【3選】一人で過ごす夜に!泣ける・切ない人気おすすめ恋愛小説【想いの重さが胸に迫る】

【3選】一人で過ごす夜に!泣ける・切ない人気おすすめ恋愛小説【想いの重さが胸に迫る】 本・書籍

※当サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用して商品・サービスを紹介しております。また、Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

「泣ける恋愛小説ってある?」
「読み終えた後も心に残る、切ない恋の物語を読みたい」

恋愛小説を読んで思いきり泣きたいのに、作品が多すぎてどれを選べばよいか迷ったことはありませんか。泣けるポイントは人それぞれなので、自分に合う一冊を見つけるのは意外と難しいですよね。

心を揺さぶられたい人にこそ手に取ってほしいのが、報われない想いや大切な人との別れを描いた、切なさが胸に残る恋愛小説です。見返りを求めない献身を描いたミステリーから、親友を亡くした青年の喪失と再生の物語まで、作品ごとに切なさの形が異なります。

登場人物の想いに寄り添いながら読み進めるうちに、物語の切なさとともに人を想う気持ちの重さを味わえます。ただ、どんな切なさを描いた作品なのかは、あらすじだけでは分かりにくいものです。

そこで本記事では実際に読んだ本の中から、泣ける・切ない恋愛小説をランキング形式で紹介していきます(ネタバレなし)。本記事を読めば、心に響く一冊が見つかるでしょう。

特に登場人物に感情移入して思いきり泣きたい人や、読み終えた後の余韻に浸りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事に掲載している内容は、記事執筆時点の情報に基づいています。最新情報は各公式サイトにてご確認ください
※記事ごとにニーズなどが異なるため、順位はおすすめ度(ランク)と異なる場合がございます

泣ける・切ない人気おすすめ恋愛小説

  • 【1位】『容疑者Xの献身』東野圭吾
  • 【2位】『ノルウェイの森』村上春樹
  • 【3位】『汝、星のごとく』凪良ゆう

【1位】『容疑者Xの献身』東野圭吾

概要・あらすじ

天才的な数学の才能を持ちながら、高校の数学教師として不遇な日々を送る石神哲哉(いしがみてつや)。彼はアパートの隣で娘と暮らす花岡靖子(はなおかやすこ)に、ひそかに想いを寄せていた。ある日、つきまとってきた元夫を靖子と娘が殺してしまったことを知った石神は、二人を救うために完全犯罪を企てる。刑事・草薙(くさなぎ)は捜査を進める中で、大学時代の友人である物理学者・湯川学(ゆかわまなぶ)に相談を持ちかける。こうして湯川は、かつて才能を認め合った旧友・石神の組み立てた謎に挑むことになる。天才同士の頭脳戦と、一人の男の献身を描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 見返りを求めない献身の切なさに胸を打たれる
  • 天才数学者と天才物理学者の頭脳戦が面白い
  • ミステリーでありながら恋愛小説としても読める

本作は、天才数学者・石神がある殺人事件の真相を隠し通そうとする倒叙ミステリーです。石神は数学の才能を持ちながら、高校の数学教師として冴えない日々を送っています。そんな彼がひそかに想いを寄せているのが、隣の部屋で娘と暮らす花岡靖子です。

ある日、靖子と娘は、つきまとってきた元夫を殺してしまいます。事件を知った隣人・石神は、二人を守るために完全犯罪を企てます。

刑事・草薙が聞き込みで訪ねた石神は、物理学者・湯川の大学時代の友人でした。草薙から事件の相談を受けた湯川は、久しぶりに石神と再会することに。かつてお互いの才能を認め合った天才二人が、事件をめぐって静かにぶつかっていきます。

特に印象に残ったのは見返りを求めない石神の献身ぶりで、終盤は胸が締め付けられる想いになります。また、天才数学者と天才物理学者による頭脳戦は読みごたえがあり、会話の端々に漂う緊張感も見どころです。犯人は最初から分かっていますが、どんなトリックなのか、湯川がどう真相に迫るのかが気になって最後まで一気に読み進められます。

謎解きを楽しめるミステリーでありながら恋愛小説としても読め、登場人物たちのその後が気になるような余韻も魅力です。シリーズを読んでいなくても話は理解できるため、ガリレオシリーズを初めて読む人にもおすすめです。人を想う気持ちがどこまで人を動かすのか、その重さが静かに胸に迫ります。

基本情報

著者東野圭吾(ひがしのけいご)
タイトル容疑者Xの献身
出版社文藝春秋
発売日2005/8/29
ページ数360ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴【受賞】第134回直木三十五賞
【受賞】第6回本格ミステリ大賞
【候補】2012年エドガー賞 最優秀長編賞(英訳版)
おすすめ度★★★★☆(SSランク)
楽天https://a.r10.to/h91qUv
Amazonhttps://link.amazon/B08K3kvhM
関連記事

【2位】『ノルウェイの森』村上春樹

概要・あらすじ

37歳のワタナベトオルは、ドイツのハンブルク空港で流れたビートルズの『ノルウェイの森』を耳にし、学生時代の記憶を呼び起こされる。高校時代、ワタナベは唯一の親友・キズキを自殺で亡くしていた。東京の大学に進んだワタナベは、キズキの恋人だった直子と再会し、2人は少しずつ心を通わせていく。しかし直子はワタナベの前から姿を消し、京都の山奥にある療養所に入ってしまう。一方、大学では明るく奔放な緑と出会い、ワタナベは2人の女性の間で揺れ動いていく。限りない喪失と再生を描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 大切な人を失った後の生き方を考えさせられる
  • 直子と緑という対照的な2人の女性に惹きつけられる
  • 1960年代末の東京の空気を静かな文章で味わえる

本作は、高校時代の親友を自殺で亡くした大学生・ワタナベが、2人の女性との関わりの中で生き方を探していく長編小説です。物語は37歳になったワタナベが、ハンブルク空港で流れたビートルズの曲をきっかけに、20歳前後の日々を振り返る形で進みます。高校3年の5月に親友のキズキを亡くしたワタナベは地元の神戸を離れ、東京の私立大学に進学しました。

大学1年の5月、ワタナベは中央線の電車の中で、キズキの恋人だった直子と偶然再会します。2人は休日のたびに会って東京の街を歩くようになり、少しずつ距離を縮めていきました。しかし直子の20歳の誕生日に2人が結ばれた後、直子はワタナベの前から姿を消してしまいます。

やがてワタナベは、直子が京都の山奥にある療養所・阿美寮(あみりょう)に入ったことを知り、直子を訪ねて同室のレイコと出会いました。一方、同じ大学に通う緑と知り合い、明るく奔放な緑にも心を惹かれていきます。京都の療養所にいる直子への想いと、東京で過ごす緑との時間の間で、ワタナベの心は揺れ動くばかりです。

特に印象に残ったのは、親友の死を抱えたまま生きていくワタナベと直子の姿で、大切な人を失った後にどう生きていけばよいのかを考えさせられます。心に傷を抱える直子と、明るく生命力にあふれた緑の対比も印象的で、2人の間で揺れるワタナベの気持ちに引き込まれるでしょう。1960年代末の東京の空気が静かな文章で描かれ、物語の切なさを際立たせているところもあります。

一方で、性的な描写が多く、登場人物の言動に共感しにくいと感じる人もいるかもしれません。それでも読み進めるほど、それぞれが孤独や喪失とどう折り合いをつけようとしているのかが見えてきます。読後は失った人への想いを抱えながらも前を向くことの意味を、改めて見つめ直すきっかけになるでしょう。

基本情報

著者村上春樹(むらかみはるき)
タイトルノルウェイの森
出版社講談社
発売日2004/9/15
ページ数304ページ
ジャンル恋愛
受賞・候補歴–
おすすめ度★★★★☆(SSランク)
楽天https://a.r10.to/hFHxUO
Amazonhttps://link.amazon/B0a8n7GhX
関連記事

【3位】『汝、星のごとく』凪良ゆう

概要・あらすじ

瀬戸内の島で育った高校生の暁海(あきみ)は、父が愛人のもとに行ってしまい、不安定になった母と暮らしている。そこに京都から転校してきたのが、恋愛に奔放な母に振り回されてきた櫂(かい)。似た孤独を抱える二人は惹かれ合うが、卒業後は漫画原作の仕事が軌道に乗った櫂が上京し、暁海は母を支えるために島に残る。離れて暮らすうちに、二人の気持ちは少しずつすれ違っていく。恋愛だけでなく家族やお金、仕事の問題にも向き合いながら成長していく二人の15年間を描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 自分の人生を生きるとは何かを考えさせられる
  • 親に振り回される二人のリアルな苦しさ
  • 二人の視点で描かれる15年間のすれ違いが切ない

本作は身勝手な親に振り回されながら生きる、暁海と櫂の15年間を描いた恋愛小説です。暁海は瀬戸内の島で、父が愛人を作って家を出た後に不安定になった母を気遣いながら暮らす高校生です。そこに母の恋愛に振り回されて京都から転校してきた櫂が現れ、似た境遇の二人は惹かれ合います。

高校を卒業すると、漫画原作の仕事が軌道に乗った櫂は上京し、暁海は母を放っておけず島に残ります。島を出るつもりだった暁海にとって、地元の会社への就職はやむを得ない選択です。こうして二人の遠距離恋愛が始まります。

櫂は作画担当の尚人(なおと)と組んだ漫画がヒットし、東京で忙しい日々を送るようになります。一方で、暁海は男女差別の残る職場で昇給も難しく、少ない給料で母を支える毎日です。暮らしぶりが離れていく中で、二人の気持ちは少しずつすれ違っていきます。

特に自分の人生を生きるとは何かを考えさせられる点が印象的で、親に縛られながら生きる二人の物語だからこそ強く響きます。暁海だけでなく、櫂も離れた場所から母のお金の求めに応じ続けており、親から離れられない姿にはもどかしさを覚えるでしょう。全体を通して、二人の視点が交互に入れ替わるため、お互いの思いがすれ違う場面はより切なく感じられます。

重いテーマではあるものの文章は読みやすく、先が気になって最後まで読み進められます。惹かれ合いながらもすれ違っていく二人の切なさに、じっくり浸りたい人にはおすすめです。親との関係に縛られながらも道を模索する二人の姿は、恋愛だけでなく家族や仕事も含めた人生の選び方を問いかけてきます。

基本情報

著者凪良ゆう(なぎらゆう)
タイトル汝、星のごとく
出版社講談社
発売日2022/8/4
ページ数352ページ
ジャンル恋愛
受賞・候補歴【受賞】第20回本屋大賞
【受賞】第10回高校生直木賞
【候補】第168回直木三十五賞
【候補】第44回吉川英治文学新人賞
おすすめ度★★★☆☆(Sランク)
楽天https://a.r10.to/hRp7Kl
Amazonhttps://link.amazon/B04sbL1Wq
関連記事

まとめ

泣ける・切ない恋愛小説は想いが報われないもどかしさや大切な人を失う痛みを通して、心を大きく揺さぶってくれるのが魅力です。見返りを求めない献身から、親友を亡くした後の喪失と再生、15年にわたるすれ違いまで、描かれる切なさの形も作品ごとに異なります。

読み終えた後は切ない余韻とともに、人を想う気持ちの重さや自分らしい生き方について考えさせられます。ページを閉じた後も、登場人物たちの姿がしばらく心に残るかもしれません。

特に登場人物に感情移入して思いきり泣きたい人や、切ない恋の物語にじっくり浸りたい人は、ぜひ読んでみてください。