【3選】ベストセラー作家・東野圭吾の人気おすすめ恋愛小説【作品ごとに違う恋の形を味わえる】

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「東野圭吾の本で、恋愛小説ってある?」
「ミステリーだけじゃなく、恋愛を描いた東野作品も読んでみたい」

東野圭吾さんの作品を読みたいけれど、どれに恋愛の要素があるのか分からないと思ったことはありませんか。ミステリーの作品が多いため、恋愛が中心の作品はタイトルやあらすじだけでは見分けにくいですよね。

東野圭吾さんの恋愛小説には、見返りを求めない献身から、不倫の恋、ゲレンデでのドタバタ劇まで、さまざまな恋の形があります。

ミステリーとは違う東野作品の一面に触れると、人を想う気持ちのさまざまな描かれ方を味わえます。ただ、切ない話なのか笑える話なのかで読み味は大きく変わるため、どれから読むか迷うものです。

そこで本記事では実際に読んだ本の中から、東野圭吾さんの恋愛小説をランキング形式で紹介していきます(ネタバレなし)。本記事を読めば、自分の好みに合う東野作品を選びやすくなるでしょう。

特にミステリー以外の東野作品も読んでみたい人や、恋愛小説を作家で選びたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

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虹

工藤あかり(著)

十九歳、恋も、別れも、初めてだった。

むかし書いた日記をきっかけに、十九歳で出会った男との記憶が蘇る――。二つの出会いと別れを綴った恋愛回想小説

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※本記事に掲載している内容は、記事執筆時点の情報に基づいています。最新情報は各公式サイトにてご確認ください
※記事ごとにニーズなどが異なるため、順位はおすすめ度(ランク)と異なる場合がございます

ベストセラー作家・東野圭吾の人気おすすめ恋愛小説

  • 【1位】『容疑者Xの献身』東野圭吾
  • 【2位】『夜明けの街で』東野圭吾
  • 【3位】『恋のゴンドラ』東野圭吾

【1位】『容疑者Xの献身』東野圭吾

概要・あらすじ

天才的な数学の才能を持ちながら、高校の数学教師として不遇な日々を送る石神哲哉(いしがみてつや)。彼はアパートの隣で娘と暮らす花岡靖子(はなおかやすこ)に、ひそかに想いを寄せていた。ある日、つきまとってきた元夫を靖子と娘が殺してしまったことを知った石神は、二人を救うために完全犯罪を企てる。刑事・草薙(くさなぎ)は捜査を進める中で、大学時代の友人である物理学者・湯川学(ゆかわまなぶ)に相談を持ちかける。こうして湯川は、かつて才能を認め合った旧友・石神の組み立てた謎に挑むことになる。天才同士の頭脳戦と、一人の男の献身を描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 見返りを求めない献身の切なさに胸を打たれる
  • 天才数学者と天才物理学者の頭脳戦が面白い
  • ミステリーでありながら恋愛小説としても読める

本作は、天才数学者・石神がある殺人事件の真相を隠し通そうとする倒叙ミステリーです。石神は数学の才能を持ちながら、高校の数学教師として冴えない日々を送っています。そんな彼がひそかに想いを寄せているのが、隣の部屋で娘と暮らす花岡靖子です。

ある日、靖子と娘は、つきまとってきた元夫を殺してしまいます。事件を知った隣人・石神は、二人を守るために完全犯罪を企てます。

刑事・草薙が聞き込みで訪ねた石神は、物理学者・湯川の大学時代の友人でした。草薙から事件の相談を受けた湯川は、久しぶりに石神と再会することに。かつてお互いの才能を認め合った天才二人が、事件をめぐって静かにぶつかっていきます。

特に印象に残ったのは見返りを求めない石神の献身ぶりで、終盤は胸が締め付けられる想いになります。また、天才数学者と天才物理学者による頭脳戦は読みごたえがあり、会話の端々に漂う緊張感も見どころです。犯人は最初から分かっていますが、どんなトリックなのか、湯川がどう真相に迫るのかが気になって最後まで一気に読み進められます。

謎解きを楽しめるミステリーでありながら恋愛小説としても読め、登場人物たちのその後が気になるような余韻も魅力です。シリーズを読んでいなくても話は理解できるため、ガリレオシリーズを初めて読む人にもおすすめです。人を想う気持ちがどこまで人を動かすのか、その重さが静かに胸に迫ります。

基本情報

著者東野圭吾(ひがしのけいご)
タイトル容疑者Xの献身
出版社文藝春秋
発売日2005/8/29
ページ数360ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴【受賞】第134回直木三十五賞
【受賞】第6回本格ミステリ大賞
【候補】2012年エドガー賞 最優秀長編賞(英訳版)
おすすめ度★★★★☆(SSランク)
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【2位】『夜明けの街で』東野圭吾

概要・あらすじ

建設会社に勤める渡部和也(わたべかずや)は、妻と娘と穏やかな日々を送る会社員。不倫をする人間をバカにしていた彼は、派遣社員・仲西秋葉(なかにしあきは)と出会い、やがて一線を越えてしまう。しかし、秋葉には誰にも打ち明けられない事情があった。15年前、彼女の父親の愛人が殺された事件で、秋葉は容疑者として疑われていたのだ。事件の時効が目前に迫る中、渡部は家庭と秋葉の間で揺れ動いていく。不倫の恋とミステリーが交錯する一冊。

感想・おすすめポイント

  • 不倫に溺れる男の心理描写が面白い
  • 時効が迫るミステリーで先が気になる
  • 不倫の甘さと怖さの両方を味わえる

本作は、家庭を持つ会社員と派遣社員の女性との不倫を描いた長編小説です。主人公・渡部は建設会社に勤め、妻と娘と穏やかな日々を送っていました。不倫をする人間をバカにしていたほどで、自分には縁のない話だと思っていました。

そんな渡部の前に現れたのが、会社に派遣社員としてやってきた秋葉です。バッティングセンターで顔を合わせたことをきっかけに、二人は少しずつ距離を縮めていきます。不倫経験のある友人に助言をもらいながら、渡部は家族に嘘を重ねて秋葉と会う時間を増やしていきます。

ところが、ある出来事から、渡部は秋葉が15年前に自宅で起きた殺人事件の容疑者だと知ることに。殺されたのは秋葉の父親の愛人で、事件は時効まで残りわずかでした。真相が分からないまま、渡部は秋葉の過去と向き合っていきます。

特に印象に残ったのは不倫に溺れていく渡部の心理描写の面白さで、一線を越えていく過程に引き込まれます。家族への後ろめたさを抱えながらも秋葉との時間を手放せない姿は身勝手ですが、どこか人間らしさも感じられます。また、事件の時効を迎える日が近づくにつれ、少しずつ緊張感が増していくのも見どころです。

不倫の甘さに浸るだけでなくその裏にある怖さも感じられ、読み終えた後は不倫の代償について考えさせられます。ミステリーとしては真相を予想しやすいところもありますが、主に恋愛小説として読むと味わい深い作品かもしれません。謎解きの爽快感よりも、人の弱さや欲望をじっくり味わいたい人におすすめですね。

基本情報

著者東野圭吾(ひがしのけいご)
タイトル夜明けの街で
出版社角川書店
発売日2007/6/29
ページ数344ページ
ジャンル恋愛
受賞・候補歴–
おすすめ度★★☆☆☆(Aランク)
楽天https://a.r10.to/hRRneU
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【3位】『恋のゴンドラ』東野圭吾

概要・あらすじ

都内のリフォーム会社で働く広太(こうた)は、同棲中の婚約者・美雪(みゆき)がいながら、合コンで知り合った桃実(ももみ)とスノーボード旅行に出かける。ところが、2人が乗ったゴンドラに同乗してきた女性グループの中に、美雪の姿があった。広太はゴーグルとマスクで顔を隠し、山頂まで正体を知られずにやり過ごそうとする。やがて里沢温泉スキー場には、休日を過ごすホテルの同僚たちなど、さまざまな男女が集まってくる。ゲレンデで交差していく男女の恋模様を、文庫版の書き下ろし1編を含む全8編で描いた一冊。

感想・おすすめポイント

  • 隠し事をめぐるドタバタに思わず笑ってしまう
  • 別々の恋が少しずつ交差する展開に引き込まれる
  • 事件の起きない軽やかな読み味を楽しめる

本作は、里沢温泉スキー場を舞台に、ゲレンデに集まる男女のさまざまな恋を8つの話で描いた連作短編集です。最初の話の主人公は都内のリフォーム会社で働く広太です。広太は同棲中の婚約者・美雪がいながら、合コンで知り合った桃実とスノーボード旅行に出かけました。

桃実は、広太に婚約者がいることを知らずに誘いに応じた美容部員です。2人がゲレンデでスノーボードを楽しんだあと、ゴンドラに乗り込むと、4人組の女性が乗り合わせてきました。その中の1人が友人の家でパーティーをしているはずの美雪でした。

逃げ場のないゴンドラの中で、広太はゴーグルとマスクで顔を隠し、山頂に着くまでやり過ごそうとします。婚約者と浮気相手が同じ空間にいる中で、広太の冷や汗が止まらない時間が始まります。

最も魅力に感じたのは、隠し事がばれそうになるたびに慌てる登場人物たちの姿で、どの話にも思わず笑ってしまうドタバタがあります。ゲレンデでの合コンや恋人の家族とのスキー旅行など、話ごとに主役が入れ替わりながら、別々の恋が少しずつ交差していく流れも楽しめます。スキーやスノーボードの描写も多く、冬のゲレンデの空気が伝わってくるところも印象的です。

重厚な事件ものを期待して読むと、恋愛が中心の話の運びや浮気から始まる流れに戸惑うかもしれません。ただ、人が亡くなる事件の起きない軽やかな読み味は、肩の力を抜いて楽しめる本作ならではの魅力です。読み終えた後は、ゴンドラやリフトで隣り合った見知らぬ人たちにも、それぞれの恋の物語があるのではと想像したくなりますね。

基本情報

著者東野圭吾(ひがしのけいご)
タイトル恋のゴンドラ
出版社実業之日本社
発売日2019/10/4
ページ数336ページ
ジャンル恋愛/ミステリー/コメディ
受賞・候補歴–
おすすめ度★★☆☆☆(Aランク)
楽天–
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まとめ

東野圭吾さんの恋愛小説ならではなのが、恋の行方を追いながら、人を想う気持ちの重さや危うさまで味わえるところです。見返りを求めない献身から、不倫の恋、ゲレンデで隠し事に振り回される恋模様まで、同じ作家の作品でも読み味は大きく異なります。

切ない話から笑える話まで読み比べると、人を想う気持ちにはさまざまな形があることに気づかされます。重いテーマの作品で心を揺さぶられたあとに、軽やかな作品で息抜きをするといった読み方もできます。ミステリーとは違う東野作品の一面に触れるきっかけにもなるでしょう。

まずは気になる恋の形を描いた一冊から、東野作品の新しい楽しみ方に触れてみてください。

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虹(工藤 あかり)の表紙

虹

工藤あかり(著)

十九歳、恋も、別れも、初めてだった。

育休中の真弓は、雨の日に十九歳の頃の日記を開く。出会い系アプリで出会った男、傷心の一人旅で出会った写真好きの青年――。二つの出会いと別れを綴った、喪失と再生の恋愛回想録。

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モノカフェ編集部

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