【50人が選んだ】<アガサ・クリスティー>人気おすすめランキング16選【小説編】

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「ミステリーの女王」とも評されるアガサ・クリスティーは、数多くの名作を生み出したイギリス生まれの小説家です。累計発行部数は世界で20億部を超えていて、今も新たなファンを獲得し続けています。ただ、あまりにも名作が多すぎて、どれから読もうかと迷いますよね。

そこで今回はクラウドソーシングでアンケートを実施し、その結果をもとにおすすめ作品をランキング形式でまとめています。その作品を選んだ理由なども紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

※【アンケート調査概要】内容:おすすめのアガサ・クリスティー作品を教えてください!/実施時期:2021年5~6月/回答者数:50人/有効回答数:50件

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【アガサ・クリスティー】人気おすすめランキング

2021年5~6月に実施したアンケートをもとに、アガサ・クリスティーのおすすめ作品をランキング形式で紹介していきます(ネタバレなし)。

【1位】『オリエント急行の殺人』(13票)

全員に完璧なアリバイがある

ポアロシリーズの第8作目である本作は、長距離夜行列車を舞台に描かれた推理小説。あるアメリカ人富豪が何者かに刺殺されたため、同じ一等車両にいたポアロが捜査に乗り出します。乗客や車掌に事情聴取を行いますが、何と全員に完璧なアリバイがあったのです。

基本情報

出版社早川書房(2011/4/5)
ページ数413ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/ドラマ

評価・レビュー

  • 真相と結末が全然予想の出来ないものだったのがかなり衝撃でした。ストーリーも展開が多く最後まで飽きずに読めましたが、最後の予想外の終わり方が特に印象的でした。(30代男性)
  • 映画で見てから本作を読んだのですが、乗客一人一人に話を聞きなんと全員にアリバイがありなかなか犯人まで辿り着けず、捜査が難航するけどそれもまた楽しい永遠の名作です。(50代女性)
  • 有名な作品で読んでみたのですが、途中からハラハラワクワクな展開ばかりが続き面白かったです。犯人も誰か分かってスッキリしましたし、文章も読みやすくて良かったなと思います。(30代男性)
  • 長距離移動は新幹線や飛行機という人には、斬新な設定かと思います。列車の旅に行きたくなります。映画化もされていますが、一度原作を読んでから映画をご覧いただくとより楽しめると思います。(40代男性)
  • 私を推理小説ファンにさせた一冊。本を読むのは正直苦手だったが、謎解きの面白さに引き込まれ一気読みしてしまった。同時に名探偵ポアロの推理力と人間味に魅了され、その後ポアロシリーズに夢中となった。(40代男性)
  • 何度読んでも、飽きない作品です。幼い頃から、何度も読んでいますが、毎回面白いと思えるのは作り込まれた設定や世界観に引き込まれるからです。ありそうでないストーリーに、アガサ・クリスティーの文才を感じます。(20代女性)
  • ポアロシリーズの一つで映画にもなっている作品ですが、日本語訳として本にもなっています。1930年ころからある推理小説としては、読んでいてわかりやすく、犯人像やストーリーを楽しめる作品の一つだと思います。(40代男性)
  • 元々、名探偵ポワロ・シリーズは大好きでしたが、それはテレビで見たりしたからです。自分自身で読んだ本としては、何と言いましても「オリエント急行殺人事件」です。あの結末は、全く想像できませんでした。是非とも一読いただきたい名作だと思います。(50代男性)
  • アガサ・クリスティ作品で1番といったら『オリエント急行の殺人』しかないでしょうというくらいに有名です。各所にでてくる謎、積み重なっていき、それが少しずつ解き明かされていくミステリーの快感。最後まで想像をかき立てられて気持ちが良い作品です。(30代男性)
  • 有名な作品ですが、読んだことがなかったので、読んでみました。よくあるミステリーだと、中盤でなんとなく流れがわかってしまいますが、この作品は最後まで何が起こるか分からず、続きが気になってしまい、徹夜で読みました。ぜひ皆さんも読んでみてください。(20代男性)
  • 名探偵ポアロシリーズの傑作作品、オリエント急行の殺人。突然車内で起きた殺人事件、すべての乗客には完璧なアリバイがある中、偶然居合わせた名探偵ポアロが謎を解いていきます。ミステリー好きにはおすすめです。連続ドラマにもなった名作ですのでとても面白いと思います。(30代女性)
  • アガサ・クリスティーの著書の中でも名作の一つとして数えられることが多く、映画やドラマなどに何度もなった作品。美しいヨーロッパの冬の中を進む豪華列車オリエント急行の中での殺人事件。いったい誰が犯人なのか。読み進むうちにポアロの鋭い感覚に驚くミステリー小説で、鉄道ファンにお勧めです。(60代女性)
  • 忘れもしない中学生の時にミステリー好きの祖父にすすめられ、初アガサにハマった、個人的に記念すべき作品。大雪で立ち往生となった「オリエント急行」の中で起きる殺人を描いたスリリングなミステリーです。容疑者の数、なんと12人!なのに全員にアリバイがあるというものすごい設定。ぜひ中高生に読んでほしいです!(50代女性)

【2位】『そして誰もいなくなった』(12票)

男女10人が一人ずつ殺されていく

孤島に集められた男女10人が登場する本作は、アガサ・クリスティーの代表作ともいわれる名作。年齢も職業も違う、面識すらもない彼らですが、次々と童話の詩になぞらえて殺されていきます。だんだんと疑心暗鬼になっていく様子からも、最後までハラハラドキドキしながら読めるミステリー小説です。

基本情報

出版社早川書房(2010/11/10)
ページ数387ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/戯曲/ドラマ

評価・レビュー

  • アガサクリスティを知らない人でもタイトルは知っているぐらい有名な作品。そして最高傑作ともいわれています。(40代男性)
  • みんなそれぞれになぞがあったり、闇みたいのがあるのがだんだんと出てくるのがおもしろくもあり、ゾクゾクするように思います。(40代女性)
  • ある人物から孤島の邸宅に招かれた10人の男女たちが順番に不審死していく不思議な事件に興味が湧き、色々と考えさせられる点が面白かった。(40代男性)
  • ミステリーの世界的なベストセラーということで期待して読み始めました。その奇想天外な結末まで、ドキドキ、ハラハラが止まりませんでした。(30代男性)
  • ミステリー好きには欠かせない一冊です。途中で本を閉じることなく、時間を忘れて読み切ってしまうと思います。最後まで緊張感があり、意外な結末に誰もが驚かされると思います。(40代女性)
  • 孤島に面識もない人達が集められるという状況にとてもワクワクさせられて心をつかまれた。次々と殺人が行われていき犯人を予想しながら読んでとても楽しめた。推理小説の傑作だと思います。(30代男性)
  • そして誰もいなくなったは、アガサ・クリスティーの執筆活動中期の作品で、代表作とも称されます。作家として充実した時期で、安定感を覚えます。舞台や映画など原作を離れて多くの方に親しまれ、クリエーターを刺激する名作です。(50代女性)
  • とある場所に集められた一見なんの関連もなさそうな人達が次々殺されていくお話なのですが、犯人探しも勿論面白いですが、次自分が殺されるかもという恐怖がハラハラします。そして、最後まで読まないと犯人像が全然掴めなくて没頭出来るのもオススメです。(20代女性)
  • ミステリー好きでなくても名前だけなら多くの人が聞いたことのあろう有名作。その知名度に惹かれ読んで数年前に見ましたが普及の名作と呼ぶに相応しい傑作でした。見立て殺人等、今でも受け継がれる手法が意味のある形で使われており、各人の行動原理や心理描写も納得できるもので、古い作品であっても気にせず楽しめます。未読、未視聴の方は是非ネタバレ無しで読んでみて欲しい作品です。(30代男性)
  • 私が初めて読んだアガサ・クリスティーの作品です。定番ですが、読んでみて人気である意味が分かりました。読んだきっかけは、定番のミステリー小説を読みたいと思ったからです。誰もが題名を知っている作品で、読んだことがなかったので興味が湧きました。文章も読みやすくて、どんどん先に進んでしまい、読み終わってから少しだけ怖くなったのを覚えています。最後に題名の意味を悟り、「なるほど」と納得しました。(30代女性)
  • アガサ・クリスティー作品の中で、特に有名な物の一つです。ドラマ化や映画化などもされているため、タイトルを聞いたことがある方も多いと思います。何者かに孤島に集められた10人が次々と殺され、最後に衝撃の事実が明かされるといった、クローズドサークルと呼ばれる分野の傑作です。100年以上前の作品だとは思えないほど、今も色鮮やかで洗礼された物語となっています。徐々に明らかになっていく状況を推理しながら、フーダニットを楽しんでいただきたい作品です。(30代女性)
  • 近年、日本でも和製版として放送された世界中で有名なアガサクリスティーの代名詞にもなる作品「そして誰もいなくなった」をおすすめします。横溝正史なども良く使う「見立て殺人」、そして本格推理の愛好家に好まれる「嵐の山荘」をほどよく混ぜた名作だと思います。また、当然人が減っていけば疑心暗鬼は強くなり、浜辺などで行われる推理対決などちょっとした冒険要素も見ものです。ネタバレははぶきますが、それぞれの歴史が少しずつ語られていき、初期の印象と異なる展開になるところも面白いです。(40代男性)

【3位】『ABC殺人事件』(4票)

アルファベット順に殺される

本作はポアロシリーズの長編第11作目で、アルファベットに関係する連続殺人事件が描いたミステリー小説。最初の事件ではイニシャルがAの女性がアンドーヴァーで、次はイニシャルがBの女性がベクスヒルで殺されます。アルファベット以外の関連性が見えず、一体犯人は誰なのか、殺害動機は何なのか

基本情報

出版社早川書房(2003/11/10)
ページ数412ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/漫画/ドラマ

評価・レビュー

  • 作品名がありふれていて取り敢えず何となく買ってみた。ストーリーの展開が早く面白くインパクトが有る作品です。(40代男性)
  • タイトルが良かったので作品を読んで見たのですが、上手な内容だったので予想以上のゾクゾクを味わえた作品で大変面白かったです。また、最後まで飽きずに見られたかなと思います。(50代女性)
  • 題材の通りabc…と順番に標的になり、ストーリーが繰り広げられていくのですが、巧妙に書き上げられています。先が気になり、読書が苦手な人でも世界観でサラサラと読み終えられると思います。オススメです。(20代女性)
  • なんと言っても、A・B・Cのアルファベット順に起こる殺人事件という設定に興味をそそられます。ストーリーの展開や物語の作り方が上手いのでページをめくるごとに小説の世界に引き込まれます。そしてラストのどんでん返しが圧巻の作品です。(40代男性)

【4位】『アクロイド殺し』(3票)

さまざまな論争を巻き起こした名作

1926年に刊行された本作は、ポアロの隣人・シェパード医師による手記という形で展開されていきます。地元の名士であるロジャー・アクロイドが何者かに刺殺され、ロジャーの姪・フローラはポアロに真相解明を依頼。ちなみにシェパード医師は、ポアロの助手役として捜査に協力します。

基本情報

出版社早川書房(2003/11/30)
ページ数445ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/舞台/ドラマ

評価・レビュー

  • フェア、アンフェア論争があったということで私が読んだ高校生のころにはこの論争を事前に知っていたためなんとなく真相は予想できた。しかしながら当時としては画期的なトリックだったのだうと想像できる(50代男性)
  • アガサ・クリスティーの代表作の一つであり、推理小説の傑作です。怪しい人が次々と登場し、まんまと騙されます。読み終わると、あちこちページを戻って読み直したくなります。ネタバレになってしまうので、詳しく書けないのが辛いです。(50代女性)
  • 事件の真相に本気で衝撃を受け、読み終えて数十年経った今もなお忘れられない一作です。この一作があってこそ、その後の数々のミステリーが生まれたといっても過言でない作品です。このトリックは出したもん勝ち、だからこそ、特にミステリーをまだあまり読んでいない人にお薦めです。とにかく、何の前提知識もインプットしないまま読んでみてください。事実に驚かされること間違いありません。(40代男性)

【4位】『スタイルズ荘の怪事件』(3票)

アガサ・クリスティーのデビュー作

本作はポアロシリーズの第1作目、かつ1920年に発表されたデビュー作です。旧友の招きでスタイルズ荘を訪れたヘイスティングズでしたが、到着早々に屋敷の女主人が毒殺される事件に巻き込まれることに。彼女の死に疑問を抱いたヘイスティングズは、あの風変わりな旧友・ポアロに捜査を依頼します。

基本情報

出版社早川書房(2003/9/30)
ページ数361ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックスドラマ

評価・レビュー

  • ポアロシリーズの第一作目かつ、アガサ・クリスティーのデビューのデビュー作です。シリーズ作品でもあるので、結構楽しめると思います!(20代男性)
  • やはり、アガサクリスティ作品には欠かせない、エルキュール・ポアロの初登場は是非とも読んで欲しいと思います。そして、ポアロがいかにずば抜けて素晴らしい探偵なのかを知って欲しいです。(40代女性)
  • アガサ・クリスティのデビュー作。話の初めから出てきた手がかりが終盤で見事に回収され、二転三転としながら最終的な犯人が判明していく、というミステリー小説です。とても分かりやすく見やすい小説となっているのでオススメです。(30代男性)

【4位】『ナイルに死す』(3票)

豪華客船を舞台に描かれる長編ミステリー

美人な資産家・リネットは夫とともにエジプト旅行を楽しんでいましたが、夫の元婚約者・ジャクリーンがつきまとってきます。夫とはジャクリーンから奪うように結婚したとはいえ、その行為にいら立ちを感じていました。ある朝リネットの死体が発見されるのですが、やはり嫉妬による凶行なのか。

基本情報

出版社早川書房(2020/9/11)
ページ数460ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/戯曲/舞台/ドラマ

評価・レビュー

  • エジプト旅行に向かう夫婦が乗った豪華客船で起こる事件を、偶然乗り合わせたアポロと言う人物が解決していくミステリー。人物描写も特別で、とても面白いです。(20代女性)
  • かなりの長編です。アガサクリスティのミステリーに必須のポアロが謎解きをしてくれますが、登場人物のちょっとした仕草などから推理していくストーリーはかなり惹かれるところです。(40代男性)
  • ナイルに死すのおすすめは、読み進めるにつれて、もうページをめくる手が止まらないほど、犯人は一体誰なの??そして動機は一体何??が知りたくて知りたくて、強く引き込まれる作品です。お勧めします。(30代男性)

【4位】『春にして君を離れ』(3票)

女の迷いを描いたロマン・サスペンス

本作の主人公は、よき妻、よき母であると自負しているジョーン・スカダモア。ただ、娘の見舞いを終えてイギリスに帰る途中、ふと今までの人生を思い返しているうちに、自分の家族などについての認識に疑問を感じるようにも。ミステリー好き以外にもおすすめできる作品です。

基本情報

出版社早川書房(2004/4/16)
ページ数331ページ
ジャンルサスペンス
受賞・候補歴
メディアミックス舞台

評価・レビュー

  • 事件が起きて犯人を当てる推理小説ではなく、だんだんと家族と自分の真実がわかっていくサスペンスですが、みたくない自分の心のそこを覗かされるような怖さがあり、とても面白いです。(20代男性)
  • 主人公の女性は夫と子供に恵まれ幸せな人生に満足しています。しかし、娘が入院しているバグダッドへの見舞い帰りに出会った友人との会話によって、今までの人生の考えや行動を思い返し疑問を抱きはじめます。殺人事件は起きませんが人間の心情変化がとても面白い作品です。(30代男性)
  • アガサ・クリスティーと言えばミステリー小説で有名ですが、今作『春にして君を離れ』はミステリーではありません。初めて読んだ時、アガサ・クリスティーの作品だと気づかなかったくらいです。しかしアガサ・クリスティーの真骨頂とも言える作品なのでミステリー派の人にもオススメです。(30代女性)

【8位】『おしどり探偵』(1票)

若夫婦が登場するコミカル短編集

秘密機関』にも登場する冒険好きなトミーとタペンスが主人公で、2人は有名な名探偵たちを真似するという手法をとっています。ある日から国際探偵事務所を任せられることになるのですが、持ち前の旺好奇心で、さまざまな謎や事件を解決していきます。2人の軽妙なやりとりを評価する声が多いですね。

基本情報

出版社早川書房(2004/4/16)
ページ数444ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックスドラマ

評価・レビュー

  • あまり怖い小説は苦手な私ですが、ミステリーが好きなので、ライトミステリーのこの作品はピッタリでした。ミステリーのおもしろさと、二人の探偵の人間関係で心が暖まりました。冒険の要素もありますので、コロナで外出しにくい人に気分転換としておすすめです。(50代男性)

【8位】『火曜クラブ』(1票)

みんなで真相を推理し合っていく

本作には、ミス・マープルが初登場する「火曜クラブ」を含めた短編13編が収録されています。マープルの甥により、それぞれが知っている迷宮入り事件などを語り、その解決を推理し合う火曜ナイトクラブが創設。さまざまな職業の人が集まりますが、結局マープルがすべて解き明かしていくことに。

基本情報

出版社早川書房(2003/9/30)
ページ数453ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックスアニメ

評価・レビュー

  • 記念すべきミス・マープルシリーズ最初の作品でもあり、代表的な安楽椅子探偵作品の一つ。有名な作家の作品ということで手に取ってみましたが、登場人物が謎を持ち合うため、読み手も登場人物もその都度頭を悩まさせられるのですが、ミス・マープルの手で次々と謎が解決されていく流れは爽快です。事件に立ち会った探偵、刑事が謎を解き明かすのではなく伝聞を基に推理していくというスタイルの作品は、この作品で初めて読んだのでいまだに印象に強く残っています。間違いなくお勧めできる作品です。(30代男性)

【8位】『カーテン』(1票)

ポアロが解決する最後の事件

1975年に発売された本作の舞台は、デビュー作にも登場したスタイルズ荘。すっかりと身体が弱くなってしまったポアロですが、無関係に見える5件の殺人事件の真犯人がスタイルズ荘にいると言います。ヘイスティングズは半信半疑ながら代わりに調査を進めると、ある人物の恐ろしい一面が明らかに。

基本情報

出版社早川書房(2011/10/7)
ページ数376ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックスドラマ

評価・レビュー

  • 名探偵ポアロの最期の事件です。それだけでも悲しくショッキングなのですがお話自体も「こんなはずじゃないでしょポアロ!」といいたくなるような内容で続いていきます。ですが最後にどんでん返しが待っています。このお話を読むとなんだかすごく寂しく感じますが読むべきだと思います。(50代女性)

【8位】『ゼロ時間へ』(1票)

人の命を奪う瞬間・ゼロ時間に向けて

ひらいたトランプ』などにも登場するロンドン警視庁のバトル警視が活躍する本作。事件が起こる前の部分が細かく描かれているのが特徴で、誰が殺されるのかというハラハラドキドキ感も味わえます。すべての真相が分かったとき、ゼロ時間が何を意味しているのかに驚かされるでしょう。

基本情報

出版社早川書房(2004/5/14)
ページ数382ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/ドラマ

評価・レビュー

  • 今でこそ古典となり、フォロワーのフォロワーなどに紛れて真新しさは感じられないかもしれません。エンタメ的に派手な要素もありません。それでも本当にお手本のように綺麗にまとまった一冊だと思います。登場人物全ての人間関係や過去から現在に至るまでの人生の変遷などが、この短いページ数にまとまっているのかと、読む度に新たな発見があり驚かされます。個人的に、ミステリにおいて嫌いな要素は超常的な存在です。この作品にも一点、さりげなくではありますが重要な要素として存在するところに初めは嫌悪感があったのですが、見事に本筋を侵すことなく回収されます。こまやかな組み立てに感動する一冊です。(40代女性)

【8位】『茶色の服の男』(1票)

ロマンスも描かれる冒険ミステリー

本作の主人公は、考古学者の父を亡くしたアン・ベディングフェルド。たまたま外国人男性が何者かに驚いて転落する場面を目撃し、その死を確認した怪しげな医者が落としたメモを拾います。そこには暗号ような文字が記されていて、結局好奇心旺盛なアンは南アフリカ行きの船に乗ることに。

基本情報

出版社早川書房(2011/4/5)
ページ数528ページ
ジャンル恋愛/ミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画

評価・レビュー

  • 父を亡くして天涯孤独となったアンが、傷心を癒すべくロンドンへ旅立ったところ、人身事故を目撃、落ちていた謎のメモを拾ったところから人生が大きく変わり、巨大組織の陰謀に巻き込まれてゆく、冒険ミステリー。誰がクロでシロか、どんでん返しあり、ちょっとロマンスありで手に汗を握るシーン満載。けれどスケールが大きく、それぞれの人物が生き生きと魅力的に描かれていて、読後の爽快感がたまらない。(50代女性)

【8位】『ねずみとり』(1票)

テンポよく読み進められる

会話中心でテンポよく展開される本作の舞台は、若夫婦がマンクスウェル山荘で開いたゲストハウス。そこにあるラジオは殺人事件が発生して犯人が逃走中であることを伝えていました。ゲストハウスには老若男女の宿泊客がいましたが、そのうちの一人が何者かに殺されてしまうのです。

基本情報

出版社早川書房(2004/3/16)
ページ数201ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス舞台

評価・レビュー

  • ロンドンのウェストエンドでロングランを続けている戯曲で、登場人物同士の会話だけで、とストーリーが展開していくところが醍醐味です。謎解きはもちろんのこと、ゲストハウスの広間という空間で繰り広げられる人間ドラマに魅せられます。(50代女性)

【8位】『白昼の悪魔』(1票)

美しき元女優が絞殺される

ポアロシリーズの本作では、避暑地・スマグラーズ島で起こった殺人事件が描かれています。元女優で奔放なアリーナ・マーシャルが何者かに絞殺され、殺害動機を持つ容疑者が浮かび上がるもアリバイが…。捜査は難航してしまいますが、最終的にはタイトルにもなっている悪魔を見つけ出します。

基本情報

出版社早川書房(2003/9/30)
ページ数394ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス映画/ドラマ

評価・レビュー

  • 地中海のスマグラーズ島が舞台となっていて、ミステリー好きにはとってもわくわくする設定です。アリバイ崩しが一つの焦点となっていて、最後まで楽しめます。(20代男性)

【8位】『バートラム・ホテルにて』(1票)

高級ホテルの裏に隠された真実

本作は1965年に刊行されたミス・マープルシリーズで、舞台は古き良きエドワード朝時代の面影を残すバートラムホテル。ミス・マープルは懐かしい思い出を求めて訪れましたが、常連客の牧師が行方不明になったり、ついには殺人事件まで起こったりと、だんだんとホテルの闇も明らかになっていきます

基本情報

出版社早川書房(2004/7/15)
ページ数414ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックス

評価・レビュー

  • クリスティー作品にはご存じポアロもの、ミス・マープルもの、トミーとタペンスもの、パーカーパインもの、一般人もの等々ありますが、文学としてもサスペンスとしても面白いものは、ポアロものよりむしろミス・マープルもの、主人公が一般人ものだと思います。挙げればきりがありませんが、その中のミス・マープルもの「バートラムホテルにて」は、高級ホテルバートラムホテルでのヴィクトリア朝の趣を残したホテルの描写、一見何の変哲もなさそうな宿泊客、そこに愛すべき甥に滞在させてもらうミス・マープルがやがて洞察する驚くべき謎。高級文学を読んでいるような格調の高さと、ミス・マープルの推理の融合が最高に面白い!(60代女性)

【8位】『ポアロ登場』(1票)

アガサ・クリスティーの初短編集

1924年に発売されたポアロ・シリーズの短編集である本作には、失踪や盗難、誘拐などに関する物語が14編収録されています。「<西洋の星>盗難事件」では中国人らしき人物から脅迫状が届き、ダイヤ所有者はポアロに守ってほしいと依頼。ところが、結局ダイヤは盗まれてしまうのです。

基本情報

出版社早川書房(2004/7/15)
ページ数398ページ
ジャンルミステリー
受賞・候補歴
メディアミックスアニメ/ドラマ

評価・レビュー

  • アガサ・クリスティー作品に登場する探偵役の中でも、エルキュール・ポアロは特別な存在です。お好きな方も多いかと思います。そのポアロが初めて登場したのが、この『ポアロ登場』です。忙しくてじっくり本を読む時間がない方でも、この本は短編集なので、ちょっとした隙間時間に読むことができます。また、この本の中で特に注目したいのは「チョコレートの箱」という作品です。自分の推理力に自信を持っているポアロの失敗が描かれています。おそらく唯一の失敗談なのではないでしょうか。ご興味がある方は是非どのような失敗をしたのか、お読みいただけたらと思います。(40代女性)

まとめ

2021年5~6月に実施したアンケート結果をもとに、アガサ・クリスティーのおすすめ作品を紹介しました。やはり『オリエント急行の殺人』『そして誰もいなくなった』を傑作に上げる人が多かったですが、それら以外の作品もスリリングさやハラハラドキドキ感などを味わえるのでおすすめです。