小説家になるには?【作家デビューを果たす5つの方法】

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今までは新人文学賞に応募するのが一般的でしたが、最近は小説投稿サイトなどから有名になるケースも!本屋大賞2位に輝いた住野よるさんは、「小説家になろう」から人気に火がつきました。

小説家デビューする方法は時代によって変わってきますが、現在は大きく5つの方法に分けることができます。また、おすすめのサービスなども併せて紹介しています。

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「小説家」になるには?

小説家デビューする方法を紹介していきます。どれがいいとか、悪いではなく、自分に合った方法を選ぶのがおすすめです。

「新人文学賞」への応募

新人文学賞に応募してデビューするのは、最も王道ともいえる方法でしょう。小説を書いた後、指定の送り先に原稿を送るのが基本的な流れです。最近は、原稿データ(Word形式)を送るタイプも!

そのため、新人文学賞は地方や海外にいても応募することができるのが特徴です。賞金がもらえるケースも多く、中には1,000万円を超える新人文学賞もあります。

また、新人文学賞を受賞すれば、出版社選考委員から認められた作品として、多くの人に知ってもらえる可能性が高いのが大きな魅力です。

ただ、新人文学賞は賞にもよりますが、応募総数が1000作を超えることも珍しくなく、受賞(デビュー)するまでが難しいタイプともいえるでしょう。

代表的な「新人文学賞」

小説すばる新人賞/江戸川乱歩賞/松本清張賞/小説現代長編新人賞/群像新人文学賞/文藝賞/新潮新人賞/『このミステリーがすごい!』大賞/文學界新人賞/野性時代フロンティア文学賞/横溝正史ミステリ大賞

新人文学賞でデビューした小説家

  • 綿矢りさ:『インストール』(文藝賞)
  • 東野圭吾:『放課後』(江戸川乱歩賞)
  • 村上春樹:『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)
  • 朝井リョウ:『桐島、部活やめるってよ』(小説すばる新人賞)
  • 石田衣良:『池袋ウエストゲートパーク』(オール讀物推理小説新人賞)

「WEBサイト」への投稿(公開)

むかしはなかったデビュー方法ですが、最近は新人文学賞と並ぶほどに主流になってきています

主に小説投稿サイトに掲載するタイプで、編集者の目に留まったりすれば、作品が書籍化されることも珍しくありません。無料で作品を掲載できるのも魅力といえるでしょう。

また、小説投稿サイト以外にも、最近は「note」などのクリエイター向けサービスが出てきています。作り手と読者の距離が近いのも魅力で、コンテンツを有料販売することもできます。

インターネット環境が整っていれば、どこからでもすぐに掲載することができ、少しでも早く読者に作品を届けたい人にもおすすめです。

現在小説投稿サイトは100個以上もあるといわれていて、どのWEBサイトを選ぶのかも大切になってきます。自分の作品(ジャンルなど)と合ったサイトから選ぶようにしましょう。

最近は掲載されている作品数も非常に多くなってきていて、自分の作品が埋もれてしまう可能性も高いです。どれぐらいの作品が掲載されているかもチェックするべきでしょう。

代表的な「WEBサイト」

小説家になろう/note/ノベルアップ+/ノベルバ/アルファポリス/カクヨム/エブリスタ

WEBサイトへの投稿でデビューした小説家

  • 住野よる:『君の膵臓をたべたい』(小説家になろう)

出版社への「持ち込み」

どちらかというと、漫画家におすすめのデビュー方法ですが、小説家が持ち込みでデビューに至るケースもあります。

ただ、そもそも小説の持ち込みを受け付けていない出版社も多く、まずは公式ホームページを確認するべきでしょう。持ち込み可の場合は「原稿募集」などというページがあります。

また、手書きで原稿を書いている人は、必ず原本ではなくてコピーした原稿を郵送したりする必要があります。出版社によっては返却されない場合も…!

出版社への持ち込みでデビューした小説家

  • 西加奈子:『あおい』
  • 京極夏彦:『姑獲鳥の夏』

「同人誌」への掲載(公開)

同人誌とは、同じ志や趣味などをもつ人が集まって作り上げる雑誌や作品集です。現在は漫画やアニメなどの二次創作同人誌のイメージが強いですが、もともとは文学誌が主流だったともいわれています。

同人誌が人気になったら出版社から声がかかることもなくはないですが、同人活動だけで生計を立てられている人は非常に少ないです。

ただ、同人活動において、倶楽部やサークルなどの仲間とともに切磋琢磨できるのが魅力です。

同人活動していたこともある小説家

  • 小野不由美:悪霊シリーズや十二国記シリーズなどで知られる

「自費出版」による書籍化

自らお金を出して出版する自費出版は、確実に本にすることができるのが大きな魅力です。どうしても本という形で作りたい、残したい人におすすめすることができます。

金額は100万円を超える場合もありますが、しっかりとした編集が加わるのも魅力といえるでしょう。

ただ、たとえ自費出版で書籍化できたとしても、全国の書店に置いてもらえるケースは非常に少ないです。

ちなみに、自費出版の実情を知りたいのであれば、百田尚樹さんの『夢を売る男』を読むのもおすすめです。出版業界のタブーに切り込んで話題になりました。

代表的な「自費出版サービス」

文芸社/BookTrip/パブフル/風詠社/お手軽出版ドットコム/青山ライフ出版

自費出版でデビューした小説家

  • 山田悠介:『リアル鬼ごっこ』

※商品画像はAmazonから引用しています。クリックすると、Amazon商品ページに移ります。

まとめ

小説家になる方法として、必ずしも新人文学賞を獲らなくていけないというわけではないことが分かります。新人文学賞もまだまだ王道ですが、最近はWEBサイトを利用するのも主流になってきています。「note」などのサービスもおすすめです。

この記事を書いた人
ゆう

WEBライター。1994年神奈川県生まれ。趣味:読書/サッカー/映画鑑賞。好きな作家:東野圭吾/アガサ・クリスティー/ヘミングウェイ。好きな芸人:千鳥/オードリー/ダウンタウン。現地でクラシコを見るのが夢。

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