実際に映画『えんとつ町のプペル』を見た感想【裏話を聞ける副音声も魅力!】

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キングコング・西野亮廣さんが描いた、同名の原作絵本を四年かけて映画化した作品。「大人も泣ける」と話題になった絵本の累計発行部数は約65万部。アニメーション製作はSTUDIO 4℃、監督は廣田裕介さんです。友情物語であり、親子の絆の物語であり、夢を追いかけるハラハラ・ドキドキ冒険ファンタジーでもあります

筆者は当初、原作者の西野亮廣さんに対して、調子に乗っていそうだというマイナスのイメージを抱いていたのですが、映画を見たことで、彼の精神の深さに感動し、想像をくつがえされました

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【えんとつ町のプペル】概要・あらすじ

えんとつ町で起きた奇跡の物語

空まで届く岸壁に覆われ、街中の煙突の煙で、空も見えない「えんとつ町」。ハロウィンの夜、その町にゴミ人間が誕生します

彼は皆から嫌われますが、一人の煙突掃除の少年と友達に。二人は助け合い、少年の父が残した秘密の夢を語り合います

ところがその夢を、ゴミ人間が少年の元友人たちに明かしてしまい、非難され傷ついた少年はゴミ人間を突き放してしまいます

少年がゴミ人間の健気な心に触れて自分を恥じ、更に「あること」に気が付いた時に、街に不思議なことが起こります。街が大混乱になったのをきっかけに、少年は街のみんなの苦しみに慣れてしまった「心」を打ち破りたいと立ち上がります。少年と亡くなった父との絆にも注目です。

主な登場人物

  • プぺル:ゴミから生まれたゴミ人間
  • ルビッチ:プぺルと友達になった煙突掃除の少年
  • アントニオ:意地悪なルビッチの元友達

声優・キャスト

  • プペル:窪田正孝さん
  • ルビッチ:芦田愛菜さん
  • ブルーノ:立川志の輔さん
  • ローラ:小池栄子さん
  • スコップ:藤本慎吾さん
  • レター15世:野間口徹さん
  • アントニオ:伊藤沙莉さん
  • トシアキ:宮根誠司さん
  • スーさん:飯尾和樹さん(ずん)
  • デニス:大平祥生さん(JO1)
  • アイパッチ:山内圭哉さん
  • ダン:國村隼さん

【えんとつ町のプペル】実際に映画を見た感想

実際に映画『えんとつ町のプペル』を見た感想を綴っていきます。

映像が美しい&アクションの迫力が凄い

映像が美しかったです。絵本の段階で33人ものイラストレーターの手により描かれ、ニューヨークで「光る絵本展」が開催されたほどです。えんとつ町の背景は、製作スタジオが初めて挑んだ「背景すべて3D」の作品です。街を下から登るようにするカメラワークで、実際に「高さ」を感じました

また、HYDEさんが提供したオープニング曲の恐ろしいダークな音律は、怪物に扮した子供たちの怪しいダンスとともに、ハロウィンの夜を盛り上げていました。

絵本にはない展開ですが、主人公二人の出会う場面がハラハラ・ドキドキのアクションシーンになっています。迫力ある映像と音楽に、筆者は遊園地のアトラクションに乗ったような気分になり、実際に足がすくみました。

モノカフェ編集部
モノカフェ編集部

絵本『えんとつ町のプペル』も、絵のクオリティーが凄いという声が多いです。ちなみに、塗り絵バージョンもあります。

プペルが力強い存在になる姿などに感動

意地悪なアントニオの幼いころの回想シーン。本当は純粋な心もあったのに、街を支配する異端審問官の目を気にする母の手前、自分の心をグッと押し殺してしまう姿がかわいそうでした。

父・ブルーノに劣らず心の強い母・ローラ。普段はルビッチが自分の心にまっすぐに強く生きていけるよう背中を押す存在です。その彼女がブルーノの死のある秘密を知ったとき、ルビッチに向かって、これ以上家族を失いたくないんだよ!と泣いて諭すシーンがあります。これが正直な母の心だと、グッときました。

ルビッチとプぺルが壮大なドラマを起こそうとする大事な場面で異端審問官に見つかります。得意のしゃべりで審問官をひき付けて時間稼ぎをした鉱山泥棒のスコップが、おしゃべりが過ぎて大事な秘密までしゃべってしまいます。憎めないなと思いました。

また、絵本では描かれていませんが、映画のクライマックスではプぺル本人が、なぜ自分がゴミ人間としてルビッチの前に現れたかを自覚する場面があります。心がきれいな反面、どこか弱くて不憫な存在に映っていたそれまでのプぺルが、自分の正体を自覚した瞬間から力強い存在として映り、感動で体が震えました

モノカフェ編集部
モノカフェ編集部

ARTBOOK』では、映画のストーリーを追える写真が掲載されています。

「副音声」で聞ける意外な裏話も魅力!

映画作成の詳しい裏側を知りたい方は、スマホに「ハロームービー」というアプリをダウンロードすると、当日イヤホンから映画の進行に合わせた西野さんのコメンタリー音声を聴けます。副音声付上映についての手順や諸注意は、映画公式ホームページで確認できます。

ハロウィンダンスをするキャラクターの動きは誰がやっているのか、藤森慎吾さん演じるスコップのセリフはどうやって決めたのかなど、上映当日の副音声でしか聞けない情報も映画の魅力を高めてくれます

クライマックスで、父・ブルーノの声で作品の思いが語られていく場面について、説教っぽいとかくどいという感想もありますが、副音声ではブルーノ・志の輔師匠に語りを入れてもらった理由も話されているので、聞いてよかったと思います。

「面白い世界を作ろう」というメッセージ

最後に、原作者であり製作総指揮を務めた西野亮廣さんに対しての人物評価が、賛否両論ある点について触れます。吉本の芸人でありながら絵本を描き、物販ビジネスを行い、自己啓発サロンを運営している彼への評価は、

  • 【賞賛】型にはまらず多分野で夢を実現してすごい、お金を集める力がすごい、西野さんに勇気をもらった、人への影響力がすごい
  • 【批判】芸人のくせに、計算高い、腹黒い、調子に乗っている

両方を見たうえで、映画『えんとつ町のプぺル』にこめられたメッセージは、世のバッシングに耐えた西野さんが正しいという主張ではなく、「自分(西野)を評価する人も批判する人も関係なく、皆が、変わり者だと批判されることを恐れず自己表現をして、『正解』ばかりでない、『おもしろい』世界をつくっていこう」ということではないかと感じました。

モノカフェ編集部
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西野亮廣さんの『ゴミ人間』では、本作に秘められた想いも明かされています。

【えんとつ町のプペル】口コミ・レビュー

映画『えんとつ町のプペル』の口コミやレビューを紹介していきます。

【良い評価】いい話/心に響いた

【悪い評価】微妙/モヤモヤ

【えんとつ町のプペル】こんな人におすすめ!

特に『えんとつ町のプペル』を観てほしい人を紹介していきます。

心の癒しや刺激を求めている

美しい背景を眺め心が癒されるとともに、アトラクション映像でこの世界に入り込み、スリルも体感できます。音楽も迫力のあるものから、心を研ぎ澄まして聴き入る静かなものまで、丁寧に使われています。

更に最高の癒しは、ゴミ人間・プぺルのキャラクターではないでしょうか。はじめはおどろおどろしく登場する彼ですが、その奥にある宝物のような心が伝わってきます。窪田正孝さんによる声で、プぺルは一層「かわいい」存在に仕上がっています

夢を追う&世間のバッシングと戦っている

夢を追っても現実はうまくいかない、それどころか批難される。ようやく道が開けてきたかに思えたら、大事件が起きてすべて吹き飛んでしまう。しかし、それでも諦めない力を人間は持っているのだ」と感じさせてくれる物語です。

この映画の脚本や構成に批判的な、あるユーチューバーの方も「暇だから観た」結果、ご自身のこれまでのバッシングをくぐり抜けてきた体験と重なり、不覚にも涙しそうになったそうです。

コロナ禍で心をたたきのめされた

コロナ禍を知恵と忍耐で乗り越えてきたのに、第三波襲来で「これ以上、どうしろと言うのだ!」と思っている方へのエールとなると思います。コロナの時期と重なり、公開の延期を打診されたそうです。でも、みんなが上を向けなくなっている今だからこそ、その勇気を物語から得てほしいと細心の注意を払って準備し、公開にこぎつけたそうです。

西野さんは物語と現実を融合させ、物語中の街並みの看板に現実にあるお店の名前を採用しています。クラウドファンディングしてくれたお店等へのお礼としてです。また商店街を盛り上げる企画とコラボするなど、頑張っている人たちを応援しています。

まとめ

美しい映像・迫力のある音楽にのせて「夢を追う勇気」を描いた友情と親子の絆の物語です。絵本には描けない、アクションシーンや声優陣の味のある演技も見逃せない映画『えんとつ町のプぺル』。西野さんへの賛否の評価にこだわることなく、多くの人に観てもらいたいと思いました。

この記事を書いた人
美海(mimi)

WEBライター。1978年北海道生まれ(兵庫県在住)。趣味:クラシックバレエ/映画鑑賞。学習塾英語講師、介護士を経てライターに。バレエは25歳から。L'Arc〜en〜Cielファン。二児の母。

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