人気メーカー・Ankerの裏側に迫ったビジネス書【カスタマーサポートも戦略的に強化】

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高い機能性やシンプルなデザインなどで、多くの人から支持されているAnkerアンカー製品。僕もモバイルバッテリーを長く使わせてもらっていますが、これだけ機能にも、デザインにも優れた製品を安く提供できていることに疑問を感じた人も少なくないのではないでしょうか。

松村太郎さんの『Anker 爆発的成長を続ける新時代のメーカー』では、低価格で高品質な製品を提供する人気メーカー・Ankerの裏側に迫っています。ここ何年かで急成長を遂げているAnkerグループですが、当初は意外にもハードウェア製品の開発やデザインに詳しい人材がいませんでした。しかも、非常に激しい価格競争に晒されがちなコモディティ製品で勝負を挑んだのです。

新規に参入しても成功が難しいといわれる分野で、Ankerグループは結果的に2011~18年の8年で売上高を約8500%にも拡大させることに成功しました。どのようにして成功を収められたのか、どのような点にこだわってきたのか、また今後どこを目指して新たに進化していくのか。本書では、そうした裏側が明かされています。

あえて販売チャネルを1本に絞る合理的な判断や人財にも徹底的にこだわり抜く姿勢なども面白かったですが、最も印象的に感じたのは顧客との向き合い方です。その例として、Ankerは戦略的にカスタマーサポートを強化していることが挙げられます。なぜ強化しているのかというと、カスタマーサポートにおける顧客との関係性こそ早く成長するために必要なことだと捉えているからです。

またカスタマーサポートから得た問題点をもとに行う改善が非常に早いという点にも凄さを感じ、何と早ければ2か月で問題が解決された製品に入れ替わると書かれています。特に日本やドイツの顧客は改善点があれば、それを評価から差し引く傾向にあるため、少しでも早く問題を解決した製品を市場に出すことが重要になるようです。

このようにカスタマーサポート(=顧客からの声)を大切にし、圧倒的なスピードで改善していくという点からは学べることも多く、本書ではより具体的なエピソードも交えて解説されています。それ以外でも何にこだわって取り組んでいるのかを知ることで、自分の仕事やビジネスにも活かすことができるでしょう。

書籍情報

Anker 爆発的成長を続ける 新時代のメーカー

楽天市場 Amazon Yahoo!ショッピング honto 紀伊國屋書店
出版社マイナビ出版(2020/4/28)
ページ数208ページ
ジャンルビジネス
この記事を書いた人
エラシコ

WEBライター。1994年神奈川県生まれ。趣味:読書/サッカー/映画鑑賞。好きな作家:東野圭吾/アガサ・クリスティー/ヘミングウェイ。好きな芸人:千鳥/オードリー/ダウンタウン。現地でクラシコを見るのが夢。

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