「狩猟が描かれていて面白い漫画は?」
「ハンティングについて学べる漫画は?」
狩猟・ハンティング漫画には『罠ガール』『クマ撃ちの女』などがあり、知識が増えることや描写がリアルであること、実情を学べることなどが評価されていますね。
そこで本記事では20~60代の男女(73名)を対象に実施したアンケートをもとに、狩猟・ハンティングを題材にしたおすすめ漫画をランキング形式で紹介していきます。
【73人に聞いた】リアルに描かれたおすすめ狩猟・ハンティング漫画15選
20~60代の男女(73名)を対象に実施したアンケートをもとに、狩猟・ハンティングを題材にしたおすすめ漫画をランキング形式で紹介していきます(ネタバレなし)。
【1位】『罠ガール』緑山のぶひろ(14票)
基本情報
著者 | 緑山のぶひろ |
タイトル | 罠ガール |
出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2017/12/27 |
ページ数 | 168ページ |
ジャンル | 漫画(ヒューマンドラマ) |
受賞・候補歴 | – |
メディアミックス | – |
概要・あらすじ
田舎町で暮らす女子高生・朝比奈千代丸が農作物を守るために野生動物を捕獲する姿を描いた本格派ストーリー。
評価・口コミ・選んだ理由
- まだ高校生なのにわな猟免許を取得しているところがすごいし、幼馴染・レモンに対して冷たいところが面白かったから(20代女性)
- 実家が農業をしていて、農作物を荒らす獣害を減らすため、わな猟免許の免許を取得した高校生が、なるべくお金をかけずに学んだ手段を使って罠を仕掛けるところが面白かったです。イノシシが罠にかかったか確認しに行って、イノシシと遭遇するシーンにはドキドキしました(30代女性)
- 猟と聞いて思い浮かぶ銃での猟ではなく、罠猟のお話なのが新鮮で面白かったです。罠に関する知識、獣害に関する実情も知ることができました(20代女性)
- 農家を営む実家を助けるために、わな猟免許を持っている女子高生が、同じく実家が農家の友達に助けを求められて、罠を仕掛けるところが面白かった。罠をかけるにはルールがあったり、意外と柵なども高価であることがわかり、驚くことが多かった(30代女性)
- 主人公が女性の狩猟マンガ?と思うかも知れませんが、狩猟の歴史や技術が初心者でも分かりやすく描写されている図鑑みたいな作品です。狩猟のイメージがガラリと変わるし、駆除の必要性についてもキチンと記載されています。子どもだけでなく、大人が読んでも勉強になる隠れた名作品です(40代男性)
- 山奥の田舎に暮らしているため、日常で役立つ知識を得られて勉強になりました(20代女性)
- 女子高生が自宅の農作物を守るために、資格を取得してイノシシを罠にはめるために奮闘する面白い漫画です(30代男性)
- 狩猟の漫画はグロイイメージでしたが、この『罠ガール』はゆるふわ系でかわいい(30代女性)
- 女子高生が罠猟をするという、なかなかない設定がすごいと感じました(30代女性)
- 狩猟というと猟銃で、というイメージだったのですが、畑を荒らす野生動物に対するわな猟というテーマなので女性でも気軽に読めると思います(50代男性)
- サバイバル感がありつつもほっこりとした物語ですし、さらには狩猟の勉強にもなりおすすめです(40代男性)
- 人間が生きていくために誰かがやらなければならないことのリアルがわかるから(20代男性)
- 女子高生が罠を張って害獣を捕獲する話。猟銃で殺すだけの狩りではないので、気楽に読める作品です(30代女性)
- わな猟の免許を持った女子高生の漫画だが、登場人物に女子高生らしさを持たせつつも割とシビアでエグいところまで描写しているのでとても面白かったです(30代男性)
【1位】『クマ撃ちの女』安島薮太(14票)
基本情報
著者 | 安島薮太 |
タイトル | クマ撃ちの女 |
出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2019/7/9 |
ページ数 | 192ページ |
ジャンル | 漫画(ヒューマンドラマ) |
受賞・候補歴 | – |
メディアミックス | – |
概要・あらすじ
北海道を舞台に、兼業猟師の31歳の女性・小坂チアキが日本最強生物・エゾヒグマを命がけで追う姿を描いた物語。
評価・口コミ・選んだ理由
- 女性がクマを撃つ!その組み合わせが意外かつカッコいいです。主人公が狙うのは最恐のエゾヒグマ。ストーリーを通じて、クマの恐ろしさがイヤというほど伝わってきます。クマの被害が出たときに「熊がかわいそう」などと寝言を言っているひとは、一回でもこの漫画を読んで甘っちょろい考えを捨てて欲しいです(50代女性)
- 若い女性ハンターがヒグマをハントする内容。描写が詳細で引き込まれます。ハンターのルールと銃器を扱うことの重さや葛藤が垣間見れます。現代日本では熊害の話題で巷で話題になりました(40代男性)
- クマの怖さと危険というのは、女性であっても容赦なく襲いかかってくるというのがリアルに伝わってくるのが良かったです。クマの習性について勉強になるところもたくさんありました(30代男性)
- 北海道を舞台にしてクマを狩猟することに人生をかけている女性が主人公の漫画で、狩猟についてすごくリアルな描写が多くて、クマや自然の怖さや厳しさがよく伝わってくる漫画です。クマ以外にも鹿などを狩る話も出てきて、狩猟についての描写がとてもリアルで、すごく取材を重ねて丁寧に書いているなというのが伝わってくる漫画なので、とても面白いです(30代男性)
- あまりハンティング系の漫画は普段は読まないのですが、この漫画はおすすめです!こんなにはまったのは久々かもしれません。狩猟の紹介(ライフルや肉を食べる等)でなく、ハンティングにスポットを置いた作品。恋愛要素もありますが、少なめ。クマに襲われるシーンがすごくリアルに描かれていて、人が食われていくシーンなど、臨場感と恐怖感が伝わってきます。主人公も特段すごく狩猟がうまいわけではなく、あっさり死人も出るので読んでいてハラハラします。パニックホラー系が好きな方におすすめです(40代女性)
- ハンティングについてもわかりやすく書いてあったり、クマの怖さについてもリアルな感じがあったりと、かなり身近なこととして感じることができる漫画だと思います(40代男性)
- 猟銃の作画や狩猟の描写がとてもしっかりとした監修が入っている(40代女性)
- 熊を狩ることの危険や厳しさをこの漫画を通して感じることができるから。絵の荒々しさも、味があって好きです(20代女性)
- 女性が主人公で、かつ合法な狩猟を扱った漫画なので、よいと感じたから(40代女性)
- チアキがエゾヒグマを狙う場面に面白さがある漫画だと思ったからです(30代男性)
- 熊との共存による日常生活が描かれていて、プロの技が分かる内容だからです(20代男性)
- 夏は熊と出くわす機会が増えるので(田舎)、ぜひ読んでほしい作品です。女性でも熊の生態が分かれば猟師にもなれる。力強いメッセージがあって良いです(50代女性)
- 真剣勝負のエゾヒグマとの闘いを描いた作品。昨今になり人殺しクマが注目されているが、野生のヒグマは基本危険な生物。このように真に迫る描写の作品があってもいいと思う。良作です(50代男性)
- 元々狩猟漫画が好きだったから。無料漫画で一話だけ読んだ時に北海道を舞台にした本格的な狩猟漫画と感じ読んでました(30代男性)
【3位】『山賊ダイアリー』岡本健太郎(13票)
基本情報
著者 | 岡本健太郎 |
タイトル | 山賊ダイアリー リアル猟師奮闘記 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2011/12/22 |
ページ数 | 128ページ |
ジャンル | 漫画(エッセイ/ヒューマンドラマ) |
受賞・候補歴 | – |
メディアミックス | – |
概要・あらすじ
著者・岡本健太郎さんによる故郷・岡山での狩猟&ジビエ(野生肉)喰い生活を描いたエッセイ漫画。
評価・口コミ・選んだ理由
- 狩猟免許を持つマンガ家さんが、山に入り様々なトラップを仕掛けながら獲物を捕るマンガ。害獣と戦うときの注意や苦労、そして美味しい食べ方など、かなり本格的(50代女性)
- 実際に著者の方が狩猟されている実体験をもとに書かれていて、狩猟の楽しさだけではなく獲物を捌いたり料理したりといった描写が分かりやすく描かれています。絵のテイストは柔らかめでリアルじゃない分、グロテスクな見え方になっていないのも幅広い層にウケがいいのではと感じました(30代女性)
- 作者の岡本健太郎さんが、実際に狩猟をしたりジビエ料理を食したりした経験を記したエッセイ漫画です。リアリティに溢れていて勉強になりますし、狩猟やジビエ料理という未知の世界に興味を持たせてくれます(30代女性)
- 淡々とした絵柄ですが、それが誇張のなさを感じさせてくれます。ひとつひとつの葛藤やハンティングへの姿勢が描かれていて、大きな事件や起伏がなくても、引き込まれる内容になっています(40代女性)
- 作者の岡本さんは岡山に帰郷後、猟銃と猟師の免許を取得し、漫画家と漁師の二足の草鞋で活躍しています。お祖父さんが猟師で元々興味があったそうですが、ほぼ知識ゼロの状態から地元の先輩猟師さんや野次馬根性で一緒に猟師生活に首を突っ込んだ「マサムネ君」とともに免許の種類や銃の選び方、法令などを身に着け実践する形で、読者にも分かりやすくリアルなハンティングの世界が紹介されます。この作品を読んで罠猟や個別の免許があること、また猟の期間や場所が厳しく制限されている事実を初めて知り、高齢化や免許更新の大変さ・「猟友会」の実際や駆除に駆り出される割に合わなさなど、猟を取り巻く大変な事情を学べました(50代女性)
- マタギをメインとしているが、狩猟生活を淡々と描いていてリアリティがあるところ(30代女性)
- 猟師のリアルな生活について詳しく知ることができ面白かったから(30代男性)
- 21世紀に現役猟師をされている方のコミックエッセイです。現実の猟師がどんなことをしているのか、21世紀だからこそのアイテムなどを含めて、リアルな狩猟・ハンティングを知ることができます。動物の特性や歩数で距離を測るなど、読んでいてためになりました(40代女性)
- 作画も自分好みで話の内容も非常に面白いと思うのでおすすめだからです(30代男性)
- 現役猟師による猟、罠の実体験を描かれた漫画。普通なら口にした事ないような料理も色々出て興味深い(40代男性)
- 狩猟について、マンガの作者が経験したと思われることが、書いてあるマンガです。狩猟の免許を取得した時のことなどが書いてあって勉強になります。趣味で狩猟やろうとしてる人には、おもしろいと思います。ただ、狩猟はお金がいっぱいかかりそうな趣味です(30代男性)
- 実際に猟師をされている方が描かれているので、非常にリアリティがあり勉強になりますし、サバイバル要素も強くて楽しいです(40代男性)
- 私の父が猟師だったこともあって小さい時に家にこの漫画がありました。作者自身も猟師をやっているそうで、描写や世界観が非常にリアルに体現されています。カラスや動物の糞など普通の猟師でも食べないようなものまで食べてしまい、『美味しんぼ』のように食レポをしている感じが非常に面白かったです。また実際に猟師になるための知識や制度などの解説も随所に散りばめられているので、実用書としても役立ちそうな漫画でした(30代男性)
【4位】『ゴールデンカムイ』野田サトル(12票)
基本情報
著者 | 野田サトル |
タイトル | ゴールデンカムイ |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2015/1/19 |
ページ数 | 191ページ |
ジャンル | 漫画(バトル) |
受賞・候補歴 | 【大賞】マンガ大賞2016 【大賞】第2回北海道ゆかりの本大賞(コミック部門) 【受賞】第51回日本漫画家協会賞 【受賞】第74回芸術選奨文部科学大臣新人賞(メディア芸術部門) |
メディアミックス | 映画/アニメ/ドラマ |
概要・あらすじ
「不死身の杉元」と称された杉元佐一が莫大な埋蔵金を巡る生死をかけた戦いに挑む姿を描いた冒険物語。
評価・口コミ・選んだ理由
- アイヌの美少女アシリパと不死身の主人公との、楽しいけど命がけな掛け合いの中に、北海道の野生動物とのハンティング&クッキングが描かれています。一度食べてみたい珍味の数々。怖いけど、飛び込んでみたい世界観が広がります。ハンティングのワンポイントサバイバルテクニックも大変勉強になります(50代男性)
- 銃主体のハンティングではないけれど、アイヌの繊細かつ豪快な狩猟方法を詳細に再現し説得力があります。獲物を使ったアイヌ料理も興味深くてヒンナ(アイヌ語で「感謝/ありがとう」を表す言葉)。歴史、文化、サバイバル知識満載の楽しめる漫画です(50代女性)
- 北海道の大自然を舞台にアイヌの少女と元日本兵が囚人の刺青に彫られた地図を解読しながら金塊を探す物語。ストーリーの随所に狩りの描写があり、リスの脳みそやカワウソ鍋などアイヌ料理の描写があり、アイヌ文化に触れることができる。アクションありギャグあり謎解きありで、「ジャンルごった煮闇鍋ウェスタン」と評される本作は万人におススメできるが、特に10~40代の男性におススメ。先述したが、漫画では中々見かけないアイヌ文化が紹介されていたり(作者が北海道出身で濃密な取材に裏打ちされた設定は本格的)土方歳三や永倉新八等歴史上の人物がもし生きていたらのIF出演もしており、歴史物としても面白い。アイヌ文化に興味を持つキッカケになった(40代男性)
- 元々、北海道のアイヌ文化に興味があり、アイヌの人達がどうやって生計を立てていたのかについて知りたかったため、読み始めました。読んだ感想としてはモデルの人がいることもあり、本当にこういうことがあったのかもしれない。あってもおかしくないなという思いが一番にありました。その他には、脳みそを生で食べる文化がアイヌにはあるということも驚きました。寄生虫などがいるかもしれないのに、それを生で食べていることが不思議でした。いくら文化として確立しているとはいえ、食べたくないのが本音です(20代女性)
- 狩猟要素がありつつ、独特な画風でそれぞれのキャラに個性があり、ストーリーも面白い漫画です(40代男性)
- 映画化もされている王道アニメですが、主人公の「不死身の杉元」こと杉元佐一が素敵で魅力です。また、スリルもありながら歴史も学ぶことができる点がおもしろいと思います(30代男性)
- 狩猟・ハンティングだけの漫画ではないが、ストーリー展開の中でその技術や知識は相当重要なウェイトを占める。素晴らしい漫画(40代男性)
- 基本的にちょくちょく狩猟の話が入ります。熊狩りをしているのは迫力があります(30代男性)
- 原始的な狩りの方法から、その調理方法までリアルに描かれています(40代女性)
- 本書は昭和初期の北海道を舞台に、アイヌの少女と軍人の青年の交流を描いています。アイヌの文化として、野生動物を狩猟し、それを食べたり毛皮を利用したりするシーンが多く出てきて、学びも多くあっておすすめです!(30代男性)
- 映画やアニメにもなっていてかなり有名なのもおすすめのポイントではありますが、ストーリーのダイナミックさと狩猟を含めたアイヌ文化について知れるという他にない面白さがあります(30代女性)
- 北海道(アイヌ)が舞台のいわずと知れた名作です。キャラクターがとにかく魅力で、どんどん引き込まれていきます(20代男性)
【5位】『マタギ』矢口高雄(8票)
基本情報
著者 | 矢口高雄 |
タイトル | マタギ |
出版社 | オフィス漫 |
発売日 | 1990/2/5 |
ページ数 | 200ページ |
ジャンル | 漫画(ヒューマンドラマ) |
受賞・候補歴 | 【大賞】第5回日本漫画家協会賞 |
メディアミックス | – |
概要・あらすじ
奥羽山脈で大自然の動物を狩る集団・マタギたちの格闘する姿を描いたストーリー。
評価・口コミ・選んだ理由
- 三四郎が村の女性を救うためにクマを仕留めるシーンが印象的です。イタズやシロビレなどのマタギ言葉も知ることができます。昨今のジビエブームを支えている漫画だと思います(30代女性)
- 10代の頃に読んで、日本でこんな生活とか文化があるのかと衝撃を受けたからです。同じ日本人でこんな生活を送っていた人たちがいたとは信じられなくて、自然の怖さとか大きさとかをすごくよく想像するようになりました(30代男性)
- 矢口高雄先生の天才的な画力によって紡がれる自然に対する畏怖。マタギの狩猟生活を通して人とは一体何なのか、都市の生活に慣れ脆弱化した我々に問いかけるような、奥深い作品です(40代男性)
- 名作『釣りキチ三平』の著者が奥州山脈の山里を舞台に、不条理な大自然の下、伝統に培われたマタギの狩猟術で、冷静に立ち向かう。現在、クマなどの獣害が深刻になっています。そんな今だからこそ、読んでほしい。『ゴールデンカムイ』好きなら、若い人でも好きになれると思います(40代男性)
- 10代の頃、釣りに大して興味もなかったのですが、『釣りキチ三平』が大好きでした。いい大人になってから、今度は矢口先生の狩猟物でこんなに楽しませていただけるなんて思いもしませんでした。最近は若い女性にも狩猟に興味を持つ人が増えてきたと聞きました。そんな方たちにもオススメの作品です。とにかくわたしは、矢口先生の画のタッチが好きでたまらないんですよね(60代男性)
- 『ゴールデンカムイ』にはまり、昔の狩猟漫画を見てみました。リアルな感じで自然の広大さと野生動物の怖さなどを感じることができます。読み応えがあっておすすめです(30代女性)
- 熊との対決で迫力があり、熊も本当に恐ろしくて、ハラハラドキドキします(50代男性)
- ストーリーも抜群に面白いですが、狩猟の専門用語や作法も学べる、とても勉強になる作品で大好きです(20代男性)
【6位】『トリコ』『北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた』(各2票)
- 『トリコ』島袋光年(発売日:2008/11/4)
ジャンプ王道の漫画だと思いますが、物語が段階的にしっかりと完結している印象があります。主人公の料理人コマツの成長していく姿も見ごたえがあります(40代男性)
狩りとサバイバルで調理を行い、美味しそうな料理を食べるところが魅力的だから(20代男性) - 『北海道の現役ハンターが異世界に放り込まれてみた~エルフ嫁と巡る異世界狩猟ライフ~』ジュピタースタジオ&カルトマ&夕薙(発売日:2020/11/13)
絵柄が可愛いのに反して狩猟技術は本格的でそのギャップがいい。流行りの異世界ものに本物の知識が組み合わさって臨場感がある(30代男性)
普通の獣ではなくモンスターを狩る漫画で現代の銃器でいかにモンスターを狩るかが描かれていて面白いです(30代男性)
【8位】『HUNTER×HUNTER』『羆撃ちのサムライ』など(各1票)
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博(発売日:1998/6/4)
ハンターという職業を舞台に、様々なものを追い求める人たちの話が面白いです(20代女性) - 『ソウルイーター』大久保篤(発売日:2004/6/22)
ソウルイーターはファンタジー世界を舞台に、少女と武器の少年が魂を狩る物語です。ダークな世界観が魅力的です(30代女性) - 『自殺島』森恒二(発売日:2009/8/28)
自殺を繰り返す人たちが、島で自給自足や狩猟でサバイバルをして生きるという物語です。最初のうちは面白くて引き込まれます。途中から、残酷なシーンが出てくるようになるので、そのあたりは好みが分かれそうです(40代男性) - 『銀牙―流れ星 銀―』高橋よしひろ(発売日:2015/10/30)
マタギが倒せそうにないほどの人食い巨大グマを倒すための壮絶な死闘を繰り広げるのが、面白かったです。それだけでなく、マタギとともに戦う猟犬たちの物語が多く含まれているので、猟犬たちに対しても親近感がわきました。マタギや猟犬に興味がある人におすすめです(40代女性) - 『東京カリニク鉄砲隊』これかわかずとも(発売日:2018/3/26)
現代における狩猟を描いた漫画です。なんとこの漫画、作者であるこれかわかずともさんの実体験を基にしている漫画なのです。そのために内容が実に分かりやすく、現実の狩りの大変さや魅力がよく伝わる作品となっています。ガンロッカーなど普通に生活していたら必要のない物品が多くて購入費用が思ったよりもかかったり、銃の所持の免許は取得したけど狩猟免許を取り忘れて狩りが来年に持ち越されたり、焦って弾を川に落としてしまったりと、リアルな姿が描かれています。熊や鹿といった害獣に対峙してくれるハンターの皆さんの世界を知ることのできる、とても良い作品だと思います(30代男性) - 『エルフと狩猟士のアイテム工房』葵梅太郎(発売日:2018/8/22)
狩猟を題材にした物語というと、どうしても緊迫感が強いものが多いです。ですが、この漫画はとっても穏やかで、読んだ後でとても癒やされます。立場も寿命さえ違う2人。そんな2人の、穏やかで時にはキュンとする展開が大好きです(40代女性) - 『銀牙伝説ノア』高橋よしひろ(発売日:2019/8/29)
人間でなく狩猟犬にフェーズを当てている作品です。クマの凶暴さと、それに対する犬の覚悟や結束を感じさせるストーリーがすごい。クマに挑んで仲間が死んでいくシーンは泣ける(30代女性) - 『羆撃ちのサムライ』本庄敬&井原忠政(発売日:2022/10/27)
箱館戦争で新政府軍に敗退した主人公達が敗走し休んでいる時熊に襲われ昏倒しているところを、熊撃ちを生業としている人(のちの師匠)と出会い、猟師へと転身していくさまを丁寧に書いているように感じ、主人公は決して最強の生物ではないので、熊の危険さとその地域での生活を楽しく読むことができました(40代男性)
まとめ
狩猟・ハンティング漫画では『罠ガール』『クマ撃ちの女』が人気で、描写がリアルであることや役に立つ知識を得られることなどが評価されています。
作品によってはジビエ料理(野生動物の肉を用いた料理)について学べたり、アイヌ文化に触れられたりするので、ぜひ読んでみてください。
概要(調査・アンケート)
調査方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 2024年7月28日~8月4日 |
調査対象 | 20~60代の男女(73名) |
調査対象 (年代) | 20代:11名(約15.1%) 30代:30名(約41.1%) 40代:22名(約30.1%) 50代:9名(約12.3%) 60代:1名(約1.4%) |
調査対象 (性別) | 男性:41名(約56.2%) 女性:32名(約43.8%) |