し、チームメイトである捕手・御幸一也との出会いをきっかけに、仲間とともに挫折を乗り越え、真のエースへと成長していく高校野球漫画。

評価・口コミ・選んだ理由

  • 野球漫画といえば、これ。古き良き野球漫画の中でも代表作だと感じています。多くのスポーツ漫画では必殺技のような人間離れした技がメインとなってしまったりしていますが、これは実際の野球人としての厳しさや人間ドラマをリアルに描いている点がおすすめです(20代男性)
  • 主人公の沢村は最初から天才ではなく、むしろ失敗だらけで、ボールコントロールが悪く、試合で崩れることも多いです。それでも地道な努力を積み重ねて少しずつ成長していく姿が胸を打ちます。現実の高校球児に近い「リアルな成長物語」が魅力です(20代女性)
  • 高校野球を舞台にした作品の中でも、チーム全体の人間ドラマが丁寧に描かれていて心を打たれます。主人公・沢村栄純の成長物語はもちろん、ライバルや仲間との関係、監督の采配など、実際の高校野球さながらの緊張感があります。試合描写の迫力と心理戦のリアルさも魅力で、読むたびに青春の熱さを思い出させてくれる作品です(30代男性)
  • 息子が野球部に入ったのをきっかけに読み始めました。主人公の沢村栄純が名門校で仲間と切磋琢磨しながら成長していく姿に、親としても胸が熱くなります。試合の描写がリアルで、野球のルールに疎かった私でも自然と理解できるようになりました。努力や挫折、仲間との絆が丁寧に描かれていて、部活に励む子どもを持つ親にも刺さる作品です。読後は息子の練習にも、より前向きに応援できるようになりました(50代女性)
  • 主人公がピッチャーとして努力を重ねてどんどん成長していく姿に何度も心を打たれるし、勇気をもらいます。決してもともと才能があるというわけではなく、本人の頑張りが後の結果につながっていくという、読んでいる側が主人公を応援したい気持ちになるのが、とても素敵だなと思います。また、他のキャラクターもすごく魅力的で、それぞれのポジション、立場、思いがあり、どのキャラクターにも感情移入してしまう場面が何度もあります。とにかく野球の描写がリアルで、ドキュメンタリーを見ているような男子高校生たちの青春が感じられる漫画なので選びました(30代女性)
  • 完全無欠ではなく、あくまでもリアルな野球を垣間見る各登場人物のストーリーが共感できる(50代男性)
  • チームのエースになるために荒削りな才能を磨いていく沢村の成長を、現実味のある描写のなかで表現しており、感動と興奮に満ちたリアルなスポ根ドラマが描かれているからです(60代男性)
  • 高校野球部員たちの苦悩や喜びをリアルに描いていて、ライバル関係や試合の描き方が素晴らしい作品です(30代男性)
  • 努力・友情・ライバル関係が熱い!高校野球のリアルさと主人公・沢村栄純の成長が見どころです(30代女性)
  • リアリティのある設定やストーリーで、実際に高校時代に野球をしていた人にとっては当時を思い出し、野球をしていなかった人にとっては野球部のリアルを疑似体験できるような物語であるところが一番の魅力だと思います(40代男性)

基本情報

著者寺嶋裕二(てらじまゆうじ)
タイトルダイヤのA
出版社講談社
発売日2006/9/15
ページ数199ぺージ
ジャンル野球/少年
受賞・候補歴【受賞】第53回小学館漫画賞(少年向け部門)
【受賞】第34回講談社漫画賞(少年部門)
メディアミックスアニメ
楽天https://a.r10.to/hgd85M
Amazonhttps://amzn.to/4n6kjcL

【5位】『キャプテン』ちばあきお(6票)

キャプテン
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概要・あらすじ

野球の名門校から弱小校の墨谷二中に転校してきた谷口タカオ。その威光から勘違いされてキャプテンに任命されるが、実際には2軍の補欠だったという事実を隠しながら、ひたむきな努力でチームを引っ張っていく物語。

評価・口コミ・選んだ理由

  • 個性豊かな選手たちがそれぞれの立場で真剣に野球に向き合い、仲間の絆が勝利へと導いていく感動物語だからです(40代男性)
  • 小学校のときにアニメ化されて、『キャプテン』にはまりました。当時はネットで購入できない時代で、単行本を揃えるのも本屋を何軒もまわる必要があり、1巻から順番に読むことはできなかったです。アニメ化された当時、『キャプテン』はすでに昔の漫画で本屋でもなかなか取り寄せてはもらえなかったのを覚えている。昔の漫画だったので、自分の知らない世代の雰囲気を感じられるところがたまらなく好きでした。中学に入学したら野球部に入部しようと考えていたので、中学の野球部の漫画の内容は憧れそのものでした。またキャプテンの代が変わっていき、主人公が4人も存在するところが斬新に感じていました(50代男性)
  • 公立中有学の野球部がある一人のキャプテンから次第に強くなっていき、強豪私立中にも負けない強さを手に入れていく物語。この漫画の面白いところは、主人公である「キャプテン」が代々変わっていくこと。それぞれまったく違うタイプのキャプテンが、どうやってチームをまとめ、強くしていくか。今は漫画だけでなく児童小説にもなっている名作だが、これは社会人にとっても「リーダーシップとは?」を学べる教科書になると思う(50代男性)
  • 東京の下町にある墨谷二中の野球部キャプテンが、谷口→丸井→イガラシ→近藤と、代替わして紡ぐ中学校野球部の青春群像劇で、主人公のキャプテンが1年スパンで代替わりしていくのは斬新であり、リアルな部活を感じさせました。同時期の野球漫画で人気があったのは『ドカベン』でしたが、『ドカベン』では能力のある野球選手が集まって全国の強豪と試合をして活躍する流れでしたが、この『キャプテン』の初代主人公である谷口は、名門校野球部の補欠で試合に出られないような選手で、親の都合で転校して心機一転努力をして実力を伸ばしていく展開になっています。特別な能力や恵まれた体などを持っていない野球が好きなだけの普通の中学生たちが活躍します(50代男性)
  • 壁にぶち当たりながらもお互いに叱咤激励しながら成長し、強豪を倒すまでになっていく過程が感動を呼ぶし、チーム力で相手に勝つという野球本来のあるべき姿が描かれているから(50代男性)
  • ストーリーがシンプルなので、野球を知らない人でも心に響くものがあります。気づいたら応援している熱い作品です(40代男性)

    基本情報

    著者ちばあきお
    タイトルキャプテン
    出版社集英社
    発売日1995/8/18
    ページ数316ページ
    ジャンル野球/少年
    受賞・候補歴【受賞】第22回小学館漫画賞
    メディアミックス映画/アニメ
    楽天https://a.r10.to/h5ANwd
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    【6位】『おおきく振りかぶって』ひぐちアサ(5票)

    おおきく振りかぶって
    出典:Amazon

    概要・あらすじ

    中学時代にチームメイトから嫌われた経験から自信を失った投手・三橋廉。新設の西浦高校野球部に入部し、10人の仲間と女性監督のもとで甲子園を目指す物語。

    評価・口コミ・選んだ理由

    • ピッチャー、キャッチャー、バッターがそれぞれ、どのように考えてプレイをしているのかがすごく詳細にわかり、野球を知らない人にも、野球とはこんな複雑なスポーツなのかということがよく伝わる。でも高校野球漫画なので、高校生の爽やかさ、楽しさも味わえるし、絵がかわいい(40代女性)
    • 主人公の内向的な性格やトラウマを丁寧に描いており、試合中の心理戦や葛藤が感情移入しやすく、スポコン漫画というよりは心理戦・頭脳戦という部分で楽しめるから(40代女性)
    • 私以外の家族は全員野球が好きでよく中継を観ていたのですが、私自身はあまり興味がなく、観ることはありませんでした。ただ、アニメや漫画は昔から好きだったので、当時友人の間で流行っていた『おおきく振りかぶって』を読んだところ、所々出てくるギャグだったり、怖がりな主人公を支える存在のキャラクターたちや漫画の雰囲気が好きで読んでいました。野球にあまり興味がない私でも楽しく読めたので選びました(30代女性)
    • 未完結で続刊が遅いのが欠点ですが、根性論だけではない高校野球。科学的なアプローチからの指導や野球のルールもときどきマイナーチェンジされていることなど、連載開始時は20年前ですが、先進的な視点があります。指導をしている人にも読んでほしい漫画(50代女性)
    • 『おおきく振りかぶって』は野球漫画なのですが、それまでに私が読んで来た「野球というスポーツ」を軸にした漫画と異なり、選手以外でもそこに関わる人たちの視線や感情を丁寧に描いているところが画期的だと思いました。もちろん主人公・三橋たちのキャラクター性も豊かで魅力的ではありますが、普段野球とまったく関わりのない私にとっても「なるほど、そうか」と活用できる有用情報が多く、非常に読み応えのある物語です。たとえば、練習の際に気持ちを入れ替えて集中ゾーンに入る訓練であるとか、ポジティブシンキングの実践シーンなど、日々の生活やビジネスなどにも汎用性があるのでおすすめです!(40代女性)

    基本情報

    著者ひぐちアサ
    タイトルおおきく振りかぶって
    出版社講談社
    発売日2004/3/23
    ページ数220ページ
    ジャンル野球
    受賞・候補歴【受賞】第31回講談社漫画賞(一般部門)
    メディアミックスアニメ
    楽天https://a.r10.to/hPINxq
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    【6位】『忘却バッテリー』みかわ絵子(5票)

    忘却バッテリー
    出典:Amazon

    概要・あらすじ

    かつて中学野球界で「怪物バッテリー」と恐れられた投手・清峰葉流火と捕手・要圭。記憶喪失で野球を拒否するようになった要圭と清峰が、野球を諦めていた天才たちと偶然同じ高校に入学したことから始まる高校野球物語。

    評価・口コミ・選んだ理由

    • 主人公の声優が私の好きな宮野真守さんで、キャラクターととても声が合っているからです。また、野球だけじゃなく人間のドラマとしても熱いのでとてもおすすめです。キャラクター全員個性強めなので面白い場面も多いです。笑いあり涙ありのスポーツ漫画となっています(20代女性)
    • ギャグマンガです。天才キャッチャーが記憶喪失で素人になってしまう話なのですが、キャラが濃くて(とても良い意味で)一度読むとクセになります(30代女性)
    • 中学時代は「智将」と言われていたキャッチャーが記憶喪失になり、野球のことを忘れてしまうが、バッテリーを組んでいた親友や新しい野球仲間と出会い、野球の楽しさに目覚めていく。智将の要圭が記憶喪失になってしまったことで、智将からおバカになってしまったのが本当に面白い。仲間もみんな野球が好きなだけに、一度辞めてしまったり、悩みを持ったりしていて、それをみんなで乗り越えていく姿が熱い(40代女性)
    • 記憶喪失になり野球への興味も一気になくしてしまった天才キャッチャー、その天才キャッチャーを盲目的に慕う天才ピッチャーなど、さまざまなわけありの元有名球児たちが、野球をするつもりはなく入った無名の公立校でまた野球を始めるというストーリーが他になく魅力的です。また、そのチームの立役者が有名球児たちではなく、平々凡々とした元球児・山田くんであるところもこの漫画の良いところ。熱血スポーツ漫画という雰囲気ではなく、ほどよくコミカルに描かれているので、いつでも気軽に読みやすいです(40代女性)
    • ストーリーが面白く、野球の知識も説明されているので、野球のことについてよく分からない方でも読みやすい漫画になっています。ギャグ要素もあり、楽しく読むことができます(20代女性)

    基本情報

    著者みかわ絵子(みかわえこ)
    タイトル忘却バッテリー
    出版社集英社
    発売日2018/9/4
    ページ数199ページ
    ジャンル青春/野球/ギャグ
    受賞・候補歴
    メディアミックスアニメ/舞台
    楽天https://a.r10.to/hPT34k
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    【8位】『ROOKIES』森田まさのり(4票)

    『ROOKIES』森田まさのり
    出典:Amazon

    概要・あらすじ

    二子玉川学園高校(通称・ニコガク)へ赴任してきた新人教師・川藤幸一。かつて不祥事で活動停止となり、不良の巣窟となっていた高校の野球部を再建していく物語。

    評価・口コミ・選んだ理由

    • 『ROOKIES』は、不良だらけの野球部に熱血教師の川藤幸一が赴任し、彼らを導き甲子園を目指す物語です。ストーリーとしてはベタな流れなのですが、不良生徒一人一人のキャラ立ちが抜群で、男性なら誰しもが見入ってしまうのではないかと思います。何度失敗、挫折しても諦めない姿勢や、仲間を信じ抜く絆が心に響きます。ただのスポーツ漫画ではなく、「人は変われる」「努力は裏切らない」というメッセージが強く感じられ、読むたびに自分も前向きな気持ちになれました。夢や目標を見失いかけている人、もう一度挑戦したい人におすすめの作品です(20代男性)
    • 不良が野球を通じて友情や努力することの大切さを学んでいく王道の漫画。キャラ一人一人が個性があって、全員熱くていい男。周りからは不良として酷い扱いを受けながらも野球に必死に取り組む姿はやはり感動できます(30代男性)
    • ヤンキー漫画の側面もあって、ドラマに感情移入しやすい。初心者が成長していく姿が見てて興奮する(30代男性)
    • 不良たちが熱血教師のもと、野球に目覚めるという、昔の青春ドラマのような話だが、キャラクターの個性が立っていて実写化もされているので知っている人が多いと思うが、実写よりもハードめなので、ちょっと違う気持ちで読んでほしいです(40代男性)

    基本情報

    著者森田まさのり(もりたまさのり)
    タイトルROOKIES
    出版社集英社
    発売日2007/9/14
    ページ数328ページ
    ジャンル野球
    受賞・候補歴
    メディアミックス映画/ドラマ/舞台
    楽天https://a.r10.to/hkMLLm
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    【9位】『ONE OUTS』甲斐谷忍(3票)

    『ONE OUTS』甲斐谷忍
    出典:Amazon

    概要・あらすじ

    優秀な個人成績を残しながらも、一度も優勝経験のない天才打者・児島弘道。賭け野球・ワンナウトで無敗を誇る謎の男・渡久地東亜と出会い、弱小プロ野球チームを日本一へと導くために、心理戦と勝負勘を駆使して奮闘するストーリー。

    評価・口コミ・選んだ理由

    • 万年最下位のチームがペナント優勝するために主人公に力を借りるお話です。主人公の渡久地東亜は豪速球や変化球を投げられないが、打者の心理を読み取って抑えていく投手で、その心理戦が面白いと思い、おすすめにしました(20代男性)
    • 多くが想像する野球漫画とはストーリーが大きく異なり、斬新さの面でハマる人が多くいると感じるから(30代男性)
    • 単なる根性や努力の物語ではなく、天才ギャンブラーの主人公が野球を舞台に心理戦と知略で相手を打ち負かしていく異色の野球漫画です。一球ごとの駆け引きや相手の弱みをつく戦略は、まるで高度な頭脳ゲームを見ているようで、非常にスリリングです。野球のルールを知らなくても、『カイジ』や『LIAR GAME』のような心理戦が好きな方なら間違いなく楽しめると思います。野球の見方が変わる一冊です(30代男性)

    基本情報

    著者甲斐谷忍(かいたにしのぶ)
    タイトルONE OUTS
    出版社集英社
    発売日1999/6/18
    ページ数220ページ
    ジャンル野球/ギャンブル/青年
    受賞・候補歴
    メディアミックスアニメ
    楽天https://a.r10.to/hPpwka
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    【10位】『アストロ球団』『ダイヤモンドの功罪』など(各2票)

    • 『アストロ球団』中島徳博
      とにかくありきたりの野球作品ではありません。普通とは違うものが見たいという好みの方にはとてもマッチします。パワフルでまるで格闘技のように荒々しく野球が進行し、その中で死人が出るのも珍しくないというものです。少々ギャグめいた感じに見えることもあるが、根っこには熱血性とスポーツマン精神がある良作な野球漫画です(30代男性)
      兄の愛読書を借りて読んだんですが、とてもダイナミックかつ面白いストーリーのお話だったのを覚えています。あらすじとしてはボール型のアザを持つ9人の超人が集まってチームを結成するというものでしたが、当然そんな人間が野球をするわけですから、必殺技から何からすべて常識外れでした。ただ、内容が内容なため、これを野球漫画として紹介していいものかちょっと迷いましたが、それでも面白いのは確かなので、あえて紹介することにしました(50代女性)
    • 『サンキューピッチ』住吉九
      野球漫画とは思えないほど、1ページの情報量が圧倒的に多い。それがキャラ一人一人の個性や感情、考えをしっかりと伝えてきて面白いです(40代男性)
      「超絶すごい剛速球を投げられるが、投げられるのは1日3回まで」……。その設定一本で、あれやこれやと面白い展開を見せてくれます。読者がぱっと思いつくツッコミどころはしっかりと正面から回答があるので、信頼して読み進めることができます。敵も味方も頭がいいキャラばかりで、それでいてロジックをしっかりと説明してくれるので、頭脳戦が本当に面白いです。野球の細かいルールはしっかり作中で自然な流れで解説してくれるので、野球を知らない人にもおすすめできる野球漫画です(30代男性)
    • 『ダイヤモンドの功罪』平井大橋
      主人公のスポーツに対する想いに反し、周囲から向けられる異様な期待に苦しむ姿に共感しつつも、読者側も主人公の才能の恐ろしさに震えるという珍しい野球漫画ということでおすすめしたいです。ラスボス系主人公好きは楽しめるんじゃないかと思います(20代女性)
      よくある野球漫画ではなく、天才と天才に翻弄される大人や周囲の子どもたちの心理までも詳細に描かれていて、先が読めない感じが面白かったから(20代女性)

    【13位】『Dreams』『プレイボール』『逆境ナイン』など(各1票)

    • 『BUNGO―ブンゴ―』二宮裕次
      努力家な主人公の成長と魅力的なクセの強いキャラクターと緊迫感がある試合が楽しめる王道型野球漫画(40代男性)
    • 『Dreams』七三太朗&川三番地
      超高校級の実力がありながら性格にメチャクチャ難ありで協調性ゼロのため、名門校に断られ、しかたなく新設の野球無名校に進学した主人公の久里武志。もうそのキャラ設定、物語の導入部分からすでにワクワクさせられました。そんな無名校のエース久里が名門校のエリートバッターたちを次々と打ち取って勝ち進んでいくストーリーは痛快でした。またこの作品は、少年漫画とは思えないほど野球の細かな技術の説明もしてくれるので、野球をやっている方は読むと意外と勉強にもなると思います(40代男性)
    • 『H2』あだち充
      野球部すらなかった高校から同好会を中心に新たなチームを作って最終的に甲子園まで行くのが熱いから(30代男性)
    • 『Mr.FULLSWING』鈴木信也
      ギャグが面白くて野球を知らない人でも楽しめる。現実で不可能なハチャメチャな野球が好き(30代男性)
    • 『あぶさん』水島新司
      野球選手は憧れの存在ですが、あぶさんはとても人情味が溢れ、とても身近に感じられ、とても愛着が湧くからです。実在した選手も数多く描かれているので、本当にあぶさんという選手がいるのではとも感じられるリアリティもあるからです(50代男性)
    • 『エース!』高橋陽一
      優れた才能があるが、自身の父が野球により命を落とした過去を持つ主人公・一八(かずや)の葛藤や仲間との絆を通して成長をする姿に共感できる作品です(40代男性)
    • 『おれはキャプテン』コージィ城倉
      野球漫画といえば、やたら熱い友情だったり、精神性を重んじるものや野球好き前提のものばかりが多かったので、個人的にはあまり好きになれないものが多い中、この漫画ははっきりいって真逆のスタンスから描かれた作品です。主人公は野球そのものには興味がなく、ジャーナリストになるための経験として野球部にいただけの人物であったのがキャプテンに選ばれてしまったことにより、独善的ではあってもその知性をもとに、計画を練りチームを勝利に導いていくところには説得力がありますし、キャプテンになってからは努力も欠かさないところも好感が持てます。野球好きはもちろん、野球に興味がない人にもおすすめできると思い選びました(50代男性)
    • 『すすめ!!パイレーツ』江口寿史
      今話題の江口寿史さんの野球漫画で、子どもの頃から面白く読ませていただいていました!(40代男性)
    • 『ドカベン プロ野球編』水島新司
      本作は、実在の球団や選手をモデルにした臨場感ある描写と、主人公・山田太郎を中心とした仲間との絆やライバルとの熱い対決が魅力です。昭和世代には懐かしく、野球の醍醐味と人間ドラマの両方をじっくり味わえる作品です(50代男性)
    • 『ドラハチ』夏川勇人
      主人公が大きすぎる目標に向かって本気で実現するために「それはやりすぎでしょ」みたいなこともするので、いい意味で予想を裏切ってくるのでおすすめです(10代男性)
    • 『ドラフトキング』クロマツテツロウ
      野球漫画は今までは選手主導の漫画が多く、すでにマンネリ化している感はある中、スカウトといったところに焦点を当てている点が面白いです。スカウトの実情をよく取材されていると感じ、こんなところを見ているんだといったところが面白いし、この選手がどういう風に指名されているかといったわくわく感もあります(40代男性)
    • 『ドラベース ドラえもん超野球』むぎわらしんたろう
      有名漫画『ドラえもん』の未来世界を生きる子どもたちと猫型ロボットたちの草野球チームが主役の人情溢れる漫画です。姿も出身地も様々な猫型ロボットたちは誰も魅力的で、それぞれの因縁や関係の深さが熱く読んでいて楽しくなれます(30代女性)
    • 『バックホームブルース』長尾謙一郎
      主人公は「あまり強くないプロ野球チームの監督に移籍を依頼されて来た」野球選手です。野球漫画ではありますが、野球部分よりは子ども3人や周囲との日常を多く描いている、野球漫画としては異色の作品です。主人公は一見して破天荒で、わりとメチャクチャなキャラクターですが、実は人情味があったり、野球選手としての努力はしていますが、人に見せないように努力しているところがポイントで、読んでいくうちに、主人公にどんどん感情移入していく作品です。一応、プロ野球の試合の描写もあります。面白かったのですが、それだけに全4巻で完結したのが惜しまれます(40代女性)
    • 『バトルスタディーズ』なきぼくろ
      友人の評判がよかったのと、普通の野球漫画とは異なり野球強豪校の生活などリアルに描かれているのを知ったため(30代男性)
    • 『プレイボール』ちばあきお
      高校野球をテーマにした野球漫画です。時代を感じる部分もありますが、「弱小高校の野球チームが、主人公が入部したことで雰囲気が変わっていき、どんどんと強くなっていく」という王道展開が楽しめます。ルールや説明がシンプルなので、野球に詳しくない人でも読みやすいと思います(30代女性)
    • 『プレイボール2』コージィ城倉&ちばあきお
      同作者の漫画、『プレイボール』と『キャプテン』の続編的な位置づけになっており、両作品で登場したキャラクターたちが一つのチームになって活躍するのが面白い(50代男性)
    • 『ボールパークでつかまえて!』須賀達郎
      プロ野球を支えるファン、球場で働く人たちの様々なドラマがとてもハートフルに描かれています。作者の野球愛がヒシヒシと伝わってくる漫画として大変印象に残っています(50代男性)
    • 『悪たれ巨人』高橋よしひろ
      『銀牙』で有名な高橋よしひろさんの作品。当時の小学校の頃のことや、ジャイアンツ全盛時代の雰囲気がよく伝わるから(50代男性)
    • 『花鈴のマウンド』角谷建耀知&星桜高校マンガ研究会
      野球が好きな理由に、男も女も関係ないんだと純粋に思わせてくれます。夢に向かって努力するヒロイン・桐谷花鈴の成長する姿はもちろんですが、周囲のキャラクターが魅力的で応援したくなります(50代女性)
    • 『逆境ナイン』島本和彦
      主人公・不屈闘志が野球部の存続のため、あらゆる逆境に立ち向かいながら甲子園を目指すスポ根ギャグ漫画。野球部廃部の危機から始まり、試合前に9人中7人が離脱、112対3と不屈の前に次々と逆境が襲いかかる。これを男らしく乗り越えていく不屈の姿と、名言・迷言が入り混じる島本節がとにかく痛快。非常にバカバカしい内容ではあるためか、読めば不思議と元気で前向きになれる作品です。疲れたときや、落ち込んだときにおすすめです(30代男性)
    • 『球詠』マウンテンプクイチ
      女子野球部のお話ですが、変に精神論とかに逃げることなく、ちゃんと野球が描かれているのがポイントが高いし、面白いです。アニメ化もされているので、アニメから入ってもいいかも(30代女性)
    • 『巨人の星』梶原一騎&川崎のぼる
      究極のスポ根漫画で、鬼のような父親とともに厳しく激しい練習を積んだうえで、巨人の星を掴み取ろうとするストーリー。昭和時代に運動系の部活動で頑張ってきた人には、懐かしさを感じることができると思います。また長嶋茂雄さんや王貞治さんをはじめ、巨人で活躍した名選手たちも登場するため、熱烈な巨人ファンの人にもおすすめです(60代男性)
    • 『猫ピッチャー』そにしけんじ
      野球に関する漫画ではあるものの、主役は猫です。プロ野球初の猫野球選手でミー太郎(通称ミーちゃん)のかっこよくもかわいらしく愛らしい姿に癒されます(40代女性)
    • 『風光る』七三太朗&川三番地
      弱小の野球チームが強くなっていくという王道の展開なんですが、主人公は実は野球をしていた高校生ではなく、野球選手のものまねがうまい高校生という変わった人物が主人公で、野球をしたことがない人でも努力したり、他者の良いところを真似して取り入れるとうまくなっていくというのを感じ取れる漫画だから選びました(40代男性)

    まとめ

    野球漫画はスポーツ物語だけでなく、人生そのものを描く人間ドラマとしても、多くの読者に親しまれています。ストーリーには勝利や挫折、努力、友情などの要素が詰まっており、読む人の心を熱くさせてくれます。

    作品によっては野球を通して家族や仲間との絆、夢を追い続ける情熱、自分自身との葛藤がリアルに描かれており、プレーの迫力だけでなく、人間の成長や想いの強さなどが感じられるのも魅力です。

    まだ読んだことがない人も、久しぶりに野球漫画を手に取る人も、この機会に胸が熱くなる物語を味わってみてはいかがでしょうか。

    概要(調査・アンケート)

    調査方法インターネット調査
    調査期間2025年10月5日~11日
    調査対象10~60代の男女(100名)
    調査対象(年代)・10代:1名(約1%)
    ・20代:16名(約16%)
    ・30代:31名(約31%)
    ・40代:31名(約31%)
    ・50代:19名(約19%)
    ・60代:2名(約2%)
    調査対象(性別)・男性:62名(62%)
    ・女性:38名(38%)