大人として何ができるのかを考えさせられるドキュメンタリー映画『SNS-少女たちの10日間-』

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SNS-少女たちの10日間-』は、チェコで制作されたドキュメンタリー映画です。子供を持つ親御さんにとっては気分を害する作品になるかもしれません。

本作では幼い顔立ちの成人女優3人が登場し、「12歳の少女」としてSNSに登録し、ユーザーがどんな反応をするのかを観察します。すると大勢の男たちが反応。彼らは言葉にするのも汚らわしい内容のメッセージを送りつけたのです。後半には万が一のためにもガードマンに待機してもらいながら、実際に男と対面しているシーンもあります。

本作を見て印象的だったのは、男たちの年齢です。40~50代。中には孫がいるお爺ちゃんの姿もありました。さらには映画スタッフの知人男性も…。彼らは12歳の少女を「おもちゃ」として扱っているのですから信じられません。

また「悪いのは大人だけ」と、簡単に決めつけられない現実もあります。男たちは「お金をあげるから裸になってほしい」と要求。お金に目がくらみ、実際に写真を送ってしまう女の子もいるようです。相手から何を言われても、絶対にあってはならない行為です。なお実験に参加した女優たちは、精巧に作られた裸の合成写真を送付しました。

気分が悪くなる本作をあえて観てほしい理由は、子供たちにSNSの使い方を伝えるためです。SNSの事件で、被害者になるのは子供たち。未来を守るために、大人として何ができるのかを考えさせられる映画でした。

作品情報

監督バーラ・ハルポヴァー/ヴィート・クルサーク
キャストテレザ・チェジュカー/アネジュカ・ピタルトヴァー/サビナ・ドロウハーなど
上映時間1時間44分(2020)
ジャンルドキュメンタリー
受賞・候補歴
視聴ページ(Amazon)https://amzn.to/3yIqxWY

【プチ情報】映画『SNS-少女たちの10日間-』で決められたルールとは?

ドキュメンタリー映画『SNS-少女たちの10日間-』ではプロジェクトを進めるうえで、初めにルールが決められています

  1. 自分からは連絡しない
  2. 12歳であることをハッキリ告げる
  3. 誘惑や挑発はしない
  4. 露骨な性的指示は断る
  5. 何度も頼まれた時のみ裸の写真を送る※偽の合成写真
  6. こちらから会う約束を持ちかけない
  7. 撮影中は現場にいる精神科医や弁護士などに相談する

こうしたルールのもとで行われましたが、結果的に2,458名もの成人男性が卑猥な誘いを仕掛けてきました。また実際の犯罪の証拠として、チェコ警察が動く事態にまで発展することに。特に「12歳であることをハッキリ告げる」というルールは逆にいえば、相手は12歳であることを知りながら近づいたともいえ、「いい大人が子供相手に何をしているのか」などの声が上がっています。

この記事を書いた人
TANK

WEBライター。1978年大阪府生まれ。趣味:映画鑑賞/海外ドラマ鑑賞/イラスト。DVDレンタルと書店員を経てライターに。イラストは息抜き程度で腕前は素人。ACIDMANとLINKIN PARKのファン。保護猫と同居中。

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