読書ノートの作り方や書き方をまとめてみた【手書きからデジタルまで】

連載・コラム
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本を読んだにもかかわらず、その内容はまったく思い出せないという経験はありませんか。たくさん読書しているけど、まったく身についている感覚がないという人も…。そんな人にこそ、読書ノートを作ってみるのをおすすめしますね。

読書ノートをつけることにより、後で読み返しやすくなったり、本の内容を忘れづらくなったりするといわれています。最近は読書管理アプリも出てきていて、すごく手軽に記録できるようにも!そこで、今回は読書ノートの作り方や書き方を分類してまとめていきますね。

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「読書ノート」とは?

読了後に本についてまとめたノート

読書ノートとは、本を読んだ後に印象に残った言葉や自分の感想や意見などをまとめたものです。

本を読むと、その直後は鮮明に覚えていたとしても、時が経つにつれ、どんどんと内容を忘れてしまいますよね。この本を読んだかどうかも忘れてしまったというケースも…。

そこで効果を発揮するのが読書ノートで、読書で得た知識やノウハウなどの定着率があがるといわれています。

効果・メリット

  • 速読】本を読むのが早くなる
  • 記録】後で読み返しやすくなる
  • 言語化】自分の考えを整理できる
  • 記憶】本の内容を忘れづらくなる
  • 要約】本の要点を掴む力が上がる
  • 時短】効率的にスキルアップできる
  • 論理性】論理的思考力がアップする
  • 発信/言語化】アウトプットの力が身につく

これだけの効果やメリットを期待することができるので、読書ノートをつけるのは一見面倒くさくて遠回りのようにも感じますが、意外と近道であるともいえるでしょう。

【読書ノート】作る・書く手順

まずは、読書ノートを作る手順を紹介していきます。

①ツール・デバイスを決める

読書ノートを作る上で、まずは手書きか、デジタルかを決めたほうがいいでしょう。手書きの場合は読書専用ノートやルーズリーフなど、手書きではないほうがいい人はアプリやWordなどから選ぶことができます。

②作り方(タイプ)を決める

一般的な読書ノートは本別に分けられていますが、それ以外にも著者別やテーマ別にまとめることができます。また、語彙力や表現力を身につけたい人は単語別を作ってみるのもおすすめですよ。

③書き方(スタイル)を決める

読書ノートの書き方には、さまざまなスタイルがあります。コピペ型や要約型をはじめ、図解型や起承転結型なども!自分に合ったスタイルから選ぶのはもちろんのこと、さまざまな型を組み合わせみるのもおすすめです。

④どの補足情報を書くかを決める

どのタイプやスタイルを選ぼうと、表紙や著者名などの補足情報も併せて書いておくのがおすすめです。ただ、すべてを書くとなると、時間がかかりすぎてしまうので、何を書くかを明確したほうがいいでしょう。

【読書ノート】ツール・デバイス

読書ノートを作る上で、すごく大切なツールやデバイスを紹介していきます。

「ノート」は読書専用もある

ノートには、一般的なキャンパスノートから読書専用ノートまで幅広くあります。

読書専用ノートは商品にもよりますが、タイトルや著者名、出版社、自由欄という構成になっていることが多いです。読了日や自分の気に入ったフレーズという欄などがあることも!

枠が決まっていて自由度が低いのが難点ですが、読書ノートに特化している分、デザインがかわいかったり、シンプルでおしゃれになったりしていて、すごく気分が上がりますね。

1冊にまとめたいなら「ルーズリーフ」

読了本が増えるにつれ、ノートは冊数も増えていきますが、1冊にまとめたい人はルーズリーフがおすすめです。大きめのファイルにまとめれば、そうすぐには2冊目にはいきません。

また、ノートは基本的に読了順になりますが、ルーズリーフは著者順やタイトル順などに並べ替えることもできます

ルーズリーフは書きやすさに関わる紙質もチェックするべきで、特にマルマン(maruman)のルーズリーフが書きやすいですね。

ちなみに、絵や図なども使ってまとめたい人は白紙のルーズリーフがおすすめです。

さくっと手軽に書きたいなら「読書管理アプリ」

手書きが面倒くさいという人はアプリを使ってみるのも選択肢の一つで、特に読書管理アプリは読書記録だけでなく、読書ノートとしても活用することができます

読書管理アプリは基本的に無料で使うことができるので、実際に使ってみて自分に合うかどうかを試してみるのがいいでしょう。

読書管理アプリはがっつりと書きたい人よりも、メモ程度にしか書かないという人におすすめですね。読書管理アプリを使えば、今月何冊読んだかなども併せて記録してくれるため、読書に関するすべてのことをまとめて管理することもできます。

ただ、サービスが終了してしまうケースも稀にあるので、注意が必要です。今まで書いてきた感想などがすべて消えてしまう可能性もあります。

代表的な読書管理アプリ

パソコンを使いたいなら「Word」や「Evernote」

パソコンを使ってまとめたいのであれば、WordやEvernoteなどを使うのがおすすめです。

といっても、WordやEvernoteはあくまで一例で、GoogleドキュメントシートやPowerPointなどを使うのもいいでしょう。

ただ、データファイルとして保持・保存するだけではなく、いつか印刷したくなったときのことも含めて選ぶのがポイントですね。

また、無料で使えるメモアプリでもある「Evernote」のように、スマホでも簡単にチェックできるかどうかも意外と大切になりますよ。

【読書ノート】作り方(タイプ)

読書ノートは1冊ごとに書いていくのが一般的ですが、それ以外にも作り方(タイプ)があります。

「本別」は読書記録にもなる

本別は1冊ごとに読み終えた本をまとめるタイプです。最も一般的な読書ノートのつけ方ともいえるでしょう。読書専用ノートの大半が、このタイプを採用していますね。

本別にまとめることにより、それ自体が読書記録になってくれるのが特徴です。一度読み終えた本を再度購入してしまったということはなくなるでしょう。

後で振り返りたいときも、誰が、どの本に書いていたかが瞬時に分かるのも魅力です。ルーズリーフなどに書けば、著者順やタイトル順などにまとめることもできます。

ただ、どの本に書いてあったかを忘れてしまった場合は、少し振り返りづらいところがありますね。

特定のスキルなどを学びたいなら「テーマ別」

特定の分野やスキルを学びたい、知りたいのであれば、テーマ別にするのがいいでしょう。

自分が知りたい分野(外食業界など)やスキル(ライティングなど)に特化したノートを用意し、読書で得た新しい知識のみを書き込んでいくタイプです。

本を読んでいると、表現は違えど、同じ内容を言っていることがありますが、テーマ別では新たな知識のみをつけ加えるように書き込んでいくため、かなりの手間を省くことができます。

たくさんの本を読んでいくうちに、いずれ自分が作った教科書ともいえるノートができあがるでしょう。ある物事に対して課題意識をもっている人にもおすすめです。

好きな作家がいるなら「著者別」

著者別は、その名通り著者ごとにまとめるタイプ。熱狂的に好きな作家がいるのであれば、著者別にまとめてみるのもおすすめです。

著者ごとにまとめることで、どんな考えをもった人なのかがより分かりやすくなるでしょう。テーマ別と同様、同じ内容を省くことができるというメリットもありますね。

また、5年、10年と書き続けていけば、いつから、どんな風に考えが変わったかというのも明確になるでしょう。

語彙力を上げたいなら「単語別」も!

本を読んで語彙力も上げたい人は、単語別のノートを用意してみるのもおすすめです。本を読んでいると、意味が分からない言葉に出会うこともありますよね。

また、その場ですぐに調べて理解しても忘れてしまうことがありませんか。しかも、その知らない言葉を振り返ろうとする機会も、ほとんどないに等しいですよね。

そこで役に立つのが単語別で、初めて知った言葉を書き留めておけば、後でテストのように振り返ることもできます。しっかりと意味を覚えているかどうかが確認しやすくなるのです。

読書ノートではありませんが、自分の語彙力表現力を増やしたい人におすすめです。Kindleで読んでいる人はハイライト機能を活用するのもいいでしょう。

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【読書ノート】書き方(スタイル)

読書ノートのツールやタイプが決まった後は、どのように書いていくかも決めていきましょう。

簡単でまとめやすい「コピペ型」

コピペ(コピー&ペースト)型は、その名通り本の気になった表現やフレーズを、そのままコピペのように書き写してまとめるスタイルです。

ただ単に印象に残った言葉を書き写すだけなので、簡単にまとめられるスタイルともいえるでしょう。また、著者特有の表現や言い回しが好きという場合にもおすすめです。

ただ、そのまま書き写すというのは単調で退屈に感じることもあり、意外と簡単なのに続かないというケースも少なくはないですね。

一目で確認したいなら「図解型」

絵や図、矢印などでまとめる図解型は、一目で内容を確認することができるのが大きな特徴です。カラーなどを使えば、より分かりやすくなるでしょう。

TwitterやInstagramなどのSNSにアップしている人もいるように、誰かに本の内容を伝えたいときにもありがたく思われることが多いですね。

ただ、図解型を作るのは意外と難しく、時間がかかることも珍しくありません。読書ノートに時間を割けない(割きたくない)という人には向いていないといえるでしょう。

また、最近は図解版という形で書籍化しているケースも多くなってきています。

「要約型」は論理的思考力が鍛えられる

図などを用いずに文章でまとめる要約型は、論理的思考力を鍛えたい人におすすめです。塾や学校などで要約を書かされたことがある人も少なくないでしょう。

しっかりと著者の主張などを読み取り、自分の言葉も交えながら簡潔にまとめるのは難しい分、論理的思考力を鍛えることができます。

ただ、自分しか読まない読書ノートの場合、ちゃんと要約できているかどうかも分からないので、誰かに見てもらう必要があります

どちらかというと、論理的思考力を身につけたい学生向けのスタイルともいえるでしょう。先生や教授に頼むと、意外と見てもらえることがありますよ。

ストーリーを把握したいなら「起承転結型」

起承転結型は、主に小説をまとめたい人におすすめです。小説を読むと、その直後は感動したりしますが、後でストーリーを忘れてしまったということもありますよね。

そこで役に立つのが起承転結型で、どんな物語だったかを確認しやすくなります。簡単に箇条書きのようにまとめたとしても、おそらくストーリーを思い出すことができるでしょう。

簡単にまとめられる上に、後で思い出しやすくなるのは大きな魅力ですが、やはり再読も楽しみたいという人にはおすすめすることができませんね。

「感想型」は気持ちも思い出させる

感想型は、その名通り本を読み終えた後の感想を書いていくスタイルです。素直に思ったことや感じたことを書くだけなので、すごく書きやすいというのが魅力!

また、後で読み返してみると、その本を読み終えた際の気持ちも思い出さしてくれます。再び同じ本を読んでみて感想が変わることもあり、そうした変化を楽しめるのも魅力といえるでしょう。

ただ、あくまで自分の思ったことや感じたことを書いているので、本の内容を把握したい人には向いていませんね。

問題意識があるなら「意見型」

意見型は、自分の意見を中心にまとめていくスタイルです。ある物事に対して問題意識をもっている人におすすめすることができます。

といっても、もちろん自分の意見を書くだけではなく、本から得た視点や解決策などをつけ加えていくスタイルです。

そのため、自分の意見により説得力をもたせられるのに加え、物事に対して多角的に見る力を養うことができるのも魅力といえるでしょう。

また、自分の意見でまとめる際には、その根拠や裏づけも必要になってくるため、ネットなどで調べる必要も出てきます。リサーチ力が身につくのも地味に嬉しいポイントですね。

さまざまな型を組み合わせるのもおすすめ!

さまざまな型を紹介してきましたが、どれも独立したスタイルというわけではなく、いろいろと組み合わせるのもおすすめです。

読書ノートの上部に「図解型」、中央部には「感想型」、下部には「コピペ型」のように組み合わせることで、より魅力的な読書ノートができあがるでしょう。

また、ビジネス書の場合は「図解型×意見型」、小説やエッセイでは「起承転結型×コピペ型」のように分けるのもいいでしょう。

何にせよ、なるべく自分にとって続けやすいスタイルから選ぶのがおすすめです。

【読書ノート】補足情報

読書ノートに書いておくと便利な補足情報を紹介していきます。

誰が書いていたかを明確にしたいなら「著者名」や「タイトル」

後で振り返った際に、誰が書いていたかを明確にしたいのであれば、著者名や本のタイトルも併せて書いておくべきです。どちらか一方を選ぶのであれば、やはり本のタイトルがいいでしょう。

本のタイトルさえ分かれば、今の時代はすぐに検索することができるので、誰が書いていたかもすぐに分かります。

著者名やタイトル以外にも、出版社や発行年月日、読了日などは必要や目的に応じて書いておくべきでしょう。

「ページ」は本まで遡りやすくなる

読書ノートを読み返すと、どのような内容が書いてあったかと本までさかのぼりたいときも出てきます。

そこで役に立つのがページで、実際に書かれていたページをメモしておくことにより、簡単に該当箇所まで遡ることができます

より著者を知ることができる「おすすめ本」

本を読んでいると、その本の中で別の書籍をおすすめしているケースも数多くあります。そのおすすめ本も忘れないようにメモしておくといいでしょう。

その本を忘れずに読むことができれば、著者の考え方や価値観をより深く知ることができます

おしゃれに作りたいなら「表紙」もおすすめ!

図解型も含め、読書ノートは殺風景というか、シンプルになりすぎる傾向があります。

もちろんカラーペンなどを使うのもいいですが、本の表紙を縮小コピーして貼りつけたりすると、おしゃれなノートに変わることもあります。

また、本の表紙には著者名やタイトル、出版名など書かれているので、ただ単におしゃれになるだけではなく、いち情報源としても役に立ってくれます。

特に小説や漫画の表紙は出版社がこだわっていることも多いので、おしゃれなノートにしたいけど、やり方が分からないという人は表紙を貼ってみるのもおすすめです。

まとめ

さまざまな読書ノートの作り方や書き方を紹介しましたが、いろいろと組み合わせてみることで、魅力的な読書ノートを作り上げることができます。なるべく続けやすいスタイルから選べば、読書ノートは遠回りのように見えますが、意外と近道であるのかもしれませんね。

この記事を書いた人
モノカフェ編集部

本・書籍、映画・ドラマ、旅行・グルメを中心としたエンタメ情報を発信しています。さまざまなライターが執筆中!随時募集しています。

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