【感想】『汝、星のごとく』凪良ゆう【自分の人生を生きるとは何かを考えさせられる】

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「恋愛小説はあまり読まないけれど、自分でも楽しめるかな?」
「重いテーマと聞いたけど、最後まで読み切れるか不安…」

本作は第20回本屋大賞を受賞し、シリーズ累計200万部を突破した話題作。2026年10月には横浜流星さんと広瀬すずさんの主演で映画も公開されました。注目度が高くて気になっているものの、読むかどうかを決められずにいませんか。

本作で描かれるのは、瀬戸内の島で出会った高校生の暁海(あきみ)と櫂(かい)が惹かれ合い、すれ違いながら成長していく15年間です。

恋愛だけでなくお金や家族の問題にも踏み込んでおり、自分の生き方を考えるきっかけになるでしょう。ただ、あらすじだけでは自分に合うかどうかまではつかめません。

そこで本記事では、実際に凪良ゆう(なぎらゆう)さんの小説『汝、星のごとく』を読んだ感想を紹介していきます(ネタバレなし)。

恋愛小説をあまり読まない人や重いテーマに不安がある人は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事に掲載している内容は、記事執筆時点の情報に基づいています。最新情報は各公式サイトにてご確認ください
※記事ごとにニーズなどが異なるため、順位はおすすめ度(ランク)と異なる場合がございます

基本情報

著者凪良ゆう(なぎらゆう)
タイトル汝、星のごとく
出版社講談社
発売日2022/8/4
ページ数352ページ
ジャンル小説(恋愛)
受賞・候補歴【受賞】第20回本屋大賞
【受賞】第10回高校生直木賞
【候補】第168回直木三十五賞
【候補】第44回吉川英治文学新人賞
おすすめ度★★★☆☆(Sランク)
楽天https://a.r10.to/hRp7Kl
Amazonhttps://link.amazon/B04sbL1Wq

概要・あらすじ

瀬戸内の島で育った高校生の暁海は、父が愛人のもとに行ってしまい、不安定になった母と暮らしている。そこに京都から転校してきたのが、恋愛に奔放な母に振り回されてきた櫂。似た孤独を抱える二人は惹かれ合うが、卒業後は漫画原作の仕事が軌道に乗った櫂が上京し、暁海は母を支えるために島に残る。離れて暮らすうちに、二人の気持ちは少しずつすれ違っていく。恋愛だけでなく家族やお金、仕事の問題にも向き合いながら成長していく二人の15年間を描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 自分の人生を生きるとは何かを考えさせられる
  • 親に振り回される二人のリアルな苦しさ
  • 二人の視点で描かれる15年間のすれ違いが切ない

本作は身勝手な親に振り回されながら生きる、暁海と櫂の15年間を描いた恋愛小説です。暁海は瀬戸内の島で、父が愛人を作って家を出た後に不安定になった母を気遣いながら暮らす高校生です。そこに母の恋愛に振り回されて京都から転校してきた櫂が現れ、似た境遇の二人は惹かれ合います。

高校を卒業すると、漫画原作の仕事が軌道に乗った櫂は上京し、暁海は母を放っておけず島に残ります。島を出るつもりだった暁海にとって、地元の会社への就職はやむを得ない選択です。こうして二人の遠距離恋愛が始まります。

櫂は作画担当の尚人(なおと)と組んだ漫画がヒットし、東京で忙しい日々を送るようになります。一方で、暁海は男女差別の残る職場で昇給も難しく、少ない給料で母を支える毎日です。暮らしぶりが離れていく中で、二人の気持ちは少しずつすれ違っていきます。

特に自分の人生を生きるとは何かを考えさせられる点が印象的で、親に縛られながら生きる二人の物語だからこそ強く響きます。暁海だけでなく、櫂も離れた場所から母のお金の求めに応じ続けており、親から離れられない姿にはもどかしさを覚えるでしょう。全体を通して、二人の視点が交互に入れ替わるため、お互いの思いがすれ違う場面はより切なく感じられます。

明るい恋愛小説を求める人には向きませんが、特に家族との関係に悩んだことがある人や、自分の生き方を見つめ直したい人にはおすすめです。重いテーマではあるものの文章は読みやすく、先が気になって最後まで読み進められます。親との関係に縛られながらも道を模索する二人の姿は、恋愛だけでなく家族や仕事も含めた人生の選び方を問いかけてきます。

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まとめ

本作は瀬戸内の島で出会った暁海と櫂の15年間を描いた恋愛小説です。

親に振り回される苦しさやお金の問題にも踏み込んでおり、読後は自分の人生を生きるとは何かを考えさせられるでしょう。

心に残る長編の恋愛小説を探している人は、ぜひ読んでみてください。

今回取り上げた本『汝、星のごとく』凪良ゆう(著)

著者凪良ゆう(なぎらゆう)
タイトル汝、星のごとく
出版社講談社
発売日2022/8/4
ページ数352ページ
ジャンル小説(恋愛)
受賞・候補歴【受賞】第20回本屋大賞
【受賞】第10回高校生直木賞
【候補】第168回直木三十五賞
【候補】第44回吉川英治文学新人賞
おすすめ度★★★☆☆(Sランク)
楽天https://a.r10.to/hRp7Kl
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