NYダウ(ダウ工業株30種平均)とは?
米国株式市場の動向を把握するための代表的な株価指数の一つ
NYダウ(ダウ工業株30種平均)の意味・由来
NYダウは経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』を発行するダウ・ジョーンズ社が発表している米国株式市場の株価指数の一つです。
正式名称は「ダウ工業株30種平均」ですが、工業株だけではなく幅広い業種から構成されており、「ダウ平均」「ダウ平均株価」「ニューヨーク平均株価」とも呼ばれています。
1896年から算出がはじまった歴史のある株価指数で、現在はニューヨーク証券取引所やNASDAQ(ナスダック)に上場している代表的な30銘柄の推移をもとに算出されます。
また30銘柄の株価を一定の値で割ることにより算出しているのも特徴で、その算出方法は日経平均株価(日経225)にも取り入れられています。
銘柄の入れ替えは不定期に行われているほか、厳選に厳選を重ねた30銘柄から算出されているため、米国株式市場の動向を把握するために重要な指標といえます。