タイムアタック!時間制限を設けたことで、無駄遣いが大幅に減った【何が必要なのか】

ショートエッセイ
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 一人暮らしを始めたばかりの頃のこと。僕はスーパーが大好きでした。

 店にあるものを自分の裁量で選び、自分だけが楽しめる。自由の渇望と独占欲を同時に満たされることに喜びを覚えたのです。

 その日も目についた興味のあるものを手にとってはカゴに詰めていました。サトイモやズッキーニ、カリフラワーなど、珍しいものには目がなかったのです。もちろん、財布から出せる範囲内で。

 こう見えて高校時代、数学IAが大得意だった僕は脳内で完璧な四則計算を行い、お金を管理していました。

 意気揚々と家に帰り、一人暮らしを始めて1か月で溜まっていたレシートを元に家計簿をつけることに。できる男は痒いところにも手が届く。最近はスマホアプリもあるので非常に簡単に家計簿をつけられます。しかし家計簿をつけたことで、僕は愕然としてしまいました…。

「な、なんじゃこりゃ~~~~~~~!!!!?」

 たった1か月の食料品代だけで、6万円以上もかかっていたのです! 視界の端に移るカリフラワーが急に憎たらしく見えてきました。

 余計なものの買いすぎによって、家計が完全に圧迫されていたのです。部屋を見渡せばたしかに余計なものばかり。力士が食べるような量の肉や野菜、大量の缶詰、業者かというほどのお菓子たち。日持ちするからとの甘えが結果を物語っていました

 完璧な四則計算とはなんだったのか。所詮、数学IAしかできない脳みそ。数学IIBから逃げた者の末路とはこんなものかと絶望しました。そんな時、会社の上司の言葉を思い出しました。

良いビジネスマンは無駄を省き限られた時間の中で成果を出す

 これだ!―――そう思った僕は、大量の食料品を2か月かけて平らげた後、またスーパーに行きました。スマホのタイマーを10分にセットして! 時間制限を設けることで、普段の買い物から無駄を省かざるを得なくしたのです!

 するとどうでしょう、その月の食費はなんと2万円台まで落ち込んでいたのです! 限られた時間の中で動くので、「何があるのか」ではなく「何が必要なのか」で買い物をするようになりました

 タイムアタックはスーパーだけじゃなく、服や生活用品なんかでも効果があるので、つい無駄遣いをしちゃうという方や、ついダラダラと時間をかけてしまうという方に非常におすすめです。

 ちなみに、僕は浮いたお金と時間を数学IIBに充てることで有意義に過ごせています。微分積分が難しすぎてストレスが溜まるので、いつでも参考書を燃やせるようにマッチを傍に置いておくことをオススメします。

この記事を書いた人
北原

舞台やコント、紹介比較記事、漫画シナリオの執筆をしています。最近の趣味は斬新なポーズでベッドに飛び込むことですが、いつものように飛び込んだらベッドの骨組みが折れました。写真はお気に入りのフリー画像です。

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