ビジネス用語「キャッシュ・フロー計算書(CF)」とは?

コラム
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  • キャッシュ・フロー計算書(CF):ある一定期間における企業の現金の流れ(キャッシュフロー)を表す財務諸表の一つ

キャッシュ・フロー計算書はある一定期間における企業の現金の流れ(キャッシュフロー)を表す財務諸表(決算書)の一つで、「CF(Cash Flow Statement)」「C/F」などともいわれています。

そもそもキャッシュフローとは「お金(=キャッシュ)の流れ(=フロー)」を意味し、下記の式でも表すことが可能です。

  • キャッシュフロー=キャッシュイン(企業にお金が入ってくること)-キャッシュアウト(企業からお金が出ていくこと)

つまりキャッシュ・フロー計算書を見ることにより、「どれくらいの現金が入ってきたか」「どれくらいの現金が出ていったか」などが分かります。

またキャッシュ・フロー計算書は「営業活動によるキャッシュ・フロー」「投資活動によるキャッシュ・フロー」「財務活動によるキャッシュ・フロー」に分かれており、それぞれの活動におけるキャッシュフローも確認できます。ちなみにそれぞれの意味は下記の通りです。

  • 営業活動によるキャッシュ・フロー:企業の本業である営業活動による現金の動き
  • 投資活動によるキャッシュ・フロー:企業の投資活動(設備購入や設備売却など)による現金の動き
  • 財務活動によるキャッシュ・フロー:企業の財務活動(銀行からの借入や借入金に対する返済など)による現金の動き

キャッシュフローは「営業活動」「投資活動」「財務活動」の3種類に加え、それぞれにプラスとマイナスがあるので下記のような8パターンに分けられます。

  1. 営業CF()投資CF()財務(
    本業で儲けているにもかかわらず、資産を売却して資金も調達している。将来的に大規模な投資を行う可能性がある
  2. 営業CF()投資CF()財務(
    本業で得た利益と資産売却で得た資金を借入金返済に回している。財務の健全化を図っていると考えられる
  3. 営業CF()投資CF()財務(
    本業で儲けながらも資金を調達し、積極的に投資活動を行っている。今後成長していきそうな企業とも捉えられる
  4. 営業CF()投資CF()財務(
    しっかりと本業で稼ぎを上げられており、それを設備投資と借入金返済に回している。キャッシュフローの理想形ともいわれている
  5. 営業CF()投資CF()財務(
    本業でキャッシュが生み出せていないため、資産売却と借入金で穴埋めしている。金融機関の融資次第では苦境に陥る可能性もある
  6. 営業CF()投資CF()財務(
    本業で稼げておらず、資産売却により借入金を返済している。売却できる資産があるうちに、本業を回復させる必要がある
  7. 営業CF()投資CF()財務(
    本業では稼げていない状態だが、借入金により投資活動を行っている。将来的に成長する企業や事業を再構築している企業などの可能性がある
  8. 営業CF()投資CF()財務(
    本業で稼げていないにもかかわらず、投資も借入金返済も行えている。過去に蓄積した資金により行っていると考えられ、その資金があるうちに本業を回復させる必要がある
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