「小説『夜明けの街で』ってどんな話なの?」
「不倫の話と聞いたけど、ミステリーとしても楽しめるかな?」
本作は累計発行部数120万部※を超える人気作で、2011年には岸谷五朗さんと深田恭子さんの主演で映画化もされました。気になっているものの、読むかどうか迷っていませんか。
※参考:映画.com
本作で描かれるのは、妻子ある会社員と、時効が迫る殺人事件の容疑者である女性との不倫です。物語は主人公の目線で進み、妻を裏切っていく男の本音を間近で感じられます。ただ、あらすじだけでは自分に合うかどうか分かりませんよね。
そこで本記事では、実際に小説家・東野圭吾さんの『夜明けの街で』を読んだ感想を紹介していきます(ネタバレなし)。感想を知っておけば、自分に合う作品かどうかを判断しやすくなるでしょう。
特に不倫に走る男性の心理が気になる人や、スリルのある恋愛小説を読みたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
基本情報
| 著者 | 東野圭吾(ひがしのけいご) |
| タイトル | 夜明けの街で |
| 出版社 | 角川書店 |
| 発売日 | 2007/6/29 |
| ページ数 | 344ページ |
| ジャンル | 小説(恋愛) |
| 受賞・候補歴 | – |
| おすすめ度 | ★★☆☆☆(Aランク) |
| 楽天 | https://a.r10.to/hRRneU |
| Amazon | https://link.amazon/B0aZ4yhlD |
概要・あらすじ
建設会社に勤める渡部和也(わたべかずや)は、妻と娘と穏やかな日々を送る会社員。不倫をする人間をバカにしていた彼は、派遣社員・仲西秋葉(なかにしあきは)と出会い、やがて一線を越えてしまう。しかし、秋葉には誰にも打ち明けられない事情があった。15年前、彼女の父親の愛人が殺された事件で、秋葉は容疑者として疑われていたのだ。事件の時効が目前に迫る中、渡部は家庭と秋葉の間で揺れ動いていく。不倫の恋とミステリーが交錯する一冊。
感想・おすすめポイント
- 不倫に溺れる男の心理描写が面白い
- 時効が迫るミステリーで先が気になる
- 不倫の甘さと怖さの両方を味わえる
本作は、家庭を持つ会社員と派遣社員の女性との不倫を描いた長編小説です。主人公・渡部は建設会社に勤め、妻と娘と穏やかな日々を送っていました。不倫をする人間をバカにしていたほどで、自分には縁のない話だと思っていました。
そんな渡部の前に現れたのが、会社に派遣社員としてやってきた秋葉です。バッティングセンターで顔を合わせたことをきっかけに、二人は少しずつ距離を縮めていきます。不倫経験のある友人に助言をもらいながら、渡部は家族に嘘を重ねて秋葉と会う時間を増やしていきます。
ところが、ある出来事から、渡部は秋葉が15年前に自宅で起きた殺人事件の容疑者だと知ることに。殺されたのは秋葉の父親の愛人で、事件は時効まで残りわずかでした。真相が分からないまま、渡部は秋葉の過去と向き合っていきます。
特に印象に残ったのは不倫に溺れていく渡部の心理描写の面白さで、一線を越えていく過程に引き込まれます。家族への後ろめたさを抱えながらも秋葉との時間を手放せない姿は身勝手ですが、どこか人間らしさも感じられます。また、事件の時効を迎える日が近づくにつれ、少しずつ緊張感が増していくのも見どころです。
不倫の甘さに浸るだけでなくその裏にある怖さも感じられ、読み終えた後は不倫の代償について考えさせられます。ミステリーとしては真相を予想しやすいところもありますが、主に恋愛小説として読むと味わい深い作品かもしれません。謎解きの爽快感よりも、人の弱さや欲望をじっくり味わいたい人におすすめですね。
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まとめ
本作は、不倫を軽蔑していた会社員が殺人事件の容疑者である女性との恋にのめり込んでいく長編小説です。15年前の事件の時効が迫る中、許されない恋と事件の真相が少しずつ重なっていきます。主人公の視点で描かれるため、渡部の迷いや本音が手に取るように伝わってくるでしょう。
全体を通して、道を外れていく男の胸の内が丁寧に描かれており、家族を裏切る後ろめたさと秋葉に惹かれる気持ちの間で揺れる姿には思わず引き込まれます。ミステリーとしての驚きは控えめですが、恋愛小説としての読み応えは十分です。甘さと怖さが入り混じる恋に時効までの緊張感が重なる点も魅力です。
大人の恋と謎解きを一冊で楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
今回取り上げた本『夜明けの街で』東野圭吾(著)
| 著者 | 東野圭吾(ひがしのけいご) |
| タイトル | 夜明けの街で |
| 出版社 | 角川書店 |
| 発売日 | 2007/6/29 |
| ページ数 | 344ページ |
| ジャンル | 小説(恋愛) |
| 受賞・候補歴 | – |
| おすすめ度 | ★★☆☆☆(Aランク) |
| 楽天 | https://a.r10.to/hRRneU |
| Amazon | https://link.amazon/B0aZ4yhlD |
